燃ゆる 公演情報 ノアノオモチャバコ「燃ゆる」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題1005(14-044)
    19:30の回(曇)。受付開始時間は18:45、18:50会場着、受付、ロビー階段横に「タバコシーンあり、但し模造品である」旨の掲示あり。物販コーナー、過去作品DVD,Tシャツ等、19:00開場。こちらは2 作目(2012/5)。

    煤けた煉瓦の柱(煙突)、上部では赤い火が燃えている。19:25前説(110分、喫煙シーンあり)、19:30開演〜21:22終演。伝奇もの、伝統(意志/石)と効率(科学/安全)、閉ざされた世界への闖入…面白い素材だと思いました。

    松本さんは「巣窟の果て(2013/10@HOPE)」、暁さんは「3.14ch(3作品)」「Please Mr.マーベリック」の作品を観ていました。 当パンの最後、「スペシャルTHANKS!!」にお名前がある望月さん(同姓同名の方でなければ)は、以前、よく劇場でお会いしていました(またどこかで)。

    お話を丁寧につなげ、閉鎖的な村の特異性(隠すべきしきたり)、血を受け継ぐ者の使命と苦悩、滅びと再生などをわかりやすく(観客を誘導)配置すればもっと良くなるのではないかと思いました。

    ネタバレBOX

    「火口岩」から採れる「火」が何をもたらすのか(燃やし続けなければならない理由)、かつてそれが生活の基盤だったことと「フリー」の普及との関係、「火」を「集める者(一族)」と「燃やす者(一族)」の歴史的背景…それは「美味いパイプ」だけでは伝わらないと思います。宿命を背負ってでも守らなければならない「血」とは何なのか。過去、歴史において、その力が働いた事象は何か(富士山の大噴火とか…)。

    衰退する地場産業と最新技術を導入した「科学製品(に伴う安全神話)」との対立は経済成長に伴ってどこにでもあったことで、物語にするためには「村(集団)」の存在をもっと深掘りする必要があると思いました。

    原子力(ウラン鉱のようにそのものには危険性がないが)かと思ったのですが、そうでもなさそうですし、命を削ってでも絶やしてはならないものとしてのインパクト(説得力)がないように感じました。

    また、企業買収する目的が不明瞭。一般的には「設備(規模)」「技術(人材)」「販路(売上)」あたりでしょうが、「フリー」に必要なものは何だったのか…水野の役割(マッドサイエンティスト?)からはよくわかりませんでした。

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    2014/02/19 11:32

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