青い月の夜 公演情報 青い月の夜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    不思議な重み
    力のある役者たちの、不思議な重みを感じる作品でした。笑いの要素も少々あり、それが良い重みの「間」だったように感じます。最後は泣けました。(感想遅れましてスイマセン)

  • 満足度

    時間の無駄
    ステージでやる芝居だったのでは。
    主役の人の人とやりたいだけ?
    演出・脚本家の芝居が下手糞で帰りたくなった。
    最後だし高いから帰らなかったけど。

  • 満足度★★★★

    感想遅れました
    特に主演二人の演技力の高さが普段見ている芝居と段違いでした。
    ストーリー自体は不可解な部分もありナースたちも必要だったのか・・・
    後半引き込まれましたが中盤ダレた印象です。

  • 満足度★★★★

    青い月の夜に....
    役者さんの力をしっかり観せて貰いました! 全体の流れのトーンが重めだったため、笑いの部分は若干空回りの印象を受けましたが、悲しいストーリーに結末、見応え充分でした!

  • 満足度★★★★

    大人な切ない舞台
    開演前のジャニスの歌で、もう引き込まれてしまった感じ。主演お二人の演技が際立っていました。目を見ただけで、感情が分かるってすごい。河合さんは舞台が似合いますね。他の出演者の皆さんもそれぞれ個性的で、途中笑いを挟むシーンでもやり過ぎ感がなく、非常に良かったです。ピュアな子供時代を演じたお二人も素敵でした。ただラストの狂気的な部分、友人は一部納得いかないようでした。私も、少し世界観が壊れてしまった気がしてます。この部分以外、(決して派手ではないですが)とても心に染みいる作品でした。

  • 満足度★★★★

    切なさ哀しさ
     割り切れない後味を残す作品だが、尊厳死を扱った作品と捉えれば、医学的、倫理的に最も、現代的で大きな問題を扱った作品と言えよう。而も、舞台には、“夢の島”の外れの「番外地」と思しき場所がセットされているのだ。

    ネタバレBOX

     舞台上には、奥下手にバーカウンターが、スナックによくある硝子天井のテーブルとスツールセットがその客席側に置いてあり、異様にも、上手に夢の島番外地、塵捨て場がある。スナックの名前は“ほたる”ママは41歳のあいり、失踪した姉の名を店名にしている。某組長の二女である。長女は事故で植物人間になりながら、入院先で11年も生きた。その日迄。
     その日、約30年前のその日、姉、ほたるは、病院のベッドから消えた。体中につけられていたチューブを外し、失踪していたのだ。植物人間だったにも関わらず。家族全員が疑われ、あれこれと身の回りを詮索された結果、捜索した鑑識、刑事達総てに嫌悪感を持つに至った、あいりは捜査以来、異様なまでにデカに敏感である。
     デカの持つ体臭と足音を彼女は敏感に感じ取り、最近、店に足しげく通うようになった男、藤田をそれと見破る。藤田は、店名に惹かれて店に来るようになったのであった。彼が唯一恋した女の名だったからだ。彼は、14歳、彼女は12歳、父を亡くし、引っ越さなければならなくなった30年前のその日、「必ず迎えに来る」と約束してほたると別れた彼が、彼女に再び巡り合ったのは、11年後、大学を卒業後、勤務した交通課で最初の事故の被害者を見舞った時、偶々、植物人間になったほたるを病院で見付けたのだ。看護師が4人もつき、たくさんのチューブに繋がれて延命治療を受けさせられている恋人を見た時、彼は決意する。看護師が目を離した隙を見て、彼女を殺害、遺体を夢の島の塵捨て場近くに埋めたのである。以来、藤田は、この事実を30年負い続けて来た。そして、このフェンスで囲われた場所を管理する元ヤクザの萩に管理料を払ってほたるの供養をし続けてきたのだ。鳥籠に入った人形に語り掛けるという遣り方で。だが、最近、若年性アルツハイマーと診断され、彼女を埋めた場所へ通い続けることも忘れてしまうのではないか、との不安に苛まれる。
     こんな藤田を慕う、後輩刑事、足立は、藤田の病を知っているが、何とか、彼の役に立とうと粉チーズを彼にプレゼントする。これを撒いておけば、ルートを忘れずに済むようにとの配慮である。忘れたくても忘れられない古く苦い記憶の中に、新たな記憶が入り込んではすぐさま忘れ去られ、想像力が、自分に都合の良いような物語を編み上げてゆく。その恐怖に耐えながら、藤田は、青い月の晩、ほたるの墓前に立つ。雨が、あの日と同じように激しく降り、青が滲む。持っていたピストルで頭を撃つ音が聞こえる。
     塩野谷 正幸演じる、藤田と河合 美智子演じるあいりの目が良い。萩役の田中 章の渋い演技も光った。
  • 満足度★★★

    とっても
    趣のある舞台でした。。 詩的で郷愁と哀愁を誘い幻想的な。 SFという訳ではないですがサイバーパンク的なテイストもあり。 一種、男の夢的な内容かも。 とにかく役者の方々、特にメインの方の力量に圧倒されました。。 空気が完全に入れ替わってしまうというか。 ただ、ちょっと残念だったのは、間狂言的なところ?のノリが部分的に謎だったことかな。。 なんていうかせっかくの雰囲気を壊してしまってるような気がして。 そこの統一感?みたいなものがあれば完璧に思えたのかも。 スイマセン。。

  • 満足度★★★★

    お見事!
    完成度が高い舞台だったなぁ。集中が途切れることはなく,どっぷり芝居に浸かっていました。やっぱ役者さんが上手いと,深みが出てきますね。開演前にはずっとジャニスが流れていました。大好きだったので,開演前から好印象。いい時間でした。

  • 満足度★★★★★

    プロの舞台!
    ここぞと言う時の台詞に重みがある。役者のことばが奥深く上手い。
    お金をとる舞台ってこういうのものなのだなとつくづく思います。
    脚本、演出、照明、音楽どれも皆素晴らしくて固唾を呑んで観てました。
    若手の制作者さんたちにぜひ観てもらいたい作品だと思います。
    特に塩野谷さんは、全身から役者汁出っ放し、河合さんも影あるママの雰囲気抜群でした。
    アフタートークは殆どの役者さんたちが出てきてくれて、ざっくばらんなトークとても良かったです。田中さんは役者さんたち皆に気使いしながら場を和ませるの上手いですね。感心しました。

  • 満足度★★★★

    役者が上手いです。完成度がすごく高い
    脚本としても、まとまっていて、観劇、初心者の私でも、とても見やすかった。
    終わりには、しっかり感動しました。

  • 満足度★★★★

    純愛
    静かな中に迫力があり、緊張感溢れる舞台でした。真実は何なのか?と、どんどん惹き込まれました。最後は、サスペンスの中に、切ない純愛があり、観終わった後、何とも言えない気持ちになりました。役者さん達の演技はみな良かったのですが、特に塩野谷さんの演技力は、すごいと思いました。アフタートークの素顔がお茶目(?)だったので、コミカルな役なども観たいと思いました。

  • 満足度★★★★

    青い月の夜
    切なさ満載でした・・・

  • 満足度★★★★★

    純粋
    観終わったあと、大人になっても子どもののころの純粋な気持ちのまま一生を終える人がいるのだな。天国へいけたのだなと思いました。
    塩野谷さんと河合さんのアフタートークをきいて、お芝居に真摯に取り組んでいる様子がよくわかりました。
    とてもよかったです。

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