満足度★★★
ひと言でいえば、群像心理劇、です。
シアターノーチラスさんのお芝居、確か、これで4回目の観劇。でぇ、毎回、感じるんです。夏の陽射しに首筋の辺りを焦がされるような、背中の汗でワイシャツがへばりついたような、違和感・不快感・不調和音。なら、観なきゃいいだろ!と突っ込み、入れられそうですけど、何て言ったらいいのかなあ…そうっ!コーヒーみたいなもんです。苦み&渋み&酸味&香り…いろんなもんが合わさっての、自分の生き方・ヒト様の生きざま。そんなことを思い知らされるんですね、ノーチラスさんのお芝居。
満足度★★★★
不気味な…
新任教師のトラウマと偽善が見事に表現されており、少し怖いような印象を受けた。舞台は、教室内の椅子の配置を変えるだけで状況説明をしているが、そのシンプルさが逆に教師という職業の独自性を際立たせていた。どの社会でも体面を気にするが、それを教師・学校という側面を十分意識させる演出は見事であった。学校内という限定的な場所での濃密な会話劇だが、観劇後の心象は…さほど強くなかった。学校内での出来事、人事関係など場面ごとの見ごたえはあり、説得力もある。しかし、その描き方が散らばったままだ。新任教師へ向かう話の展開は終盤になってから集約される。その点が少し残念でならない。
満足度★★★
相変わらずの事なかれ主義!
先生という職業が聖職といわれていた時代は去り、所謂親方日の丸化しているのか?身近で不道徳と言われるようなことするアホ教師は、(新任教師の動機はともかく)追及されて然るべき。物事の本質を見ず、その場しのぎで自分たちの周りだけ平和な日常を求める公務員の発想やっぱりーって感じです。
満足度★★★
相変わらずの事なかれ主義!
先生という職業が聖職といわれていた時代は去り、所謂親方日の丸化しているのか?身近で不道徳と言われるようなことするアホ教師は、(新任教師の動機はともかく)追及されて然るべき。物事の本質を見ず、その場しのぎで自分たちの周りだけ平和な日常を求める公務員の発想やっぱりーって感じです。
満足度★★★★
観劇の感想です。
初日と土曜日2回観ることが出来ました.
シアター711は席が変わっていたので驚きました.でも好きな場所です.見やすいです.
お芝居の方は,なかなか見応えのあるお芝居できちんと作られていて良かったと思いました.役者さんは背の高い男の先生がさらりと嫌みをいう感じで現実感もありよかったです.女性問題の先生は申し訳ないですが気持ち悪く、こういう人本当にいそうと思ってしまいました.自分は本気という割に身勝手で気持ち悪いです.(お芝居として良かったという意味です.)全体的に高レベルな感じがしました.
満足度★★★
ミスキャストかな・・・と
あくまで個人的な感想ですが、主役の女優が、物語で語られているような女性に見えませんでした。すみません。お芝居自体は熱がこもっていましたし、台詞も聞きやすく良かったのですが、ずっと役と役者に違和感があって、そのため(あともうひとつ開演前の出来事も重なり←どうでもいいのでネタバレ欄で)、集中できずに、ちょっと残念な印象に終わりました。
役者さんたちは、上手な方とそうでもない方がいましたが、みんな熱演でした。
「日常の中には常に非日常が潜んでいる」というメッセージは伝わりました。
最後、後味がよくないのも、そういう話なのだろうと納得します。
満足度★★★★
日常に隠れた非日常の不気味
日常的安定という当たり前で空気のような状態が如何に脆く不安定かは、誰も気付こうとしない。無論、それが空気のようにありきたりだと思っているからだが、大地が安定しているように思えても、実は、マグマの上に乗った薄い皮膚のようなものでしかないという事実は火山の爆発が無い限り忘れられがちだ。(追記後送)
満足度★★★★
芝居見物では
観劇マナーに協力をと思ったさ
わざわざ開演直後にカサカサと飴の包み開いたりして欲しくはないですね
(髪の毛の白くなった齢を重ねた方は御自分では気付き難いでしょうから、
親しい周囲の人がそれとなく教え込むべきと思いますね。)
(メモを取ってる人の腕にぶつかっても謝罪できないような方だったしなぁ)
という開演前後で精神に少々ダメージを受けたが、
上演作品は大変気に入ったものでありました。
満足度★★★★
いつも走っている少年
並んだ椅子だけの装置
それが教室にもなり 、職員室にも、或る現場にもなり
舞台の場数を踏んだ、と思われる役者さん まだ若さ、危うさの残る役者さんの演じかたの差はありましたけど 緊迫感のある110分、こちらも集中力を削がずにみることができました
絵に描いたような教師って、いませんよね
登場する教師たちは ある意味わかりやすい。私は、あの美術の先生に共感しました
満足度★★★★
観てきました
「非日常」的なことを、「日常」の中に求めてしまうことは、人間として何も間違ってないと思います。ですがその好奇心が一線を越えると、犯罪やテロに繋がってしまうのかもしれません。犯罪者がこんな単純な理由で問題を起こしてるとは言いませんが。行き場のなくなってしまうその好奇心を消化するために、人は「日常」に潜む「非日常」を虚構の世界に求めるのだと思いました。
苦手な…感じ
後味は…良くない。ある意味、それは狙っての事なのでしょう。途中からいろいろ不愉快…これも狙った通りなのでしょう。チラシも、凝ってるんでしょうが、とても読みにくい。劇場の椅子はとてもお尻が痛く、空調は異常に暑い。これも一連の狙いですね。