吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』 公演情報 吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    1本にも2本にも3本にも感じる公演
    この新しい施設は、様々な可能性を秘めた空間だと感じた。

    それぞれのフロアからやってくる作品の色に加えて、公演全体の構成も、施設全体を使ってなされていました

    ネタバレBOX

    場所的には、浮間舟渡駅からけっこう歩くのですが、
    ホームページの地図がわかりやすくて
    迷うことなくたどり着けました。
    ただ、時間的には余裕をもって行った方がよいかも。

    作品は1本の作品にも、2本の作品にも、3本の作品にも感じられた。
    1Fでの作品が、そのまま2Fと3Fの作品に繫がっていく構造になっていて、
    一つずつの作品の世界観に加えて、観終わってそれを俯瞰する感覚がありました。

    ・1F
    入場すると1Fの客席に招きいれられます。

    板張りの広い舞台、素舞台としていろんな表現ができそうな十分な広さを持ったそっけない空間。
    長机と3客のパイプ椅子が置かれ、やがてチアリーダーのような衣装を着た3人の女性が現れる。

    会話から、場所の設定が彼女たちが何者なのかがなかなか明かされず、一方で彼女たちの生活の断片が次第に場に晒されていきます。
    駄弁でもあるのですが、その設定が知りたくて彼女たちの会話をずっと聞き続けてしまう。
    気が付けば、次第にその場が彼女たちが都会に暮らす時間の断片となって観る側に積もっていて。
    終盤に、彼女たちが、ショッピングセンター的なところの子供むけショーのお姉さんであることがわかって。1曲まるっと歌い踊らせることの負荷が、彼女たちの時間なる質感を与えるのもうまい。
    また、2Fの物語のブリッジになるシーンの挿入もしたたかだなぁと、あとになって舌を巻きました。

    ・2F 河西裕介Ver.

    作り手らしい物語への導入。冒頭はシンプルな男女の愛憎劇なのですが、すこし場が解けてくると、1Fで踊っていた女性の一人の日々の暮らしの別の一面がしなやかに浮かび上がってくる。

    分かれる男、ハウスシェアをしてる女と男、さらには1Fの世界から繫がってその家に入り込んでくる男・・・
    主役の女性には、その無表情に自らの想いの移ろいを観る側に流し込む刹那があってぞくっときたのですが、彼女の力はそこに留まらず役者たちが描き出すロールたちの個性を、自らの色に映えさせ浮かび上がらせ、その力に更に驚く。
    他の役者達にもロールを一重の印象に留めない、幾層ものキャラクターの描き出しがあって。女性と別れるハンバーグ好きの男から垣間見えるさりげなく大人になりきれない部分も、ハウスシェアをしている女性の、一見他と距離を置く感じの奥にある温度や強さ、もう一人の同居人のつまらなさの奥には彼の視座での部屋のありようがしっかりと垣間見えるし、そこに入り込んでくる男の
    チャラさの先に無意識に抱く悪意にも、しなやかな実存感が裏打ちされていて。

    そうして、全くあざとさなく舞台上の手駒の在り様が晒されているから、結末が、滑稽さを持ちつつ、ちゃんと物語として収まる。
    河西作劇ならではの人物描写の冴えに心奪われつつ、その顛末にはこれまでとはまた一味違った新たなセンスのふくよかさを感じたことでした。

    ・3F 吉田光希Ver.

    1Fで踊ったの残りの二人の姿が上手と下手の二つの空間を互い使って描かれていきます。

    一つずつの刹那は切っ先をもって良く作りこまれていました。下手の自室の女性がドラックにおぼれていく姿も、上手の女性が風俗の現場で客の理不尽な求めに応じていくなかで次第に溢れていくものにも、観る側を惹きつける力がある。

    ただ、それらのパーツが最後に撚りあい風景に至るという作劇の意図は感じることができるのですが、初日ということもあってか、そのふくらみが個々の印象を超えて交わる感じがしない。
    なんだろ、交互に流れる時間の片方が動き出すとき、もう片方の時間が場にミザンスとして留まってはいても密度が滅失してしまっていて、同じ時間の他のシーンを支え映えさせるように機能していかないのです。
    証明もシーンを切り分けてはいるのですが、昼間の公演で外からの光にその効果が大きく減じられてしまってもいて・・・。夜に観ればまた異なる世界が広がることは想像できましたが、少なくとも私が観た回では実感として二人の女性を重ね合わせて俯瞰に至らしめる別の視座が明確に立ち上ってこない。
    役者達がそれぞれの場で編む時間には観る側を引き込む力があって見入りましたが、そうして女性たちが切り出していくものが、彼女たちが陥る日常として昇華するための階段が一段足りず、ふたりを観る側に撚り合わせるダンスもどこか平板で突出したものに思えてしまいました。

    *** ***

    1観終わって、帰ろうとすると外は激しい雨でした。で、2Fのスペースでドリンクを注文して少し雨宿りをさせていただく。この場所、コミュニケーションスペースとしてもしっかり機能することを実感。

    この施設、おもしろいよなぁ。一つずつのスペースに個性があり、作り手がいろんな印象を編むための可能性を感じる。
    また、今回のように施設全体を使っての表現だからこそ伝わってくるものあり、それぞれのフロアでの異なる公演のハシゴなんていうのも魅力的。

    公演自体からも、施設のお披露目としても、沢山のものをもらうことができました。
  • 満足度★★★★

    表と裏
    アイドルを目指しているらしい3人の女の子の表と裏(日常)の姿を浮間ベースというスペースを上手く使って、多少のデフォルメをしつつもリアリティー溢れるステージ見応えありました!

    ネタバレBOX

    1階で3人の接点と、次の話につながる前フリ、2階3階でそれぞれの日常のワンシーンを、観れました
  • 満足度★★★

    観劇の感想です.
     浮間ベースには、初めて行きました.たぶんこの演劇がなければ行く理由のなかったところです.なので行けて良かったです.私は自由席だといい席を求めて早めに行ったりするのですが,今回は移動したときに席がリセットされてしまうので,早く行った甲斐はなかったです.
     スタッフの方達はとても親切で丁寧で,普段はサービス業なのだろうかと思わせるくらいちゃんとされてました.ありがたかったです.
     お芝居の方ですが,最初の10分はなぜこんなに声を張らないのだろう...と思ってみていましたが,2階に上がってからその意味が分かりました.人のお部屋をのぞいているような,日常に近いテンションで演じているのですね.ショートフイルムあるいはコミックスのような感じと言えば良いのでしょうか?
     若い頃の性的なことやお金のないことの苦しみなどは辛いだろうなと理解できるのですが,表現としてなにがいいたいのかな?というのがあまりピンときませんでした.男とはこういうものと言いたいのでしょうか?(ハンバーグのくだりなど、)男親友との会話も面白かったです.

     さらに3階に上がりましてようやく全貌が何となくつかめてきて良かったです.男目線で、若い女の子の生きるところを描いているのだなと思いました。ただ表現としてあまり好みではありませんでした.

    ネタバレBOX

     あえての下司な感じの表現とは思うのですが,出てくる男が皆ひどいのはテレなのでしょうか?全体にこういう感じにしたかったのでしょうか?
    私が演劇に求めている物と少し違う気がしました.役者さんは皆レベルも高いしいいなと思うのですが...また違うお話で観てみたいと思います.
  • 満足度★★★★

    微細な関係性を描写
    河西裕介Verが素晴らしかった。
    人間関係の中に潜む微細なものを、本当に丁寧に描いている。
    それを演じる役者さんたちも素晴らしかった。
    特に森チエ役:笠島智さんがよかった。
    野田慈伸さんはいつ見ても間違いない安定感。

    吉田光希Verは、あまり好みではないが、
    部屋の一室での臨場感はあった。

    ☆4は河西Verへの評価です。

    ネタバレBOX

    <河西裕介Verについて>
    ああいう性的にドロドロとした人間関係を、私は経験したことがないので、自分の人生と重ねて何か強烈なものを感じるということはなかったけれど(それが感じられる人には、より強烈な作品なのだと思う)、自分と一見関係なさそうな人たちの会話の中にも、自分が日常的にやりとりしている人間関係の力学、それも極めて微細なものが、とてもよく描かれていた。その細部の描写力に驚いた。その細部こそが、普遍に通じているということだろう。素晴らしかった。

    <私的メモ>(作品への感想・評価とは別ものです)
    バイト先で知り合った元ホストの男(拓也)が主人公(森チエ)に言い寄る場面がある。
    男が手の話題をふり、そして手を握る。そこでの指の感触から、2人の肉体的・精神的距離が急激に縮まる。
    2人の間にある一線を越境する場面だ。
    ここでの緊張感は、多くの人が経験しているものだと思う。
    実に見事だった。

    だが、このシーン、私は座席が後ろだったために、前の観客の頭が邪魔して、まさにその手の動きがまったく見えなかった。
    そこで、私はその細部を想像するしかなかった。
    自分の過去のそういう経験なども思い起こしながら、、、

    それによって、そのシーンが、私にとって、この作品のかなり重要な場面として印象付いてしまった。
    だが、普通にその場面を見ていたら、その印象はだいぶ違ったものになっていたのではないか。
    もしばっちり見えていたら、その見事な細部の描写に、今以上に衝撃を受けたのかもしれない。又はその逆で、ただの一連のシーンのひとつとして、たいした印象にも残らずに流れてしまったのかもしれない、、、わからない。

    いずれにせよ、観客にとって「見える」ことと「見えない」こととの関係、想像力の問題など、深く考えさせられた。
    (と言っても、これは作者が仕組んだ演出ではなく、偶発的に私に生じた事態なので、私的メモ。)
  • 満足度★★★★

    場所の利用
    この場所を活かした演出で楽しめた。
    これは体感するアトラクションのようだった。

  • 満足度★★★★

    三人の女性たちの表と裏
    辛い日常が赤裸々に、凄いですね。

    ネタバレBOX

    女優を目指しながら、イベントなどでの歌のお姉さんのバイトをして頑張っている地方出身の若い女性三人の普段の生活を、と言っても結構辛い日常を切り取って描いた話。

    先ず1階で二人の作家の共作によるイントロダクションとして、イベント会場で子供たち相手に歌う優しいお姉さん振りを見せる三人の表の顔が示されました。その後、2階に移動して河西裕介バージョンによるチエの日常が描かれ、さらに3階に移動して吉田光希バージョンによるフタバとソノミの様子が描かれました。

    男に入れ込み捨てられ、またすぐに別の男に入れ込んで騙されるような男にだらしないチエ。国分寺大人倶楽部っぽく、セックスと暴力に溢れていました。辛く悩んだチエが電話を掛けたときの、いきなり金の無心を断るような母親の対応には、めったに掛けてこない娘なんだから話を聞いてやるのが母親というものだろうと思うとともに、日本の家庭事情が透けて見えるようでした。

    フタバと街で知り合い、彼女のアパートに押しかけてきた男たち。そんな悪い奴らが、フタバからちょっと罵倒されたぐらいで気分を害して帰りますかって。返って火に油を注ぐようなものです。何か上手い工合にセックスシーンを避けたという感じでした。薬もやっていたような荒んだフタバは自殺しました。

    全く無縁なので、缶をへこまし薬物を乗せて火で炙る光景は別世界を覗いたような気がしました。

    オイルマッサージのバイトの方が本業ともいえるソノミは客から性的サービスを強要されました。そういうタイプの店ではないようですから、一回やっちゃうと今度はそれをネタに脅されることにもなりかねず、毅然とした態度を取るように、あるいは店長に連絡するようにと恐らくマニュアルに示されているはずです。あり得ないと思いましたが、結局は堕ちてしまったソノミでした。性的サービスの様子はあれでは悔しくてベッドを叩いているようにしか見えませんでした。

    場合によっては屋上も使えるそうですが、今回は浮間ベースの1階から3階までを使いました。そんな手法には特段の感想はありませんが、お披露目セールのようなものだと思いました。2階は元鰻屋さんだったのしょうか、ウナギの匂いが染み込んでいました。
  • 満足度★★★★★

    平日昼が良さそう
    十分間に合うかと思ったけど、山手線遅れて埼京線各駅逃したら次20分後で、開演間に合わず。赤羽から戸田公園まで行って戻ったのに2分しか短縮できなかった。

    夜はともかく平日昼は電車の本数少なくて大変だった・・(苦笑

    随分酷い場所だなぁと思ったけれど、
    ついてみると、平日昼の工場街だけあって、
    平日昼のひっそりとした住宅街と違って人の気配の充満する場所のただなかだった。

    帰りは駅前の公園に寄ってどんぐりを探してみたけれど、
    公園のどんぐりハンター(=ちびっ子)に目ぼしいのは刈り尽くされたあとだったみたい。まぁ良いや。

    池には釣り人や鷺(たぶん)までいて、夕暮れ時の公園には姿が見えないけれど、
    いろんな野鳥の声があっちこちから響いていた。

    こんな公演でもなければ訪れない場所で、
    不便すぎるから非難轟轟かと思うけれど、
    自分は行って見て意外とよかった。

    夜行っても何もないけれど、
    昼行くと、街のあちこちにゆったりとした人、忙しく働く人、両方の気配の充満する場所だった。

    3階の柔らかい自然光が入るところなど、
    流石映画監督が上演に選ぶ場所だな、と思った。

    工場街で河や緑地の近くというのは、
    自分も以前出かけたことがあるのだけれど、
    レンズ越しに見てみると、なぜかどっか光が柔らかい。

    ここは多分夜よりも平日昼の方が威力を発揮する場所なんじゃないかと思った。

    ツイッターなんかで事前に感想をチェックしたりして良かった(笑

    内容は、自分は悪くないと思った。

    あとでもう少し書き足そうかと・・(苦笑

  • 気が向いたので急いでコメントしてみる。
    最近観たものへのコメントが全然間に合ってないんですが、なんか気が向いたのでこれは観た今日の内に。

    なるほど。浮間ベースとはこういう場所だったか。面白い空間です。
    3階まである内のどのスペースで何をやるか、企画力が問われる場所。間違ってもここに立派な音響や照明を持ち込んで劇場環境に近付けようとはしないほうがいい。だったら初めから劇場を使うべきで、この場所ならではの演劇が育っていって欲しいところ。
    駅から遠いです。地図を見ながら歩いても目標物がなかなか現れず不安になります。特に夜は先が見えなくてホント不安だった。初めてキラリ富士見まで歩いた時と似た感覚でした。公式サイトの地図には載っていない最短距離の道は曲がる場所が分かりにくいけど、制作スタッフを3人くらい点在させてでもそちらの道をメインにするべきでしょうか。慣れない観客は距離が長いと到着までに気持ちが萎えるし、あれだけの道中で道に迷ったら到着出来ず駅にもなかなか戻れない。

    観られる演目は3つ。
    自分はそもそも目当てだった河西さんの作品に大満足。しばらく彼の作品を観られていなかったので、ど真ん中のをやってもらえた感じです。気まずい瞬間と優しさと苦笑いが織り成す時間。笑いもちょっと多め。個人的にはこれだけで充分に元が取れました。
    吉田さんのは好みじゃなかった。

    ネタバレBOX

    1階。
    あれがプレアクト(景気付けだけで特に大きな意味はないもの)なのかイントロダクション(見逃して欲しくない大事なもの)なのかを明確にしたほうがいい。
    上演中に気になったのは、製作スタッフが客席のすぐ脇で視界に入る場所にいた事。「あの人達も出演するんだろうか? なんであそこにいるんだろう?」とずっと気に掛かっていたし、演目を観て彼らが笑うのを見て自分は冷めました。例えば似た様な経験で、大規模な市民劇の終演後、観客より先にボランティアスタッフが思いっ切り拍手をしたのが聞こえた時にも冷めました。演目を観て何を感じるかは観客それぞれが自分の中で膨らませるもので、だからこそ思い入れも湧くもの。鑑賞に不純物を足さないで欲しい。

    2階。
    セロリ。

    3階。
    大学から演劇を始めた人が作るとこんな感じになるなー、と。昔ああいうの早稲田で観た気がする。
    何故あの空間で場面を分けて交互にしたかったのか。それぞれに異なる二人だけど根底は一緒だから最後の最後にリンク、だけじゃ繋がりが弱すぎる。尚且つ親しみの湧くキャラクターがいないから、彼女達が可愛そうになって欲しくないとかそういう気持ちになれなかった。
    一方が動く間にもう一方が静止してるのも演出としては絶対にベストな選択ではない。それこそ映像ならカットごとにシーンを変えられるけど、今回は演劇だったのだから、いっそ長回しのつもりでカットなしを想定して作れば良かったのではないかと。


    なんで早くコメントしようと気が向いたのか考えてみると、企画への意気込みを感じたから。
    これを書く時点で「観てきた!」が平均★3.0で、それはちょっと低すぎると思いました。自分はいつも★を付けない事にしているし、平均を上げる為に必要以上の★を付ける行為をしたらむしろ作り手にも作品に失礼なので、こうやってうだうだ煩くするくらいしか出来ないのですが。
    その割には書いてみたら河西さんだけ推してる感じになってしまいましたが、実際そう思えたので正直にそうします。
    あの場所が存在する事、小劇場演劇が好きであそこで何かを起こしたい人がいる、これらは本当に応援したい。面白い場所であるのは確かです。
  • 試みとしては新しい、可能性を感じる。
    この、浮間ベースという場所がまず面白い場所。
    そしてこの場所で公演を打つ、というのに可能性を感じる。
    実際、そういう出来だった。

    しかしながら、「私は」この手の話は好きではない。
    そして何もかもが未完成。
    評価するのはあの場所で公演を行った、という事実だけ。

    掴みは肝心。休憩室の会話、あんなにいらない。
    脚本なんだかアドリブなんだか分からない。
    どちらにしても、全編に渡り「会話」になっていない部分が多すぎる。
    その後のストーリー的に、客はノらない方が成功だったのかどうかは知らないが、とにかくあの時点での客の反応のなさは、そこまでのプロローグで客が完全に冷めている状況だったことを理解してもらいたい。
    私はこの時点ですでに帰りたかった。

    アドリブパート(?)での「マジで?」「ヤバい」の多用は、他に言葉はないのかと思ってしまった。
    若者らしさが出ている、と言ってしまえばそこまでなのかもしれませんが。

    ネタバレBOX

    公演前のあらすじ情報、まるで意味なし。
    花火?豆乳?出てきてませんよね?

    役者を目指す、女子三人の群像劇(という解釈で良いのか?)。
    ただ、ダメ人間しか出てこない。
    もう色んな意味でダメ人間。

    暴力、ドラッグ、死にたがり、「死ね」連呼、堕落した性欲…
    これらは私は好きではないらしい。

    でもって、観ていてイタい。
    彼女たち女優のたまごは皆こんな生活(役者になるために、好きでもないことで生計を立て、ヤり逃げ&盗みにあったり、個室マッサージ店でヌきを強要されたり…そして決まって母親に泣きながら「頑張ってる」と電話する)送ってるのか、とか考えてしまう。
    そこまでしても大女優になれる訳でもない。
    そりゃフィクションですから、どんな風にでも書けますが。

    そして男性に注文。裸体を晒すなら身体鍛えて!
    お笑いにしたくないのなら。


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