砂漠の町のレイルボーイズ 公演情報 砂漠の町のレイルボーイズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    話のテンポ
    楽しみました。若干の間延びを感じたものの、演出のセンスが良い。役者も良い。

  • 満足度★★★★

    緩さ
    いつもより更に緩いと思いつつ、その緩さがクセになってきてるので楽しかったです。
    決断を迫られていたり、否が応でも進まなきゃいけない時はいまの場所がより大事で壊したくないと、そう思うこともあります。

  • 満足度★★★

    普通
    意外と平凡すぎて、若干の期待はずれ、かな。全体的に抑揚がなく平板になっている芝居なので、退屈な感じがした。舞台セット(トロッコがスムーズに走る)は頑張っていた。

  • 満足度★★★

    少年の物語
    「列車が停まらない駅」に集う男たちというか、手持無沙汰にたむろってる少年達の物語だと感じた。
    アフタートークも楽しめました。

  • 満足度★★

    舞台美術は綺麗で
    話も役者さんの演技も緩やかであったのだが、
    なんかその分穏やか過ぎてて眠くなったデス。
    (それも何度もでー)
    話の起伏も大きなものも無く、
    なんかいまいちだなぁ・・・というのが正直な感想であります。

    ネタバレBOX

    開演前から舞台上には役者さんが動いて→ソファーなどに寛いでおり、そのまま暗転無く開演であります。ゆる~く過ごしている日常に楔が1本=ここが廃駅になる!と。そこで頑張るんですが、まぁだらだらと起伏無く物語りは進行し、駅長はとばされて新駅長がきて終演となるのですが。駅長は列車に撥ねられた?ともいえそうな話にもなり、なんかコレまでの話の内容に合ってないなぁとも感じました。表現したかったのは舞台上でも上手く表現された”ゆるさ”であれば、これは出来ていたと思うです。
  • 満足度★★★

    初見、最終日観劇
    とくお組10周年公演の一作。
    架空の町の駅舎が舞台。話自体は起伏が緩やかな調子でシュチュエーション・コメディという割にはどこで楽しんで良いのかわからず、何事にもピュアで必死な感情を抱いてる男子達が出てくるような少女漫画テイストを戯曲化したような印象で、終始むず痒い思いで観てしまい、終わりまでに何らかの刺激が欲しかった。
    鉄オタを体現しているかのような役回りで、役者さんはみんな良かった。
    舞台セットや衣装等は素晴らしいけど、劇場の空間余白が大きくてこの作品には適していないように見えた。

    ネタバレBOX

    結末があの終り方だったのは、架空の町の設定だし最後までファンタジーとして捉えれば良かったのかな。
    次の作品と見比べてみたい気もする。

    エリートさん役の佐藤さんがサモアリ、ワンダフル、表現さわやか等とは違う一面を見せ、すらすら台詞を吐いていたので驚きましたw。
  • 満足度★★★★

    なるほど
    とくお組にしては低評価も目立ちまして、どうなんだろうと少し心配をして行ってきました。

    なるほど、言っている意味分かるな、と言う部分がありつつ、ただ、そこまで酷いわけでもない、と言うのが一番簡単な印象です。


    多分、思った以上に繊細な芝居で、客席の反応次第で大きく変わる芝居だったと感じました。

    自分の席の近くは好意的に笑い声をあげるお嬢さんであったり、おじさんであったりがいたので良い回を観たんじゃないかなと。

    要は絶えず爆笑と言うような芝居ではないので客の反応が悪ければ引き摺られる可能性が?

    客席の温度次第はどんな芝居でもそうだとは思いますが。


    また故あって2回観たのですが、次に何が起こるかわかっているくらいの方が楽しめた気がします。


    普段と違うにおいは感じつつもやはりとくお組らしさはあって、自分はやはり好きです。

    ネタバレBOX

    開演前、既に舞台上に役者が出ている形式。

    基本的にいるだけで何も起こっていないのですが、究極的に言えば、その何も起こっていない日常風景を延々とやってもいいと言うくらいのモノなんでしょう。

    開演もびっくりするぐらいふわっとはじまる。

    緩いと言えば徹底した緩さだと思います。


    ただ、最後だけ割りと凄い事件が起こっているはずなのにうやむやのまま終わってしまった印象があるので、そこが変わればもっと良かったのではないかなぁとは思いました。

    要はそこまでは不思議な事は起こらず、日常の延長線上という体だったので、浮いてしまったのではないかと。

    とくお組の芝居は不思議な事が起こる時は徹底的に不思議なんですけどね。

    今回の場合は、きっちり普通に送り出すところまでやった方が良かった。
  • 満足度★★★★

    緩やかさがいい
    90分が緩やかに流れていきました。でも,これはこれで面白い。満足できる内容です。舞台も広かったですが,自分としてはその広さを十分活用していたと思います。舞台美術も出来は良く,猛暑の中,遠出しただけの価値はありました。

  • 満足度★★★

    のんびりし過ぎかな?
    いつものとくお組と比較するといまひとつのように私には見えました。
    話の設定自体がゆったりのんびりの雰囲気、合わせていつもより広い空間が重なってそんな感じになったのかな。笑いとる箇所をもう少し多く作ったほうが良いと思った。ちょっと疲れ気味かなとくおさん?

  • 満足度★★★★

    うまいっ!
    ゆったりと気楽に観れて、それでいて面白い。これはやはりスゴいことだと思う。蒸し暑い日が続く中、いい清涼剤でした。

  • 満足度★★★★

    気楽に観て楽しかった
    意外とみなさん評価低いので驚きです。
    ただ前回の近未来パークでも思いましたが演技力もコメディセンスもいいのになんか惜しい。それは皆さんのおっしゃるとおり場所だったりなんか理論的な整合性だったり詰めの甘さなんですかね。正確に申し上げられなくてもどかしいのですが僕は好きな劇団ですし今回も面白かったです。

  • 満足度★★★

    のんびりとゆったりと
     ナンセンスコメディというか構えずゆったりと気楽な気分で割り切って観れば、受け手側それぞれの感性にあわせて楽しめる作りの作品になっているような気がします。
     今回は、「太平洋食堂」、「空のハモニカ」に引き続き日本劇作家協会プログラム新しい劇作家シリーズの3作目ですが、このシリーズはタイプが異なる面白い公演ラインナップを揃えていると思います。

  • 満足度★★★★★

    なかなか
    素晴らしいお芝居でした。
    役者さん達の息も合っていて、できるならもう一度観てみたい。

  • 満足度★★★★

    ファンタジー
    とっても素敵な職場でおしゃれな制服を着たレイルボーイズたち。
    こんな仲間とこんな仕事をして「町の人のために」なるなんていいなあ。
    洗練された舞台美術でささやかな夢を共に追い続ける心優しき男たちを描いた作品。
    これは自分の価値観を信じて守ろうとするファンタジーではないか。
    役者陣が皆達者で、間やタイミングも含めて台詞の応酬が楽しめる舞台。
    映像の使い方も面白い。

    ネタバレBOX

    会場に入るともう舞台上に2人の役者さんがいる。
    机やソファーなど、駅とは思えない心地よさげな家具がゆったりと置かれている。

    ここは「砂漠駅」、もう何年も乗降客が無く、したがって列車も止まらない。
    お客さんがいないので駅員は他の商売に精を出している。
    飲み物のサービス、クリーニングの受付、靴磨き、マッサージ、そして似顔絵描き。
    そこへ中央からエリートが監査にやって来たのでさあ大変!
    それでなくても廃駅の危機にあるのに、本来の業務でないことばかりやってるし…。
    レイルボーイズたちは監査を阻止しようとするが、駅存続の行方は…?

    ちょっとホテルのラウンジか会員制倶楽部と見紛うようなインテリア。
    豪華ではないが上質で使い込んだ心地よさがあって何とも快適な空間。
    深緑のパンツにキャメル色のブレザーという駅員は
    ホテルマンのように洗練されたいで立ち。
    ここに居場所を見つけた男たちは、廃駅を免れようと一致団結する。

    向上心とかのし上がろうとか、そういうものとは一切無縁なところで
    駅員たちは共通の目的を持ってここにいる。
    いつかお客さんが来て切符を買ったら、信号を赤にして列車を止める…。
    それを夢見て毎日を過ごしている。
    ある意味彼らの価値観に共鳴出来なければ退屈なストーリーなのだが
    私は、世間の価値観と決別する勇気を羨ましいような気持で観た。

    ただ特に他で生きづらさを感じているわけでもなさそうな人達までが
    このユルイ職場に固執する理由が欲しかったと思う。
    ここが好きというだけでない、何か私たちと重なる傷とか哀愁がちらりと垣間見られたら
    一気にレイルボーイズたちに共感して入り込んだかもしれない。
    印象が“ファンタジー”なのは、“私のリアル”との間に距離が生じたからだ。

    駅長さん(鈴木理学)やエリートさん(佐藤貴史)、てっちゃん(伊藤直人)、
    ふりょう(林雄大)の演技が印象的だが、全員の息が合った台詞の応酬は素晴らしい。
    舞台上でレコードに針を落とすと流れるBGMもセンスが良くて好き。
    とくお組の舞台を初めて観たが、客演も含めてこの役者陣には次も期待してしまう。
  • 満足度★★★

    草食系
    あまりにひまそうで何も起こらないんじゃないかと心配したが、切符一枚売れただけで、あれだけ喜んでる人たちだから、きっと毎日の小さな喜びを大切にする人たちなんでしょう。過剰に上を目指さないという現代日本の青年らしい作品かもしれない。毒にも薬にもならないが、ほのぼのを求める方におススメ。去年の舞台に比べるとセットがとてもプロの仕事で美しい。(素材がよくなってる?)

  • 満足度★★★

    演出にもう少し工夫が欲しい
     細かい擽りをふんだんに仕込んだシナリオだが、もう少しアップテンポで進めた方が、軽演劇的なノリで観れるのではないか。
     描かれている事態そのものが中心性を喪失している世界なので、そもそも芝居として緊張感を持続することが難しい。従って、異化効果を極端な形に持って行くような、作品内部でのクリティクが欲しかった。その為に、劇中劇を仕込むなど、メタ化する方法もあり得たのではないか。

  • 満足度★★★

    会場広すぎかな?
    ちょっと期待しすぎたかなぁ?
    半分は、アフタートーク(マキノさん)目当てで行きました。

    ネタバレBOX

    なんとなく、もっと狭い会場で観たほうが、
    楽しさが伝わるような気がする劇団のような気がします。とくお組さんは。

    楽しいところは楽しかったのだけど、なんだろう、なんか、
    何が起こるわけでもなくだらだらと時間が過ぎる感じが、
    心地よくもあったのだけど、ちょっとしつこいかなと思うところもあったり。
    初日だったからか?

    前回観たのが『常夏の星』だったから、
    あれは完全にナンセンスギャグで、設定もありえない設定だったので、
    「そんなことあるわけないじゃん」的な部分も笑って観てられたのだけど、
    『お客の来ない駅』、というのは、現実っぽいのに現実離れ過ぎるというか、
    お客が来ないのに、そこに通う不良くんとかテッチャンは何者なのかとか。
    信号機が壊れて止まらない、というのも説得力に欠けるというか。

    変だなと思う設定も、気にならないくらいの『何か』が、
    もっと欲しかったかなぁというか。

    ラストの、駅長さんが電車と一緒に居なくなった、というところも、
    照明のせいなのか、駅長さんがハケたのが見えてしまってとても残念でした。
  • 満足度★★★

    何もしていない
    緩いと言うよりダルいという感じ。

    ネタバレBOX

    何か仕事を作ってやっているというのは口ばかり、結局は何もしていない感じでした。

    列車が通り過ぎるだけというのも、乗ろうとするお客さんはいたのに、信号機の故障で停めることことができなかったということじゃないですか。ちょっと意味が違うぞと。

    駅長の鈴木さん、列車に引っ掛かって行っちゃったとしたら、上手にはけるんじゃなくて、列車の進行方向と同じ下手にはけるべきなんじゃないですか。舞台挨拶も上手から出て来るのは不自然です。

    新しい駅長さんも、何かこの雰囲気に馴染んでいきそうですね。
  • 満足度★★★★

    楽しかったなぁ・・・・・。
    頑張っている人も頑張って無い人も、ぼっくらはみんな生きている~、生きているから笑うんだ~、と歌いたくなるような(?)いい感じのお芝居でした。実際帰りの電車の中ではずっとこの歌が頭の中に流れていた。大人になって会社や家庭に入ってしまうと、私達は意外なくらい狭い社会で生きていく。レイルボーイズの世界は決して寓意ではないな、と思いました。ずっとくすくす笑いが絶えない舞台で、キャラがよく活きていてとても楽しめました。信号係さん、いいキャラでしたね~。トークショーでどうでもいいような質問タイムが無かったのも良かったです。美術や衣装、お見事でした。

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