満足度★★
9000円は高い・・・
と正直思ってしまいました・・・。
私は特に向井理さんのファンでもなく、舞台(西田さん)の面白さに期待して行ったのですが、正直かなり不満でした。
演出も脚本もしっくり来ない。
ユースケ・サンタマリアである必要がある?ラジオの声がユーミンである必要がある?
全く感じられませんでした。
根底の姉弟のお話はとても素敵なのに、映画撮影隊を通して描く必要があったのでしょうか?
見ていて、2月に観劇した舞台「マティーニ」を度々、思い出しました。
両方、見た方はこういう人多いのでは・・・。
まぁ、撮影を舞台にしたという時点で似るとは思うのですが、
けっこう共通点が多かったですね・・・。
そして、残念な事に、キャストも値段も豪華な「小野寺〜」の方が、面白くなかったですね・・・。
うーん・・・。
満足度★★★★
爽やかな、軽さ
『小野寺の弟・小野寺の姉』良質で軽いコメディ。片桐はいり、向井理の姉弟に片桐仁の隣人、姉の同級生ユースケ・サンタマリアなんて非現実的な人々ながら劇中劇でまとめるオーソドックスなホームドラマ仕立が返って巧みに見える。猛暑の夏にぴったり。
副題「お茶と映画」にちなんで、映画観てお茶飲んで帰るカルチャーに芝居を巻き込みたいように見える。巧みに仕組まれているが細部は破綻してウェルメイドほど厚みは感じない。その軽さがテレビ的消費物だが、映画、ラジオを引き合いに演劇の濃さを敬遠しているかの意図を感じた。
ラジオ、映画を絡めて舞台で描くテレビ的演劇。手作り映画やラジオへの投稿という確かな手触りを求める姿はメディアに囲まれた私たちには共感しやすい。それはあるしかけをスペクタクルとして、演劇的な切り札として使用した演出家の、演劇に対する不安にも見えたが効果はいかに。
満足度★★★★
最前列にて鑑賞。
全然ファンではないけど、あんなに人気がある向井理という俳優を一度生で拝見してみたいな…と軽い気持ちで先行抽選に申し込んだら、何と最前列でど真ん中という超プレミア?という席が取れてしまいました。原作は既読でしたし、内容についてはあまり期待していませんでした。しかし幕が開くと、家のセットが本格的だし、公園は雑草や、タイヤなどの遊具も置いてあってなかなかいい感じ。どうしても下から見上げる感じにはなってしまいましたが…、美術セットや小道具、役者さんたちの表情、あごのラインや手や足の先まではっきりと見えるのだから、同じS席の値段でもずっと後ろの席とはやはりお得感が全然違います。電話は、鳴った時に音だけ流すのではなくちゃんと動いていたし、居間の壁掛け時計も、きちんと次の場面では時間が変わっていたり細かいところまでぬかりないセットでした。休憩がないのは、役者さんたちの集中力を途切れるのを防ぐためなのか、向井さんの過密スケジュールが原因なのか、話の切れ目が特にないからか、クライマックスの雨のシーンの準備の都合なのか、分かりませんが休憩15分くらい入れてもいいんじゃないかなあ。
心あたたまる良いお話です。会場は爆笑の嵐で、楽しませてもらいました。先読みできるような展開や笑いどころも多いのですが、片桐さんは特にすごいし、他も芸達者な方たちでみなさん良いお芝居していました。プロ!って感じでした。木南晴夏ちゃんは、ピンクの衣装も声も可愛かった。よく声が出ていました。梅ちゃん先生で「じっちゃまが言ってました」が口癖だった青森少年で気に入っていた野村周平君は、去年よりびっくりするくらい大人っぽく、男らしくかっこよくなっていて驚きです。さすがスノーボーダー、余分なお肉が一切付いていない細いお体です。お芝居もよくて、ファンになっちゃいました。向井さんも細くてスタイル良いですね~、ズボンの空間?ダボダボさが、太もも部分がいつもパンパンの私のズボン姿とは大違いで羨ましい限りです。雨で濡れた白いワイシャツ姿の時、腕の細さが分かってしまいました。黒縁メガネで寝癖頭、マイペースでわが道を行くキャラクター、何だかゲゲゲの女房を彷彿とさせました。僕たちは世界を変えることができないでも共演していた、私の大好きな窪田正孝君からお花が届いた(というリストの紙)のを見て会場入る前から楽しい気分でした。へへへへ。うふふ。
みなさん千秋楽まで頑張っていただきたいです。
素敵な美術セットと小道具に一つ、木南ちゃんと野村君への今後の期待に一つ、近くで見れた嬉しさに一つ、全体に対しての感謝に一つで星四つ。
芝居の属性
※無星
ベタですねぇ~。ベタベタですねぇ~凡てが。
「見たい!」で書いたとおり予想の範疇を出ませんでした。
でも、キャスト目当てで観劇した方なら、星5つでも足りないでしょう。
って言うか、キャスト目当てじゃないと元取れない芝居です。
片桐はいり、ユースケ・サンタマリア、向井理・・・スケジュール抑えるのも一苦労な売れっ子でしょうから、9000円くらいするでしょう。
けど、アタマじゃ解かってるんですけど「高けぇーよ!」って思わされる芝居って・・・・・・5800円前後なら許せるかな。これがキャストのファンじゃない観客の感想です。
この種のお芝居を評価するって、ある意味「邪道」だなってつくづく思いました。だから、キャストの演技がどーのとか、筋がどーのとかは書きません。
満足度★★★★★
温かい話
普通の姉弟に、ちょっとあり得ないシチュエーションが起こるドタバタ劇。
はいりさんと大好きなキャスト揃いなので、観劇。
予想通り爆笑で楽しませてもらったが、全く期待していなかった向井くんに泣かされてしまった。
やはりいい役者さんなんですね。
西田さんの作品、また観てみたいです。
満足度★★★★
近年躍進目覚ましい、木南晴夏さん推し。
奇妙で不器用、でも思いやりのある小野寺の姉弟の物語。
ある日、家に自主映画の撮影隊がやって来る。
しかしこの日の夜、ユーミンのラジオ番組で、
弟の投稿が読まれることになっていた。
それは、なかなか直接言えなかった、姉への大事な
メッセージだったが、撮影はトラブルの続発から遅れ、
そのラジオ放送の時間が迫っていた。
果たして放送を聞いてもらえるだろうか…。
いつもは突出したキャラで中心になっている片桐はいりさんが、
今回は自主映画のメンバーや弟の行動に対して右往左往する
とっても珍しい、受けの立場で、それがとっても良かった。
対して、向井理さんは3枚目でぐずぐずダメダエメな弟を
朴訥に演じてこちらもよかった。
他に、平田敦子さん、片桐仁さん、山内圭哉さん、
ユースケ・サンタマリアさん、という豪華な共演者が
それぞれの立場で求められている役を手堅く好演。
その中で個人的には、近年躍進目覚ましい、木南晴夏さん推し。
で、こちらも好演。
深夜番組の問題VTRに出演していた時から気にしてました。
満足度★★★★
ほっこりと暖かい
脚本家の西田さんの舞台が観たくてチケットを購入。目当ての役者さんがいるわけでもないので気軽にA席を。
相手を思うが故のすれ違いや空回りは肉親であれば尚更修正するのが難しい。毎日顔を合わせていれば尚更。振り回されているようで振り回していて、みんな可愛くてみんな愛おしい。嫌な人は誰もいない、誰も嫌な気にならない、とにかく優しくてホッと一息ついて穏やかになれる舞台だった。
向井さんの演技、良いなー
満足度★★★
優しいお話でした
役者さんに惹かれて見に行った。
バランス良いアットホーム人情コメディって感じだった。
昭和レトロな衣装や美術セット可愛かった。舞台じゃなく深夜のテレビで緩く見ているともっと面白いのかも。
ただ、上演の場所やその他の関係で仕方ないとはいえ、この内容でチケット¥9000〜¥7000はちょっと高過ぎなんではないかな。
約1時間50分。
満足度★★★
ハートフルではあるけれども
コメディーとしてはそこまで面白いとは思わなかった。
あと、照明が暗く、大きな劇場ではあるが、役者さんの表情が見えないシーンが多いのは残念。