満足度★★★★
タフになってほしい
前半は文句なく面白かったんだけど、後半ちょびっと退屈したのはなんでかなあと。考えてみたけど、自分の脳みそではわかりませんでした。だから大したコメントできなくてごめんなさい。後半、ちょっと迷走気味だったのかな?
見つめ合う長い間、みたいなのが絶妙な感じで、面白かったです。これ以上、間があると辛いかも、の一歩手前で、会話が始まる感じが。ちょっと緊張しますよね。
満足度★★★★★
アフリカン寺越の血管
選んだテーマの大きさにひるむことなく
アフリカン寺越の、こめかみの血管が切れそうなほどの直球勝負。
このストレートさが、複雑な現実からシンプルに太い動脈を取り出して見せる。
上から”更生させる者”が登場しないことで”更生しようとする者”の目線が際立った。
理不尽でも自分勝手でも、リアルな叫びから血の通った人間像が立ちあがる。
店長、あなたに彼を殺すことはできない。
満足度★★★★★
期待以上
丁寧な役の作りこみによって秀逸な脚本が生かされ、成り行きをハラハラしながら5人(+α)の人生に共感し、芝居の持つ力を再認識した二時間だった。
満足度★★★★★
考えさせられた
普段、殺人を犯した人間に対するバッシングなどは考えないが、どんな目に遭わされるかが具体的に描かれ考えさせられる。また、年少時に収監されて、陸な教育も受けていないことが貧弱なボキャブラリーで表現されており、悲痛である。その他、幼くして収監された者が、獄内でどのように矯正されて行くかが、整頓癖と他人が散らかすことに対する潔癖な迄の嫌悪感で示すなど、細部のリアリティーを示すことで伝えるべきことをキチンと伝える手法はとても良い。シナリオがしっかりしており、演出も物語の訴えるものに集中させてくれるような演出だ。役者陣の演技、照明・音響なども考えられた、内容にフィットしたものだった。