満足度★★
そんなにイタさやコワさは感じなかった
想像していた不思議系な話ではなかったかなぁっと。
割と普通(失礼)の不幸話(と言い切ってもいけないですね)だったと思えた1時間20分
満足度★★★★
スラップスティック&リーンカーネーションホラーコメディー
ひとまず、コメディーっぽい作品なのだが、テーマは、浮気である。コメディーで浮気とくれば、もう定番。演劇ファンには、既に目に蛸ができるほど観飽きたパターンであるから、そこから先、どう勝負してくるかが、焦点だ。
だが、今作、幾つか重要な捻りがある。基本的にカラッとしていない。喜劇の定法として、ドライなタッチは、観客を笑わせる為に最も大事な要素の一つだ。そんなことは重々、承知しているであろう、この作家、敢えて、自分の描きたい世界・世界観を描いている。(追記後送)
満足度★★★★
不気味な咆哮
“家には獏が棲んでいる”という設定が面白く、獏の存在が不気味に効いている。
現実にはあり得ないほどいくつもの“びっくり再会”が重なるという不自然な展開も、
コメディ仕立てにしたことで笑って受け入れられる。
コメディ要素の割合や配分は、もう少し工夫の余地があるような印象を受けた。
隙なく振り切れた演技を見せる中山絵里さんが面白い。
衣装や照明が繊細でとてもよかった。