満足度★★★★
1本にも2本にも3本にも感じる公演
この新しい施設は、様々な可能性を秘めた空間だと感じた。
それぞれのフロアからやってくる作品の色に加えて、公演全体の構成も、施設全体を使ってなされていました
満足度★★★★
表と裏
アイドルを目指しているらしい3人の女の子の表と裏(日常)の姿を浮間ベースというスペースを上手く使って、多少のデフォルメをしつつもリアリティー溢れるステージ見応えありました!
満足度★★★
観劇の感想です.
浮間ベースには、初めて行きました.たぶんこの演劇がなければ行く理由のなかったところです.なので行けて良かったです.私は自由席だといい席を求めて早めに行ったりするのですが,今回は移動したときに席がリセットされてしまうので,早く行った甲斐はなかったです.
スタッフの方達はとても親切で丁寧で,普段はサービス業なのだろうかと思わせるくらいちゃんとされてました.ありがたかったです.
お芝居の方ですが,最初の10分はなぜこんなに声を張らないのだろう...と思ってみていましたが,2階に上がってからその意味が分かりました.人のお部屋をのぞいているような,日常に近いテンションで演じているのですね.ショートフイルムあるいはコミックスのような感じと言えば良いのでしょうか?
若い頃の性的なことやお金のないことの苦しみなどは辛いだろうなと理解できるのですが,表現としてなにがいいたいのかな?というのがあまりピンときませんでした.男とはこういうものと言いたいのでしょうか?(ハンバーグのくだりなど、)男親友との会話も面白かったです.
さらに3階に上がりましてようやく全貌が何となくつかめてきて良かったです.男目線で、若い女の子の生きるところを描いているのだなと思いました。ただ表現としてあまり好みではありませんでした.
満足度★★★★
微細な関係性を描写
河西裕介Verが素晴らしかった。
人間関係の中に潜む微細なものを、本当に丁寧に描いている。
それを演じる役者さんたちも素晴らしかった。
特に森チエ役:笠島智さんがよかった。
野田慈伸さんはいつ見ても間違いない安定感。
吉田光希Verは、あまり好みではないが、
部屋の一室での臨場感はあった。
☆4は河西Verへの評価です。
満足度★★★★★
平日昼が良さそう
十分間に合うかと思ったけど、山手線遅れて埼京線各駅逃したら次20分後で、開演間に合わず。赤羽から戸田公園まで行って戻ったのに2分しか短縮できなかった。
夜はともかく平日昼は電車の本数少なくて大変だった・・(苦笑
随分酷い場所だなぁと思ったけれど、
ついてみると、平日昼の工場街だけあって、
平日昼のひっそりとした住宅街と違って人の気配の充満する場所のただなかだった。
帰りは駅前の公園に寄ってどんぐりを探してみたけれど、
公園のどんぐりハンター(=ちびっ子)に目ぼしいのは刈り尽くされたあとだったみたい。まぁ良いや。
池には釣り人や鷺(たぶん)までいて、夕暮れ時の公園には姿が見えないけれど、
いろんな野鳥の声があっちこちから響いていた。
こんな公演でもなければ訪れない場所で、
不便すぎるから非難轟轟かと思うけれど、
自分は行って見て意外とよかった。
夜行っても何もないけれど、
昼行くと、街のあちこちにゆったりとした人、忙しく働く人、両方の気配の充満する場所だった。
3階の柔らかい自然光が入るところなど、
流石映画監督が上演に選ぶ場所だな、と思った。
工場街で河や緑地の近くというのは、
自分も以前出かけたことがあるのだけれど、
レンズ越しに見てみると、なぜかどっか光が柔らかい。
ここは多分夜よりも平日昼の方が威力を発揮する場所なんじゃないかと思った。
ツイッターなんかで事前に感想をチェックしたりして良かった(笑
内容は、自分は悪くないと思った。
あとでもう少し書き足そうかと・・(苦笑
気が向いたので急いでコメントしてみる。
最近観たものへのコメントが全然間に合ってないんですが、なんか気が向いたのでこれは観た今日の内に。
なるほど。浮間ベースとはこういう場所だったか。面白い空間です。
3階まである内のどのスペースで何をやるか、企画力が問われる場所。間違ってもここに立派な音響や照明を持ち込んで劇場環境に近付けようとはしないほうがいい。だったら初めから劇場を使うべきで、この場所ならではの演劇が育っていって欲しいところ。
駅から遠いです。地図を見ながら歩いても目標物がなかなか現れず不安になります。特に夜は先が見えなくてホント不安だった。初めてキラリ富士見まで歩いた時と似た感覚でした。公式サイトの地図には載っていない最短距離の道は曲がる場所が分かりにくいけど、制作スタッフを3人くらい点在させてでもそちらの道をメインにするべきでしょうか。慣れない観客は距離が長いと到着までに気持ちが萎えるし、あれだけの道中で道に迷ったら到着出来ず駅にもなかなか戻れない。
観られる演目は3つ。
自分はそもそも目当てだった河西さんの作品に大満足。しばらく彼の作品を観られていなかったので、ど真ん中のをやってもらえた感じです。気まずい瞬間と優しさと苦笑いが織り成す時間。笑いもちょっと多め。個人的にはこれだけで充分に元が取れました。
吉田さんのは好みじゃなかった。
試みとしては新しい、可能性を感じる。
この、浮間ベースという場所がまず面白い場所。
そしてこの場所で公演を打つ、というのに可能性を感じる。
実際、そういう出来だった。
しかしながら、「私は」この手の話は好きではない。
そして何もかもが未完成。
評価するのはあの場所で公演を行った、という事実だけ。
掴みは肝心。休憩室の会話、あんなにいらない。
脚本なんだかアドリブなんだか分からない。
どちらにしても、全編に渡り「会話」になっていない部分が多すぎる。
その後のストーリー的に、客はノらない方が成功だったのかどうかは知らないが、とにかくあの時点での客の反応のなさは、そこまでのプロローグで客が完全に冷めている状況だったことを理解してもらいたい。
私はこの時点ですでに帰りたかった。
アドリブパート(?)での「マジで?」「ヤバい」の多用は、他に言葉はないのかと思ってしまった。
若者らしさが出ている、と言ってしまえばそこまでなのかもしれませんが。