満足度★★★
恐ろしい子がいましたよ。
ロビーに鎮座した大都芸能の速水真澄様から、紫のバラの花スタンドにまず大興奮!(本当は名乗っちゃダメなんだけどね。紫のバラの人。でも、マヤちゃん宛じゃないので、このシチュエーションならいい!)
今回はアンサンブルさんも含めて50人くらいの大カンパニー。
ガラスの仮面の舞台では、マヤちゃんが1人芝居で見せた演目ですが。
(これを1人芝居ってすごい。)
ふうかちゃんが、とにかくすごい!本当にまさに「恐ろしい子!」です。
ちょっとピーターパンを観てる気分にもなりました。可愛いし歌上手いし、将来コゼットにもいいのではーなんて思いながら。
ほぼ出ずっぱりの大活躍。
歌があるとは思ってなかったので、オープニングからのミュージカル仕立てな感じに、若干のけ反りましたが、歌はふうかちゃんが8割だったので、安心して聞けました。
舞台は、全体的に若干古めかしい気もしましたが、影絵を使った照明も多く、「ガラスの仮面」らしさも感じる素敵な舞台でした。
ただ、1つお願いするとしたら、ミュージカルじゃなくて、ストレートプレイにしてほしい。ガラスの仮面の世界観は、ストプレな気がするので。
満足度★★★★★
唯月ふうか...恐ろしい子
主演の唯月ふうかが素晴らしい。彼女は歌、芝居のレベルが非常に高く、終始安定していて、安心して観ていられた。また歌声も透き通っていて歌も上手過ぎて心地よかった。彼女には人を惹きつける凄い魅力がある。観客を惹き込む力、魅了する力、求心力、スター性、華がある。
唯月ふうかはキラキラと輝いていて観る者全てを惹きつける凄い魅力を感じた。主役を張るにふさわしく、彼女はスターの中のスターだと感じた。凄い子がいるものだと衝撃を受けた。彼女に何度も鳥肌が立ち、ゾクっときました。月影先生が北島マヤを見つけた時もこんな感覚だったのでしょう。そして何より作者の美内すずえ先生が唯月ふうかを「恐ろしい子」と評している事からも彼女の天才っぷりがうかがえます。フィクションなら幾らでも凄く描けますが、原作者にリアルに「恐ろしい子」と言わしめた唯月ふうかはまだ17歳。間違いなく末恐ろしい逸材です。
唯月ふうかは一人で舞台を良く保たせ、舞台をリードし、一人で舞台の完成度を数段上げていました。彼女の歌ももっと聴きたいと思いました。
ドラマや映画だと噛んでもNGを出しても撮り直しや編集で何とでもなりますが、舞台は一発勝負で生き物です。その舞台上でミスをせず、スムーズに高いレベルでパフォーマンスし続ける能力の高さは凄いの一言。しかもまだ17歳でこの実力は驚異。ほんと「恐ろしい子」です。あまちゃん等に出演していた若手女優などとは比べ物にならない程、唯月ふうかは群を抜いていますね。
他のキャストでは大沢逸美が良かった。悪役が似合うし、歌も演技も上手くて、高笑いが最高。もし高笑い選手権なるものががあれば優勝です。
他には美郷真也がさすが元宝塚宙組組長の実力。市山貴章は芝居が上手かった。
他のキャストもセリフが少なかったり無かったりでもダンスや歌などで得意分野を活かしていました。
全体としては宝塚などと比べると華やかさや豪華さにやや欠けるものの、 限られた予算と限られたスケジュールを考えると上出来の舞台でした。
美内すずえ先生のシナリオや世界設定、人物設定もさすがで良かった。
今回が劇団つきかげのプレ旗揚げ公演との事ですが、今回のプレ旗揚げ公演の成功で、本旗揚げ公演ではもっと予算とスケジュール的な余裕もとれると思うので、美内氏監修のもとで、劇団つきかげの更なる進化に期待したい。
今後、ガラスの仮面の作中劇を多く上演していって欲しい。美内氏のシナリオ等はやはり良いので、出演者の頑張りや、演出・脚色の出来、素晴らしい音楽、スタッフ、裏方たち全ての力が合わさり、もう少し予算と時間をかけて完成度を高めたり豪華にしていければ更に良い舞台を作っていけるはずです。
唯月ふうかは、今後も劇団つきかげの舞台で主役として活躍して欲しい。唯月ふうかは、ガラスの仮面の主人公、北島マヤや姫川亜弓といったフィクションの天才女優と比べられる大変な役です。ガラカメファンそれぞれが思い描く北島マヤや亜弓の最高のイメージと比べられるのだから最も大変な役です。ですが、唯月ふうかはノンフィクションでリアルに「恐ろしい子」です。唯月ふうかは、歌唱力とかキラキラ感とか、私がイメージする北島マヤ像を超えている部分も幾つもありました。本当にリアルに「恐ろしい子」。美内先生がそう評している事がいかに凄い事か。
満足度★★★
もったいない
素直で無邪気な少女時代のビアンカはよく表現されていたが、少女から女へ変る成長が全く感じられなかった。また演出が古い。せっかく舞台の上に満つになった出演者の熱気が拡散されてしまうような・・・もう少し舞台の使い方、照明など考えた方が良いのではと思う。脇もアンサンブルもなかなか良かっただけに“もったいない”と思うばかり。
満足度★★★★
良かった
原作のマヤちゃんのひとり芝居から想像していたものとは全く違った、「まさかのミュージカル(しかも大勢キャストがいる!)」だったけれど、思いのほか良かった。
舞台はミュージカルにしては質素だったけれど、影絵を使った演出などうまく雰囲気を作っていた。
『女海賊ビアンカ』は原作『ガラスの仮面』の中で約70ページも割いている芝居だけれど、今回、読み返してみたら、原作のセリフがそのまま使われていて、「ものすごく原作に忠実」ということが分かった。
この劇団つきかげが、これから先も『ガラスの仮面』の中の芝居を再現してくれるなら、追いかけて行きたい。『ジーナと5つの青い壺』とか。
満足度★★★★
良い芝居だった!
あまり期待してなかった。入場に長く待たされる。えっ!パンフレット、2,000円。終演が何時か書いてない!開演時間が過ぎてもなかなか始まらない。
舞台上も美しくない。何?あのカーテン。あれ?スピーカー?ひょっとしたらミュージカル?
そんな不安が吹き飛ばされるストーリーと舞台展開。歌も心地よい。所詮、少女コミックなどと思っていたが、ビアンカを支える人間に思い入れをしてしまった。こんな温かい気持ちを終演後持たせてくれたことに感謝したい。良い芝居だった。出来たら、同じキャスト・スタッフ、生演奏でもう1度観たい。
満足度★★★★
面白かったですよ
芝居としては,原作を知らない私にも充分わかりやすく,面白かったですよ。まさに少女漫画の世界を舞台で表現しており,キャストもその魅力を発揮していましたしね。開演時間を何の説明もなく15分以上遅れたことには不満がありますが,それ以外は楽しく過ごすことができ,満足です。
満足度★★★★
やはりスタッフがいまひとつ?
不安だったチケットの采配は思ったほどではなかったが、
それでも開演前10分でも列作ってしまっていたです。
15分の休憩挟んだ2幕なんですが、
1幕のあいだ、ずーっと外の音が入り込んできていた・・・。
2幕では無かったんで、どこか扉とかの閉め忘れでもあったのでは?
と訝みました。
せっかくの綺麗な歌声に雑音が混ざってとっても残念でした。
作品としては素敵なヒロインの映える感動作であり、
満足度は大変高いです。
やはり原作の出来の良さもあるんですよね~
満足度★★★★★
美しかったです
原作を知らずに観に行きましたが、大変面白かったです。
衣装も歌もダンスも、舞台演出も、とても雰囲気や迫力があり、良かったです。
ストーリーも、シリアスでベタな展開でも、思わず涙ぐんでしまったり…。
役者さんたちの声が特にものすごく素敵でした。
満足度★
唯月ふうか良かった・・・
それ以外は・・・
まずはスタッフの対応が悪かった。
当日券や招待券が先着順だから
引き換え時間前に行っても
どこに並んでいいのかもわからず
引換時間ギリギリになって掛かりの人間がここに並んでくれの指示
せっかく早く来ても意味がなし。
それと開演後に何人も係員も連れず入ってきて
どこが座席かわからず通路でずっと右往左往
普通は開演したら
係員が一人ずつ観劇の邪魔にならないよう配慮があるはずなのに。
おかげで最初の方は全く舞台に集中出来ず
ビアンカとシルバーの出会いのシーンなどおぼえていないので
最後まで?
肝心の舞台の方は
これはミュージカルだよね?!
ストーリーは女性向けかな?
ベテラン役者たちが肝心なところで噛んでしまって(4回位)がっかり。
唯一良かったのは主演の唯月ふうかは良かった!
唯月ふうかの演技と歌声が聴けただけで満足。
将来レ・ミゼラブルのコゼットできそう。