期待度♪♪♪♪♪
観たい!!!
劇団チョコレートケーキの新作というだけで、大いに期待してしまう。
そして、このテーマ。
今の社会状況に、このテーマをぶつけてくる批評性に感服。
素晴らしい。
期待度♪♪♪♪♪
もう、絶対に見たい!
この劇団の演技力でどこまで歴史に迫れるか、今からドキドキします。テロリスト達は一度銃撃に失敗していますよね。皇太子夫妻が乗った車は明らかに一度被弾しており、それでも夫妻はオナラブル・デューティーからか、パレードを続行している。いったいどういうせめぎあいがあったのか、どういう思惑があったのか、ぜひ見てみたいです。
期待度♪♪♪♪♪
パースペクティブ
歴史は、複雑な綾で、定説は、その時代、その場所の支配層に都合の良い解釈でしかない。それが、常識だ。つまりいくらでも書き換えられるのだ。事実ばかりがうすら笑いを浮かべているのだが、この事件が、本当に第一次大戦のキッカケであったかどうかは兎も角、象徴的メルクマールであったことだけは確かだろう。そして、若者たちが描いた頭でっかちな革命的パースペクティブの是非も問われることになるだろう。寧ろ、こちらが、中心になりそうな気がする。何れにしても楽しみな切り口だ。流石である。
期待度♪♪♪♪♪
この日を境に何が終わって、何が始まったのか…
歴史に「if」が派生しうるなら、21世紀の大事件は ほぼ「霧」に終わった。
1968ロバート・ケネディ(弟)暗殺は、同氏支持者による混乱を避ける目的で急遽、ホテルの裏口ではなく、レストラン従業員用の通路を利用したためであるし、1989ドイツ東西統一は政府報道官が過労気味だったゆえの誤情報が発端だ。
ニュースの中心人物に蚊が吸い付き、「うっとおしいんですけど」という感情が露わになれば、未来の歴史教科書は一変する。これが「if」だ。「if」とは、軍事バランス、ポリティカル・パワー、大衆世論より、むしろ「人間」の影響下にあるシーソーだ。
我が国の政治においても、「失言」から閣僚が追い込まれると、次の日には「辞任ドミノ現象」が開始されている。その「失言」はクーラーが故障して室内が かなり高温だったことが原因かもしれない。
『劇団チョコレート ケーキ』が1914年6月28日を舞台化する。
それは、「if」ではない。
日澤、古川が 参考文献を買い漁り、新聞記事や実際のインタビューを緻密に再構成した社会派である。
演劇ならではのインクで示せば「ifの人間らしさ」にフォーカスする描写だろう。
しかし、彼らの解釈はセンチメンタリズムではない。役者が歴史の事実を そのまま背に負うファクターであり、退屈な形式論を正当化する演技をしてくれる。
「事実」と「if」
帝国劇場ミュージカル『エリザベート』(東宝)のように、ハプスブルク家の栄光、凋落、悲劇のドラマを描く舞台は煌びやかだ。
だから、私は 進言する。
『劇団チョコレート ケーキ』らしい、灰色がかった社会派エッセンスを、100年前の{オーストリア、ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴビナ}に投影せよ。
期待度♪♪♪♪♪
今の我々にもわかる形で
この劇団について毎回思うことですが、歴史的事実を基にした内容を、現代の日本人にも感覚的に理解できる形にして上演できるのは凄いと思います。今回も、そう取り上げられることの多くない事件を舞台化するということで、期待が持てます。
期待度♪♪♪♪♪
背景に潜むもの!
いつも骨太の奥深い芝居を見せてくれるチョコレートケーキ。
ハプスブルク家の末期に関わるサラエヴォ事件単なる歴史劇にとどまらぬ舞台であろう。是非とも観たいです。
期待度♪♪♪♪♪
観たくて観たかった。
自分が出演を企む劇団のひとつ。観劇を予定していたのだが、仕事が入ってしまって結局観ることは叶わず。無念である。知人も観に行っているようで、次回作もまた期待です!