殿(しんがり)はいつも殿(との) 公演情報 殿(しんがり)はいつも殿(との)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★

    ごめんなさい
    ストーリーもきちんとしているし、内容も良い話で感動もできるし、
    いろいろな面で凝った作りでした。
    ただ、どうしてもという感じで笑いを取りに来るところが
    コントのように感じられてしまい、わたしには合わないようです。

  • 満足度★★★★

    ネタが多い。
    純粋に話の会話で笑わせるというより、
    設定と小ネタと役者の演技で笑わせるというイメージがある。
    確かに面白いことは面白いのだが、波に乗った笑いではなく、
    単発単発で、面白いのだが、残念という不思議な感じがした。
    その小ネタが一級品なのだが(笑)

  • 満足度★★★★

    安定のクオリティ
    安定のクオリティで笑わせてくる。が、今作は場転の繋がりが悪く個々のエピソードがバラバラに感じる。コント集観ているみたいな感覚。ラストの泣かせも狙い過ぎ。もうこの劇団に求めるクオリティが相当高くなっているからかもしれない…

    ネタバレBOX

    笑いの部分についてもブラックで、ギリギリアウトな感覚が薄れていて、誰にでも笑える要素が増えたのは残念。キャラの出落ち感が増していて、セリフで笑える要素が減ったのも好みから外れる。ちょっと厳しいがそれだけ期待していた。
  • 満足度★★★★★

    面白かった
    初めてのPMC野朗観劇
    45分という短い時間でどういう風な作品にするか
    楽しみにしていました

    期待以上の面白さで大変楽しい時間になりました

    PMCの公演では初主演という岡本さんはじめ
    皆さんの演技力に感心

    これからも注目したい劇団さんです

  • 満足度★★★★★

    スケールの大きなナンセンスギャグと夫婦愛と
    「下でない」吹原戯曲の真骨頂?
    スケールの大きなハナシにナンセンスな笑いもたっぷり盛り込んでいながら、最後には夫婦愛でホロリとさせて…ま、「泣かせ逃げ」なのはズルい気もするが。(笑)
    かつての「よ〜いドン!!死神くん」における親子愛もそうだったけれど、家族愛をこんなにもストレートに描きながら、クサくならないのは凄いことだと思う。
    ナンセンスギャグとの絶妙なコンビネーションのなせる技かしら?

  • 満足度★★★★★

    伺いました。。
    シアターKASSI以来・・”前説&余興コーナー”部門を合わせ2冠達成おめでとうございます。過去から宇宙への壮大な一大スペクタクル・・まさに”HARAKIRIネバーエンディングストーリー・・”短編を総動員で全力で・・ってゆうのがイイですね~。余韻はDVDで堪能させて戴きました。。

  • 満足度★★★★★

    各賞総ナメ作品
    「殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)」は今年上演された
    PMC野郎の作品の色々をギュッと詰めてキレイに整理して
    ブラッシュアップされた濃密な出来栄えとなり、入団8年目に
    して初主演となるCR岡本物語が扮した殿が切腹する事を
    中心に見せたSFファンタジーコメディとでも言うべきか。
    次から次へと畳み掛ける笑いの数々の先に、柔らかく
    提示される夫婦愛の美しさは観る者の胸を揺さぶり
    心鷲掴みにされる。一見バカバカしい設定の数々と見せて
    よくぞここまで練られた秀逸な出来栄えの脚本と
    それを具現化する俳優陣の上手さ。
    登場人物が、6劇団最多であるのにスッキリしたキャラの
    数々。圧倒的でした。今頃、絶賛収録中!頑張って欲しいです。

  • 満足度★★★★★

    期待通りの面白さ
    6作品中これが最期。期待にたがわぬ面白さ。次から次ぎえと、笑いの矢を打ち込んでくる。さすがはPMC。
    PMCとアガリスクがこのフェスティバルでは群を抜いていたように思う。
    去年優勝ということなので、今年はアガリスクを一等として推したい。

  • 満足度★★★★★

    私はこれに投票。祝・グランプリ!/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
    チャンバラシーンはあるわ宇宙船のシーンあるわ、八方破れでどうなることかと思った話を実に上手く着地させていてお見事!

    ギャグも役者酷使ネタなどドタバタ色の濃いものから下ネタにブラックジョーク、知的でスマートなネタまで振り幅大!

    物語にもギャグにも見られるハンパないレンジの広さが吹原作品の魅力ですな。

  • 満足度★★★★

    抜群の安定感
    期待を裏切らない安定の面白さ。
    自分の中では、序盤の爆発力は6作品中断トツでした。

    ネタバレBOX

    江戸時代の展開が抜群に面白かったです。
    特に、家康と宗肉の無礼講のくだり、斎藤とまつの稽古のくだりがお気に入りです。
    ただ、そこからの展開がちょっとペースダウンしたように感じました。
    (それでも十分面白いのですが)

    タイトルのオチが今ひとつ腑に落ちなかったのと、
    ヤカンのネタ(舞台裏を走る)がちょっとひっかかりました。




    [memo]
    とある文学賞作家の死後、遺品の中から私小説が見つかる。
    宇宙船で地球を脱出。とある惑星で謎の光を浴びて不老不死になった兄妹の話。
    それから数千年が経ち、江戸時代に。
    その時代では殿様として暮らしていた。
    家康から切腹を言いつけられるも死ぬことができない。
    襲いかかってきた家康たちを返り討ちにして、その後家康に成り代わる。
    妻と出会ったことでやっと死ぬことができた。(だから悲しまないで?)
    私小説は妻を殿(しんがり)から見守っているよというメッセージ?
  • 満足度★★★★★

    初PMC野郎
    観ました!北区AKT STAGEの井上賢嗣さんが出演されていたので応援に駆けつけましたが、開演前からツボにはまりました!しかも出ないと言うw笑いました、面白かったです!PMCの方々も最高です、また次回が観てみたいです。
    是非優勝して欲しいです!

  • 満足度★★★★★

    ネホリーとハホリー☆
    (^^)/2014/09/24(水)の昼、目白で
    [黄金のコメディフェスティバル2014]の
    「パーチーム」の
    『ポップンマッシュルームチキン野郎』の
    【殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)】
    を観てきました☆
    面白かったです。
    観劇日記をブログに書きました。

  • 満足度★★★★★

    短編なのに
    PMC野郎のエッセンスがぎゅ〜っと詰まった作品。ふざけながらも、命や愛という高尚なテーマに触れている。

  • 満足度★★★★

    流石!
    45分という短い尺の中に程よく詰め込まれた沢山の笑いと少しの涙。至福の時間に浸れました。

  • 満足度★★★★★

    殿はいつも殿
    黄金のコメディフェスティバル、参加作品。
    ポップンマッシュルームチキン野郎さんの『殿はいつも殿』はさすがの力業で、客席を圧倒してくれました!

    これからが本当に楽しみな劇団であり、作、演出の吹原幸太さんは、直ぐにもメジャーになるだろう

  • 満足度★★★★★

    喜劇
    コメディとは何か、コメディの存在意義とは何か、といったテーマに真正面から挑んだ良作。

    ネタバレBOX

    徹頭徹尾ダメな男による不器用な愛のお話であって、それ以外のなにものでもない。
    笑いの要素が観客に響こうが響くまいが、それすら愛情の深さを物語るエピソードに換えてしまう構成力はお見事という他ないだろう。
    喜劇というものに対する劇団の深い愛情を感じ、嬉しく思った。
  • 満足度★★★★★

    最高に笑った!!
    PMC野郎のお芝居は今回初めてみました。
    『PMC野郎は面白い』と噂では聞いていた
    ものの、あくまでも噂。
    まずは真っさらな気持ちで観てみたい!と
    作品に対する前情報なしで観に行きました。
    そして、やられました。
    開演前にまず怪しい2人から目を離せずww
    幕が開いてからも、笑いっぱなし!!
    ネタバレになるからかけないけど、
    笑いのツボが沢山ありました、ありすぎました。
    もう、全員素敵キャラ過ぎますって!!
    個人的にはあのヤカンの人がww
    目の前だったこともあり、色々見えたり
    聞こえたりして笑いが止まらずお腹痛かったww
    でも、笑うばっかりではなく、ジーンときて
    感動もしましたよ。
    28日のぶっ通しスペシャルも行くのでもう1回
    観れるのが楽しみです。
    PMC野郎の本公演もぜひ観たい!!
    なので、絶対観に行きます(*^_^*)
    素敵な時間をありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    これ、二連覇行ったね
    と脚本を書いているときから、ほくそ笑んでいる吹原さんの姿が、舞台の中からうっすらと見えたようだ。
    心なしか、舞台の上でも彼の口元がほころんでいたように見えた(ウソです)。

    きちんとストーリーが組み上がり、遊びはあるが無駄はない。
    きちん面白いし、きちんと笑わせてくれる作品だ。
    いつものポップンマッシュルームチキン野郎(長いので以下、ポップンマッシュルムチキン野郎、とする)だ。
    ただし、ファンとしては……。

    ネタバレBOX

    いつものとおりに、確実に面白い。
    物語の軸に少し恥ずかしい感じのイイ話があるのもいつものとおり。
    しかし、「いつも」とは少しだけ違う。

    前回優勝者であり、今回も勝つ気満々だから「いつも」とはほんの少しだけ変えたのだろう。
    それは優勝すると「テレビ放送」があるからだ。
    「いつもの」彼らはもっとアブナイネタや下ネタが多い。
    しかし、勝ってテレビ放送となれば、そのままでは放送できない。

    前回優勝のときには、脚本に手を入れ、放送用バージョンとしたものがオンエアされた。
    (それはそれで面白かったのだが、舞台バージョンとの違いとか)
    その作業と練習は意外と大変だったのではないだろうか。
    だから、少し勘ぐってしまえば、今回は「そのまま」でいける作品にした。

    とは言え、それでも彼らの面白さには変わりがない。

    幕が上がる前から彼らの勝負は始まっていて、サイショモンドダスト★さんが、ニワトリのメイクを客席で行う。そのやり取り、台詞の練習から、観客は彼らに飲み込まれている。
    ここも上演時間の45分に含めないとダメだろ! と目くじらを立てたいところだが、これも「いつもの」彼らなので、問題はない。2番手なので、観客は確実に観てくれる。

    そして幕が開き、「ああ、この夫婦の温かい話になるんだな」と読めてしまうのだが、それでも、関ヶ原から未来の宇宙空間まで飛び、その展開は読めないし、それが面白い。

    展開の途中に現代のシーンを挟むことで、場面展開もうまくでき、彼らの舞台が初めての観客にも、「この老夫婦(の妻)がいることを忘れないでね」ときちんとアピールする。
    だから、いきなりもとに戻るのではなく、ソフトランディングでラストに向かう。
    そういうテクニックがうまいのだ。

    時代劇のチャンバラも面白いし、「いつもの」とおりに被り物たちも面白い。
    ヤカンのシーンなど、いい塩梅でストーリーの脇に行くのもさすがだ。
    いろいろ挟まる小ネタも無駄がないし、本編を邪魔しない。
    余裕があるし、物語がしっかりしているからそれができるのだ。

    父親の残した自分の過去の話が、実は、という着地点は、彼らだからできる着地点なのだ。
    すなわち、いつも何でもアリな彼らだから、観客はこのハチャメチャな過去の話も、この作品の中では「ホンモノ」だと思い続けることができるからだ。
    観客の持つ劇団へのイメージを逆手にとった見事なストーリー展開だ。

    だから、父親の本当の過去がわかっても、観客はどこか、そのわかった過去とハチャメチャな話が合体するのではないか、と思っている。
    しかし、そうではなく、しっとりと終わるのだが、唐突感もなければ、最初からわかってたよ感もないのだ。
    (途中まで「火の鳥」かよっ って思っていたのはナイショ・笑)

    父親役(最初は後ろ姿だけ)の加藤慎吾さんが宇宙編では話の中心人物を演じ、CR岡本物語さんが戦国時代の中心人物を演じて、それがごっちゃになっていくところがうまいと思うし、ラストに彼らが入れ替わるというシーンも効いてくる。
    物語がきちんと収まるべきところに収まった。

    役者ももちろんいい。
    これだけ大勢がわずか45分の舞台に出ているのだが、無駄はないし、ダレることもない。
    中でも、やはり殿様を演じたCR岡本物語さんがいい。この戦国時代(から江戸時代)のエピソードの中心をきちんと持っていく。登場人物も多いし、立ち回りもあるのにもかかわらず、存在感を「面白く」示しているのだ。

    唯一残念なのが、先に書いたとおりに、「毒」が少々薄まってしまったかな、というところだ。
    「毒」があっても、「イイ話」に着地して、そのバランスが見事なのが、この劇団のいいところなのだから。

    で、ちなみに、これって、あれでしょ、「殿」を「しんがり」と読むことを知ったからのタイトルでしょ? 違います?
    そして、タイトル『殿(しんがり)はいつも殿(との)』と読ませているが、『殿(との)はいつも殿(しんがり)』と読んでも大まかには意味は変わらないですよね。
  • 満足度★★★★★

    最高のタイトル
    タイトルからしてもうやられた感じで、早く殿に会いたいと思っていたが
    さすが吹原幸太さんの脚本が巧い。
    時空を超えた行き来の見せ方や、賑やかなキャラの登場、
    それでいて最後はやっぱりほろりとさせるバランスの良さ。
    CR岡本物語さんのマジな殿様ぶりが意外にはまってとてもよかった。
    立ち回りにも迫力があり、脱がなくてもとっても素敵(笑)
    細くてきれいな野口オリジナルさんも今回はずっと服着てた…。
    家康を演じたNPO法人さんのたぬき親父ぶりも良かった。
    サイショモンドダスト★さんの贅沢な使い方も含めて、
    ポップンは役者の魅力を引き出すのが上手いと思う。
    そして何と言っても、この“荒唐無稽な設定”とほのかな“夫婦の情愛”を
    45分にきっちり収める吹原幸太さん、やっぱりすごいわ。

    ネタバレBOX

    開演前に客席で(!)メイクを手伝わせていた、ニワトリの着ぐるみの
    サイショモンドダスト★さん、台詞の練習までしていたのに本編に出てこないという
    この辺からしてもう可笑しい。

    期待させて外す、期待させて期待通り…そして期待以上の細やかな情愛。
    この構成が巧いので、時空を超えた荒唐無稽な展開もすんなり入ってくる。
    登場人物が多いのもポップンの特徴だが、机だのやかんだのというキャラ軍団だから
    キャラが混同しない、っていうか混同しようがないので本筋を邪魔することがない。

    シリアスな本流からナンセンスや下ネタ(今回は封印?)などの支流が細かく分かれ
    45分後には観客を巻き込んで怒涛の勢いで海へと流れ込む→そして感動の夕凪…(涙)
    吹原幸太さん30代前半だというが本当は45歳くらいじゃないかと思うほど
    このあたりが練れていて素晴らしい。

    当然のようでもありますが、優勝おめでとうございます。
    次はもっと危なくて、ブラックで、すっぽんぽんな舞台を期待しています!

  • 満足度★★★★★

    笑って泣ける、PMC野郎の時代劇
    二連覇がかかった状態なのに、初の時代劇に挑むということだったので、どうなることかと思っていたのですが、流石PMC野郎。唯一無二のPMC野郎流時代劇に仕上がって居ました。
    45分でも、いつもの魅力がぎゅっと詰まっています。
    キャラクター達もやっぱり魅力的。美津乃あわさんは、その無駄遣いっぷりもあわせて必見です。
    そして、観終わってから改めて『殿はいつも殿』というタイトルの素晴らしさを感じました。最優秀タイトル賞をあげたい。

    ネタバレBOX

    しっかりとした時代劇としてはいろいろとアウトだったと思いますが、始まって早々に英語を不自然なまでに使いまくるので、「これは時代劇ではなくて、PMC野郎流時代劇だ」と構えずに観ることが出来ました。
    そして、最終的に結局は、主人公が妻を悲しませないために書いた、フィクションの私小説だと判明する。
    それによって、「時代劇としてはいろいろとアウト」でも良いことになるのです。あくまでフィクションであり、頭空っぽにして読めるように、と書かれたものなのですから。
    そこが本当に上手いなと思いました。初めてのジャンルを、こんなに上手く自分のフィールドに変えられるとは…。

    宇宙船の中の、何故か生命を持ってしまったもの達が本当に魅力的でした!かわいい!PMC野郎に欠かせない被り物たちですね。
    そして今回初主演のCR岡本物語さん、とても良かった。あの殿は岡本さんにしか出来ない殿だと思います。名前が本当に美味しそう。

    笑うだけ笑わせてもらい、最後には切なくも温かい気持ちにしてくれる作品でした。
    あえて言うならば、笑いの部分に「テレビを意識して作っているのかな?」という物足りなさを感じてしまった。
    でも、参加する場に合わせた作品作りをしているというのは正しいことだとも思うので、その辺りは、今後の本公演に期待したいです。

    『殿はいつも殿』というタイトルですが、「自分は死によって妻の前から姿を消すが、目には見えずとも、殿(しんがり)はいつも自分が守っている」という意味の最後の台詞に繋がっているのだと思うと、本当に素晴らしいです。

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