燃ゆる 公演情報 燃ゆる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.6
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★

    だいたいわかったのですが
    もうちょっと具体的な「火」が見えると面白かったと思います あとはみんなの動きのそろい具合とかが。

  • 満足度★★★

    わかりづらい
    表面的に見えてるストーリーの裏にこめられていた別のストーリー、他の人の観てきたを読んで気づきました。それをふまえて思い返しても、新しい火がどれで、昔ながらの火がなになのか?いまひとつ特定できなかったです。もう少しの観客への歩み寄りもあってはよいのでは!?と感じました。 何度か出てきた、パイプ(タバコ)を吸っているシーンが印象的でした!

  • 満足度★★★

    伺いました。
    ☆2.5(前説加点のおまけ付)

  • 満足度★★

    表層的
    「血の呪縛と伝統」「科学技術の進歩」と言った面白くなりそうな破片は沢山あるのです。でも断片は断片として提示されるだけで話が拡散して終わってしまいます。客にゆだねる趣旨だとしても、あまりにも詰め込みすぎというか、テーマが拡散しすぎておもしろみに欠けました。

    群舞的というか、キャラクターの心情や人間関係が全然掘り起こされていないので、何も胸に迫ってこないのです。原子力発電所の事故を扱いたいのでしょうが、事故が起きた現在、科学技術と人間の幸福、伝統がまさに火花を散らす被災地が存在している以上、人間不在のきれい事は大変空虚です。

    ネタバレBOX

    物語上、キーとなる水野の役が大変弱かった。台本の問題なのか、役者の暗喩的な能力が弱いのかわかりませんが、表層をなでるような役作りが目立ったように思います。流石に演技力は平均的に高いと思ったのですが、役作りが浅く、人間を感じないことが、このようなテーマでは致命的な欠陥となったように思います
  • 満足度

    話はボケていたように思える
    一人留守番させる夫のために何でも作れるようにと小麦粉を置いてゆく妻・・・・。というラジオCMのような自由度の効き過ぎた物語の展開と見せ方はいただけなかった。「自由過ぎるだろう!」っと夫同様に突っ込みたくなる。何となくと臭わせるだけでネタバレも遅々としていて進行速度と話の展開についていくのに疲れた1時間50分。

    ネタバレBOX

    火は特別な血族の人間が燃えることによって出来るそうです。
    フリーという人工の火もあるそうなんですが、天然モノよりは劣るらしい。
    この世界ではどんな流通で火を流用してるのか?どんな意味があるのか?
    田舎の火の工場の大釜の火を止める理由があいまい・・・。
    経営を考えると一元化するよりも多元化が経営の基本でしょうに、
    なぜに山間の工場の変換が必要なのか説得力が無かった。
    ラストは結局消えた母の火の代わりに娘が火になったのか?
    謎の火の能力を持つ旅人が再び火を灯したのか?
    まったく明確な情報を与えてくれない・・・・・。
    火の説明に関してもアニメのジャイアントロボの次世代エネルギーみたいな綺麗な見せ方も説明も無く。普通に我々の用いる火みたいでしたねぇ。

    煙草は配慮があり珍しくパイプを用いた芝居は興味深かったが、
    パイプは”くゆらす”だったと思いますにゃ。

    舞台セットのレンガの柱とか照明などは評価できました

    フリーと呼ばれる火(らしいという位でコレもまた明確な説明は無い)の発明者=カンパニーFの水野という男が、ちっと嫌味風なよくあるツンケンとしたスーツ姿のキャリアガールさんと工場の業務提携という乗っ取りに来るんだが。なぜに発明者さんみたいな需要人物が来てるのか?説明無かったな=そこまで重要らしい、ここの工場の立ち位置も・・・。現”火”の着火の時とかに工場長の娘が従業員を燃料にしようとして失敗し、左手に火傷を負った羽鳥はなんでまだここで働いているのか?強い理由も説明無かったデスじゃ・・・。
  • 注意 ケータイゲームで時間を潰す方がマシです


    これほど不快な思いをするとは。




    一応、招待という形であったが、入場を拒絶された。


    結局、「メール担当との連絡ミス」が理由だったが、担当者は
    「おかしいのはお前だろ!」と心中おっしゃりたい口調(敬語)だった。小馬鹿にされたのである。


    「ですから、(この公演は、あなたの目的とは違う)『ノアノオモチャバコ』なんですよ」


    その劇団の本公演を観に下北まで
    やってきたのに…。悲しい。



    しかし、「制作」と「役者」は別物であるという視点に立ち、ぜひ「舞台は見逃してならない」思いから説明すること5分間、やっと調査され、「連絡ミス」をお認めになった。


    「だったらチケット購入すれば いいじゃんか!」


    この意見も採用できない。



    譲れない「筋論」が 存在する。



    この一件はひとえに個人的な「人徳の欠如」に起因するため、話を移したい。




    役者は「重苦しい空気」を醸し出していた。


    「福島第一原発事故」は避けて通れないテーマだろう、と予期はしていたものの、そこに現れた世界はスタジオジブリ『もののけ姫』に共通するファンタジー空間である。


    この劇団の新しい演劇様式は、(例えば)「会社組織」というリアリズムに則りながら、人間が裏にもつ「狂気」を身体表現で明らかにしてしまう斬新さ だ。


    夕暮れを移す照明、緊迫感を優しく煽る音響、山村(工場、バス停)の閉鎖性をモチーフとする舞台セット…。


    それに、岩のような ずっしりとした身体観をもった役者陣が、見事な「溶け込み」を果たしている。


    スタジオジブリ宮崎駿が『もののけ姫』を描いても、どこか私たちの住む街とは違う、「外国」を感じる要因に似ている。


    宮崎駿は「バブル景気に浮かれた日本人」に対する「怒り」がスタジオジブリを創設させた、と監督引退会見で語った。


    その背後に讀賣新聞の影がちらつくが、「対経済社会」への通例批判が「ファンタジー」を製作する原動力となったのである。


    この『燃ゆる』は、大企業が地場工場へ「業務提携」を強引に成立させる点や、工場責任者から従業員に対する「強要」など、「経済社会の負」が透ける。


    ただ、登場人物の「狂気」を明らかにするならば、決して中途半端にせず、「結末」を提示する責務も あったのでは。(観覧舎『幻夜』のように、あえて解釈を任せる舞台はある)


    パズル•ゲームのピースは与えるが、完成した図面を渡さないのは 間違っている。


    いや、幕が降りる直前まで、観客は ひたすら待っていたのだ。



    二度と この劇団を観る機会は ないだろう。
















  • 満足度★★★★★

    俺は好き!
    相反する物事が、時にぶつかり時に調和しつつ話が進んでいく。
    確かに観客に考えさせる部分も多かったが、個人的には「観る者に考えさせる芝居」は好きなので、俺は好きな作品だった。

  • 満足度★★★★

    願わくば
    奇譚にせず、徹底的にSFにしてくれたら最高だと思いました。

    ネタバレBOX

    火口岩という岩の火種を原料にして火を精製する工場が舞台。我々の全く知らない物質やエネルギーを前提にみんなが真面目に取り組んでいて、素晴らしいSFになるとワクワクしました。フリーという新しいエネルギーが出てきて、伝統産業と新興産業の競合などの話になり、その後の展開に期待したのですが、エネルギーを吸収したり放出したりできる旅人の登場によって、結局はファンタジーロマンになってしまいました。

    火口岩から作られるエネルギーと、フリーと呼ばれる簡単に扱える強力エネルギー、さてどちらが化石型エネルギーでどちらが原子力エネルギーなのでしょうか。あるいは、どちらが原子力エネルギーでどちらがこれから生まれる再生型新エネルギーなのでしょうか。

    火口岩から作られた火は、伝統産業という言い方やマッチのイメージから昔風のエネルギーと思われがちですが、元々が青い揺らぐ炎ということから、こちらの方が原子力に類するエネルギーに思えます。一年前に焼失した同業他社の工場とは福島原発の類の建物なのでしょう。火口岩からできたマッチでつけた煙草の煙を異常なほどに嫌がっていたのも、放射能に類する物質が放出されていたからだとしたら納得がいきます。

    フリーという新しい安心なエネルギーが登場したにも拘わらず、既存の産業を守るためと称していったん止めた火を再び燃やそうとし、そして実現させた村社会の人々に、現在の原子力村の人々や現政権の政策を見ているようで恐怖を覚えました。

    変な旅人など登場させず、SFに徹していてくれたらと悔やまれます。
  • 無題1005(14-044)
    19:30の回(曇)。受付開始時間は18:45、18:50会場着、受付、ロビー階段横に「タバコシーンあり、但し模造品である」旨の掲示あり。物販コーナー、過去作品DVD,Tシャツ等、19:00開場。こちらは2 作目(2012/5)。

    煤けた煉瓦の柱(煙突)、上部では赤い火が燃えている。19:25前説(110分、喫煙シーンあり)、19:30開演〜21:22終演。伝奇もの、伝統(意志/石)と効率(科学/安全)、閉ざされた世界への闖入…面白い素材だと思いました。

    松本さんは「巣窟の果て(2013/10@HOPE)」、暁さんは「3.14ch(3作品)」「Please Mr.マーベリック」の作品を観ていました。 当パンの最後、「スペシャルTHANKS!!」にお名前がある望月さん(同姓同名の方でなければ)は、以前、よく劇場でお会いしていました(またどこかで)。

    お話を丁寧につなげ、閉鎖的な村の特異性(隠すべきしきたり)、血を受け継ぐ者の使命と苦悩、滅びと再生などをわかりやすく(観客を誘導)配置すればもっと良くなるのではないかと思いました。

    ネタバレBOX

    「火口岩」から採れる「火」が何をもたらすのか(燃やし続けなければならない理由)、かつてそれが生活の基盤だったことと「フリー」の普及との関係、「火」を「集める者(一族)」と「燃やす者(一族)」の歴史的背景…それは「美味いパイプ」だけでは伝わらないと思います。宿命を背負ってでも守らなければならない「血」とは何なのか。過去、歴史において、その力が働いた事象は何か(富士山の大噴火とか…)。

    衰退する地場産業と最新技術を導入した「科学製品(に伴う安全神話)」との対立は経済成長に伴ってどこにでもあったことで、物語にするためには「村(集団)」の存在をもっと深掘りする必要があると思いました。

    原子力(ウラン鉱のようにそのものには危険性がないが)かと思ったのですが、そうでもなさそうですし、命を削ってでも絶やしてはならないものとしてのインパクト(説得力)がないように感じました。

    また、企業買収する目的が不明瞭。一般的には「設備(規模)」「技術(人材)」「販路(売上)」あたりでしょうが、「フリー」に必要なものは何だったのか…水野の役割(マッドサイエンティスト?)からはよくわかりませんでした。
  • 満足度

    もー才能が枯渇?
    内容は、みんなが書いてる以上に無い♪観て楽しむ作品でも無いから、劇場行くだけ無駄♪
    この団体かなり大昔から時々観てる♪観る度に作品の意味不明さが増す♪その表現方法が、伝えるべきものとの間で正解か真面目に見直す時期では♪

  • 満足度★★★

    ?がいっぱい
    いろいろわからない事がいっぱい。
    ・・・私だけかと思ったら、感想によるとみなさんもそのようなご意見で。
    タバコがけっこう重要なアイテムだったと思うのですが、「本物ではなく模造タバコ」と前説でもありましたが、それはホントにありがたかったです。
    あのくらいの規模の小屋では、あんなに叫ばれるのは、ちょっとキツイかな。

  • 満足度★★★

    行動の理由
    「天然の火」を精製して売る村、という設定や、滞在すると必ず火事が起こる男など
    謎の多い設定がミステリアスでとても魅力的。
    もう少し説明があったらもっと面白くなったような気がするが
    ちょっと観客の想像に委ねられる部分が多すぎてミステリーが消化不良なのが残念。
    村人の行動の深い理由が語られたら、
    「天然の火」が”意志を持つ生きている火”である事が強調され
    さらに奥行きが出たのではないかと思う。

    ネタバレBOX

    特産品の「天然の火」を精製する山奥の工場では
    火口岩(かこうがん)を切り出し、中に火種があるかどうかを探して精製する
    という昔からの方法で生産を続けている。
    そこへ人工の火を大量生産する企業から威圧的な提携を持ちかけられ
    工場長はじめ従業員たちは大揺れ。
    一方ふらりとこの村に現われた若い男は「火を集めてしまう」という特殊な体質で
    長く留まると火災が起こるので、各地を転々としていた。
    工場と大手企業の攻防、天然の火の由来、火傷のある女…と謎が深まる中
    工場の心臓部である大窯の火が消えそうになって人々はパニックになる…。

    人工の火を大量生産することでのし上がって来た新興企業の
    超オタク男(生野和人)が狂喜して挙動不審になるほど
    「天然の火」には温かさがあって素晴らしいという。
    便利で安価なだけでない本物の持つ品質と価値を際立たせた演出は面白かった。
    途中炎を表すような身体表現も役者さんたちの集中力が伝わって来て良かったと思う。

    けれど最後まで明らかにされないことがいくつかあり
    そのせいでちょっと置いてきぼり感が残る。
    私がつかみ損ねているのかもしれないが、例えば

    ○「天然の火」と大窯の秘密(誰かが大窯に入らなければいけないの?)
    ○老人と工場や「天然の火」とのかかわり
    ○提携する企業の言いなりにならざるを得ないほど工場が行き詰った理由
    ○工場長の娘が異様なまでに大窯の火にこだわる理由
    ○旅人が感じた臼井の母の思いとはどんなものか

    等が気になってせっかくの熱演が遠くに感じられた。
    もう少し個々の秘密を解り易く見せても、作品の魅力は半減しないと思う。
    ”意志を持つ火”のエピソードが語られるのを今か今かと待っていただけに
    ちょっと残念。



  • 満足度★★★

    舞台美術とシナリオがイマイチしっくり噛み合わない
     舞台上には煙突が何本もにょきにょき生えている。総て、煉瓦造りの体裁である。殆どの煙突の天辺は、蓋で塞がれ、椅子として用いられている。寧ろ、最初から、この村のイマージュに合わせて、椅子にこんなデザインを施していると解した方が正解だろう。何れにせよ、“揺れる火”国内トップシェアを誇る村の火の精錬に纏わる話である。

    ネタバレBOX

     そも、我々、現在を生きる知性を持つ生き物にとって伝統とは何であろうか? また、革新とは何であろうか? そのことを、神話にも採られた“火”の利用について問うた作品である。“もののけひめ”以前であれば、その慧眼は、それを評価しなかった評論家の汚点として残ったであろう内実を秘めているが、描き方は、やや間接的に過ぎたか。コミットの仕方をもう少し考えれば、更に良い作品になろう。コミットを過不足なく成功させる為に情報収集と適確な分析力を更に高めて頂きたい。
     人身御供の非人間性も、もっときっちり見据えて、ドラマチックに表現しえていたらとは思う。
  • 満足度★★★

    コミュニケーション不在の話?
    観ていた側としては、終始にえきらず、もどかしさたっぷり。火の神秘性をもっと詳しく説明してもらいたかった。

    ネタバレBOX

    会社や村の存続の危機なのに、登場人物が自分が正しいと信じることに固執して、他人のアイデアには耳を貸さない人ばっか。良い意見が個人的な直情で潰されるというシーンの連続に、現代社会に対する批判かなあ?…と勝手に解釈しながら2時間過ごしました。
  • 満足度

    意味不明
    不条理劇なのか?

    この団体、昔ルデコでみた246が好きでした。


    でも今回は?だらけでした。
    耳触りの良い台詞と説明台詞が変わりばんこに詠唱されるような?
    本のせいだと思いますが、意味が分からないシーンが微妙な脈絡で切り貼りされてるみたいな感じでした。
    ずっと座ってるの辛かった。

  • 満足度★★

    う~ん・・・
    説明不足なのか、自分の理解不足なのか、世界観に共感できないダークファンタジー。話を盛り過ぎて、焦点が定まっていない気もしましたね。

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