ホテル・アムール 公演情報 ホテル・アムール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    急遽
    有給をとって観た作品
    死なないか観てて心配でした
    セリフ量は多いけどセリフの種類は少ない
    それでも面白い 面白すぎる
    中盤以降の爆発力

  • 20131130
    (^・ェ・^)すごかった

  • 満足度★★★★

    きもちわるい
     すさまじかった。

     いや、良かったのだけれど、必ずしも大好きとは言えない。

     墨井鯨子さんがもう、ほんとうによかった。

    ネタバレBOX



     以下備忘録的に。


     最近「頭がおかしい」芝居ばかり見ていて、けっこうお腹いっぱい感あるのですが、頭がおかしい芝居は大好きだけれど、それだけではやっぱり物足りないなあと感じてしまう。「正常」と「異常」の境界線こそが最も演劇的だと僕は思っているので、「異常」に振り切った世界の物語だとそれに終始している印象を受けてしまう。少なくとも僕は、今回のナカゴーは完全に異常な世界として受け取りました。


     観客である僕は、わけわからないお芝居に出会うことで、他者に出会えるんですが、舞台上の登場人物たちは他者には出会わない。特に今回、痴話げんかということだったのもあって。痴話げんかっていうのは、お互いがお互いのこと愛している、ということを確かめあうためにするケンカであって、それは仲直りをすることが前提となっている。作中で男が「洗脳」にも似た手法で女を丸めこんで、仲直りにいたるけれど、それがまさに痴話げんかの本質。男は「洗脳」し、女は「洗脳」されるのを待っている。そのために喧嘩する。私を洗脳してよ、というわけである。僕があんまり今回入りこめなかったのは、こう言う関係性が好きじゃないっていうのもあるなあと思いました。

     痴話げんか、嫌いなんです。本人たちでやってるぶんには構わないですけど。でもなんか、結論見えてる議論というか、オチのみえてるコントというか。出来レース感。不毛ですよね。でもそういうお芝居ですもんね。人死んだりしてるし、暴力的だし、でもそれも全部ふたりが愛しあうためですもの!みたいな。きもちわるいですね。人間って。


     という備忘録でした。


     お芝居自体はおもしろかったです。ほんとうに。
  • 満足度★★★★★

    365日やってて欲しい芝居
    キャンセル待ちだったので心配でしたが。
    入れました!
    早く行き過ぎて、受付の番をしていたお姉さんを慌てさせてしまった、ごめんなさい。
    対応ありがとうございます!


    コスパ最高、なるほどなーこれは面白い。
    無理を言うと、こういう芝居、365日やってて欲しい。

    ネタバレBOX

    実際にこんなやりとりを間違っても自分はしたいとは思わないけど、覗き見してる分にはにやにやしてしまう。

    ラストの問答が茶番としか言い様がない、それが全てを物語っている。
    茶番だけど、あれ、実際に使っても通用しそうじゃないか。
    人間ってそんなもんだよね。
    浮気されても・しても分かれないカップルって本当、こんななのかも。。


    生き霊とか、あり得ないぶっ飛んだ設定が出てくるけど、自分はリアリティが無いとは思わなかった。


    一部の台詞が知ってる人の話し方と凄い似ててそこでもにやり。
  • 満足度★★★★

    初 ナカゴー。
    面白かったです。それにしても凄まじい痴話喧嘩。自分だったら発狂しそう。。。

    ネタバレBOX

    ”ぽんぽこぽん”のフレーズがまだ頭に残ってる。。。
  • 満足度★★★★

    嘘のディテール積み重ねないで!
    という台詞が耳に。墨井さん(よしこ)と今村さん(こうじ)の熱量がハンパない。観るものも演じるものも消耗する。総じてみると面白い。台詞も演技もかなり激しい。途中、観客席に疲れを感じた。

    ネタバレBOX

    女優さんをパンチするシーンは観ていて辛いです。よって星マイナス1です。
  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    先日ひょんなことからキャンセルしてしまったので、平日観にゆきました。みてよかったです。井上陽水のリバーサイドホテルのような面白さです。

  • 満足度★★★★★

    舞台の濃度に呑み込まれる
    これでもかとしっかりと力量を担保されならがら重ねられるシークエンスが、
    一方でぶれたり崩れたりすることなく、とても緻密であることにも驚愕。

    呆然となるくらいに閉じ込められ、さらに踏み出す二人の関係に凌駕されました。

    ネタバレBOX

    中盤からの力技に近い部分が印象には強いのですが、
    実は冒頭から繊細にしっかりと作りこまれているのだと思う。

    女性の嫉妬心のねちっこさにしても、男の歯止めのきかない感情のぽんぽこぽんにしても、観る側の想像の領域など溢れさせてしまうような、めげることも、斟酌することも、躊躇することもなく、しかも勢いに任せてぶれることのない、力感と精緻さの共存する二人の役者の秀逸にささえられてやってくる。

    最初は、女性のしつこさと男性の我慢の態の可笑しさで、それでも見応え十分だったのですが、そのうち、男女それぞれのキャラクターの貫きに直接脳にプラグをさされたような苛立ちが訪れて、さらには体を張ったお芝居の先にある想いのあからさまさに、しっかりと閉じ込められてしまいました

    しかも二人の役者の狂気が安定していて、物語がカタストロフに投げ出されることなく、そこからさらにロジックを組み上げ、寄り合わされていく終盤にはただただ目をみはる。

    客演のふたりの役者に加えて、劇団の役者の演技も、それぞれの個性からしたたるようななにかがあって実によい。
    ロールの色を、これだけ濃い空間にもへたることなく編み上げて、
    異なるベクトルのエピソードをしっかりと重ね、
    物語の視界を広げていくのは凄いと思う。


    正直なところ、観終わってかなり消耗していました。でも、そのことに観客を気づかせることなく、ただひたすらに描かれた世界に浸しこむ圧倒的な力をもった舞台でありました。
  • 満足度★★★★★

    人間なんてこんなもんさ
    へんなもん見ちゃったなー。

    人間は醜くて汚くて嘘つきで、でも、単純でかわいくて愛で繋がっている…のかな。

    観劇後、そんな要素は皆無だったはずないのに、何故かすさんだ心がすっきりしていた。すっかりするだけでなく、力と自信が沸いてきてニヤリと笑いながら帰った。

  • 満足度★★★★★

    猛毒
    毒吐きまくり。キワモノ好きにはたまらない。

  • 満足度★★★

    リアリズムは期待するまじ!
     深夜のラブホテルでの痴話喧嘩話という前情報と、ピンクのダブルベッドが舞台中央に鎮座し、それを足元側から覗き見るように客席が設けられているという空間構成から、顔をにまにま、下腹部をムズムズさせつつ覗き見感覚で楽しめるリアルな艶笑会話劇を期待したが、蓋を開けたら痴話喧嘩を端緒にしたただのドタバタ劇。
     ステージングから艶っぽいシーンで始まるのかと思いきや、墨井鯨子演じるヨシコという女が隣で寝ている恋人・コウジに声を荒らげて詰め寄るシーンから劇は始まり、せっかくのピンクな気分は幕開けと共に消失。。
     序盤のこの痴話喧嘩のくだりも含め全編通じて会話のリアリティはゼロだわ、作・演出の鎌田氏の引っ張り癖、天丼癖が痴話喧嘩シーンも含め随所に出ているわで、観劇中は下腹部のみならず心も萎え気味だったが、ドタバタシーンは思いもよらぬ展開、そしてカップルを演じる墨井さんと今村圭佑さんの吹っきれた演技によりそれなりに楽しく観られました。
     喧嘩に疲れて大人しくなった墨井さんの意外にも妖艶な所作、傷ついて泣き出すシーンの思わぬ可愛らしさなど、バルブと同じ墨井ファンにとってはそうした点も見所の一つか?

    ネタバレBOX

     ヨシコにしつこく浮気を疑われて正気をなくした彼氏が3人の浮気相手の生き霊を呼び出して勃発するドタバタ劇は圧巻!
     彼氏が浮気相手の一人の女子高生を「バックで姦ってる時、モジャモジャの背毛(せなげ)が目に入って萎えるんだよ」と絶叫調でなじったり、墨井さんが彼氏のまた別の浮気相手に「膣を引きずり出してやる!」と金切り声で悪態をついたり、卑語は相次ぐわ、墨井さんは四方八方に唾を吐いてベッドに結界を作るわで下品の極みだが、時に高尚視されかねない演劇の世界においてここまでお下劣に徹する姿勢にはちょっとだけ快哉を叫びたくなる。
  • 満足度★★★★★

    生ぬるい演劇に飽きた人は見とけ
    と言っておく。

    ナカゴーのナカゴーらしさが、極まった。

    これは凄い、というか酷い。
    そう、「酷い」が正しいと思う。

    この執拗さが嫌いな人には、拷問でしかない。

    シビれた。

    ネタバレにはあらすじを、たっぷりと書いてしまったので、未見の方は公演をご覧になってからどうぞ。

    ネタバレBOX

    あらすじ

    浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。

    ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン 

    コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン 

    で、丸め込まれる、よく6年も付き合っているな、というカップルの話。

    冒頭から聞いているのが辛くなるような、怒声。
    狂気の展開。
    完全に頭のおかしな女。
    最低で非道な男。
    そのカップルがホテルの一室で繰り広げる、言葉の暴虐。

    わけのわからない暴言の数々。
    「店長という言葉を座右の銘として」とか。
    まったくわからない。

    その場の勢いのような意味のない罵倒言葉の羅列。
    これは、是非脚本読んでみたい。

    凄い、エッジの先に行ってしまったな、ナカゴーは。
    そのエッジが、演劇界の最先端の方向には向いていない、とは思うけど。

    生ぬるい演劇に飽きた人は見とけ。

    ……役者は大変。

    どうでもいいことだけど、「ホテル・アムール」って鶯谷に実在するのね。
    なかなかのチョイス。
    いっそのこと、そのラブホで上演したらよかったのに。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    始めて拝見しましたが、痴話喧嘩のなかにサスペンス的要素あり、もちろん笑いあり、最高の90分でした。(もう少し長かったかもしれません)
    ちょっと卑猥な言葉がでてきますが、個人的にはそんなに嫌でなかったのは役者さんの気持ちがしっかりとのっていたからだと思います。
    このお値段で、絶対に損はないと思います。

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