満足度★★★★★
わかりやすい贔屓
中村涼子を観に行った。
配役が素晴らしい☆5
これじゃこの場にそぐわないので少し頑張ってみる。
今更感でいっぱいだが…記憶の捏造が無いことを祈りつつ書く。
登場人物は16人。
舞台は100分。
この人数をわちゃわちゃさせて、全員の印象が残る構成になっていたのは凄いことだと思う。
1人6分で自己紹介されても絶対覚えられないが
•誤魔化し上手な彼女
•バッキャロ〜め!一人芝居
•旦那のT履きギター
•一片の悔いなしコーラス
•言い過ぎベース先生
•言われ過ぎ虚ろ目チータードラマー母
•ゲス
•バツ3バブル
•やべぇ!眠い!石炭
•クレー射撃は麻薬のレスラー
•車幅オーバー縄文杉
•ノルマがキツくてテルミン演奏
•ふんっ!恐怖のむこう側見せてやんよ
•すごく安い満喫暮らし?黙示録優等生
•ナレーションカイジ
•ゴミみたいな人生な恋の狂戦士(バーサーカー)しもっち
何とか全員出た?くらいキョーレツなキャラ達だった。
あらすじ
元女子校生徒が30歳の節目の同窓会に集う。
優等生が先生の誕生日に合わせて開催するも、中心にいるのは恋の狂戦士しもっち。
(ナレーションカイジ曰くズベ公。)
過去にしもっちから数々のトラウマを植え付けられた先生は、あまりの恐怖で大それた仮病(脳卒中からの記憶喪失)を装い逃走してしまう。
しかし先生は良い先生過ぎたため、生徒達は先生の仮病を心から心配してしまう。
奇蹟を起こしてやる!と息巻いて当時の思い出であるバンドを再結成するドタバタ劇。
本筋は人生につまずいた優等生が黙示録カイジ(パチンコ)にハマり身を崩す。最後に皆に会ってから死のうとするも、皆のパワーと先生のメッセージが伝わって、元気になるってお話。
遠近様々な射程で回収される仕込みギャグが見事。
「○○でゲス」なんて、油断した頃に出てくるから笑わずにはいられなかった。
欲を言えば
客の笑いでセリフが消されてたのがもったいなかったなと。
とは言え、しもっちの演技でセリフ飛ばさず演じ切ってるんだから十分凄いよねぇ。
なんだ、結局ズベ公が全て悪いのか。
満足度★★★★
面白かった!
凄い楽しかった!かぶりつきだったので、色々どアップが過ぎる所もあったけど、それも含めて大爆笑。そして最後ちょっと泣いた。バンドものはラストで残念なことがあるけど、演奏もダンスもとっても良かった♪
満足度★★★★★
夏には
少し熱いところもありましたが、楽しかったです!ステージに16人は窮屈に感じるところもあったので、ポイント部分で勢揃いする演出でもよかったように思いました。生演奏、いいですね!!
満足度★★★★
ただただ楽しい
難しく考えること無く、ただただ気楽に楽しめる作品だったと思います。
重い話になってしまいそうなところも、結局はことごとく軽い話になっていたところが(借金の話や、恩師の病気の話)、いっそ清々しくて良かったです。
人数はそこそこ多めだと思うのですが、それぞれ、出番の多い少ないはあれど、しっかりキャラ立ちしていたのがすごい。
(当日パンフレットにも、軽いキャラ紹介があったら、どれが誰かわかりやすくてよかったなーと思います)
個人的にお気に入りなのは、松本まこと(小岩崎小恵さん)と五十嵐とうこ(井口千穂さん)。
バンド演奏も上手すぎないところが、逆にそれっぽくて良かったです。
でも、少しギターの音が大きすぎた気も…。
あと、暗転多めの芝居が苦手なので、そこが少し残念でした。
満足度★★★★
面白かった!
強烈な個性を持つ女の子ばかりの、30歳を節目としたリメンバー青春コメディ。とにかく、深く考えさせられる要素がないストーリーで、単純に心から楽しめました・・♪
満足度★★★★
女性の30歳同窓会って…
本公演、一部加筆した再演だという。そして作・演出のA・ロックマン氏のあいさつ文にはお気に入りとあり、自信作を窺わせる。実際、楽しく面白い、というのが第一印象である。
まず、脚本の面白さである。当然何らかの訳ありがあり、芝居は盛り上がるのだが、やはりお約束通りあった。結末は…観てのお楽しみだが、自分も他の方がネタバレで書いたことを想像していた。
演出は、同窓会メンバー一人ひとりを丁寧に紹介し、状況説明を上手く行っていた。それも主要キャストはピンで、それ以外のキャストは、ダブル、トリプルなど複数にすることで軽重を持たせるところが良い。演技はどのキャストもキャラ(メイク、衣装なども含め)を上手く作り込でおり上手い。そして演技力の差をあまり感じさせないところがよかった。
同窓会メンバー以外のキャストも含め、16名の女性の生き活きした芝居は元気がもらえる…と思う。
さて、もう一度あいさつ文を引用させていただくが、「最初に断言しておきます。この作品にメッセージも訴えたい事もなにもありません!!」とあるが、これは逃げ口上か、謙遜か、はたまた自信の裏返しか。
いずれにしても高校卒業後の12年間の女性のいろいろを観(魅)せてくれた好公演だった。
満足度★★★★★
笑顔になりました
女性が集まると華やかですし、それぞれの個性があるから迫力がありますし、とっても見応えがある舞台でした。
生演奏もダンスも良かったです。
たくさん笑が散りばめられているので、終演後もニヤニヤしちゃいました。
チグサちゃんは相変わらず可愛かったー!!
満足度★★★★★
ある意味で小劇場演劇の鑑。
おそらく2014年の東京でこの作品を観るであろう客層に、あの「30歳女性」にリアリティがない点だけが惜しい。あれ15年前の30歳像だ。
作・演出Aロックマン氏?が当日パンフに書いている通り、本当に何も残らない!それなのに何かいいものを観た感じを覚える不思議な作品。
思えばブルーハーツの歌詞なんかも本当は大したこと言ってない。リンダリンダやトレイントレインではなくチェインギャングを持ってきたセンスは称賛すべき。
いわゆるドタバタギャグのレベルが高い。よくある舞台でのドタバタはみんなあっちこっちで好き勝手に騒いでるだけで全体として成立してないものが多いが、これはきっちり細かいボケまで回収していて、全体の何割かを占める、いまいち清潔感に欠ける顔芸も許せる。
役者の技術水準が平均して一定以上でないと到達できない領域。
本間理紗。
見目麗しい担当だと思っている。ちょっと鼻声かな?
(この舞台のために始めたのでなく)もともと叩いてたドラムが本当にうまい。手数や複雑なプレイという意味ではなく、スネア8連打、リムショット、ハイハットまわりの手首の使い方など玄人はだし。ただ力いっぱい叩けば大きな音が出るのではなく、打楽器の鳴らし方がわかっている。演奏しているときの表情も演技なのか素なのかわからないくらいいい。
イシトヤチグサが少し前に入院していた、そして若干大きくなったのが心配だったが、本人によると「(演出家に?)やせるのを止められた」ということなので、じきに元に戻ることだろう。役柄にはかえって合っていたし。
満足度★★★★
JKとキャッツアイ
16人ものかわいい女子たち♪が小さな舞台で大きくハジケてました。
常連さんがたくさんいて彼女たちのパフォーマンスをすごく盛り上げていました。お客様を大切に、そして愛されている劇団さんのようです。
僕も笑わせてもらいましたし、たくさんの笑顔で癒されました。
ラストの生演奏はかっこよかったです。練習したんだろうな~がんばりました。
ダンスシーン、案内役のアルバイト、衣装交換(みんなかわいい♪)ちょうど良かったです。墓参りに行かずにごめんなさい。ご先祖様~。
満足度★★★
芸質を高めて欲しい
笑いのレベルが低い。老け顔だの、お尻が大きいだの、×三だの、TV番組じゃあるまいし、舞台女優なら、間の取り方を外すとか、観客の予想を良い意味で裏切るとか、頭の良さをみせる芸を演じて欲しい。劇場に足を運ぶ観客のレベルは、TV番組なんか馬鹿にして基本的には見ない者も多いのだから。まあ、女子の一途な面を表した最後の部分は、良かったので、星は、三つを差し上げるが、劇場に足を運ぶ観客のレベルにも思いを馳せて欲しい。
狂言回しとしてボンゴレロッソの店員が、色々、采配を振るう形をとるが、こんなに単純なストーリーに、この役は必要あるまい。もっと、シナリオの流れだけでキチンと分からせる努力をすべきだろう。シナリオライターの手抜きである。