満足度★★★
これからに期待
印象に残ったのが俳優陣のルックスと全体的な若さ。これから演劇を始める人には眩しく映るだろう。細かい仕草に疑問符はつくが気にする程でもないのかも。脚本も万人向け・受けではないが上手くまとまっていた。全体的な底上げをしていけば面白い存在になりそう。
満足度★★★★
相関は複雑とあるが
そんなに、ごちゃごちゃとは感ぜず、うまく人物が絡み合っていたと思います。
質が高いという形容ではないのですが、センスがいいというのか、思いがつまっているというのがいいのか、メガバの劇風というのがよく出ていたと思います。よかったです。
満足度★★★★★
「生きる」ということ
今回は次から次と仕掛けがあり、最後まで目が離せませんでした。 「生」についても考えさせられました。
奥のほうの席に座ったのでセットで見切れてしまった部分があったのは残念でした。
満足度★★★★
やっぱりメガバはいい
相変わらず、グッとくる生と死の間のダークファンタジー。今回は命のリレーの話ですか。いつもよりナレーション的説明が多くてわかりやすかったです。
満足度★★★★★
素敵な作品でした
いつもの感じの良い受け付け後、振り返れば、すぐに広がる物語の世界に、ワクワクしながら客席に向かう。
前半の何気ない会話や、謎めいた住民や島の状況の真実が、明かされてゆく後半が、鮮やかで納得できる見事な脚本・演出でした。
役者陣も、その役柄らしい髪型に衣装を身に付け、その心情で佇むので、顔つきも変わって見え、とても魅力的でした。
約2000年の物語の一部ということですが、他のパートも、是非ぜひ観たいので、公演お願いします。
満足度★★★★
タイトルの示すように
ファンタジーなのだけれど、いつもながらに生と死の深い寓意を感じさせる作品。始まりの魔法使いのナレーションは豊かな声量と表現で一気に物語の世界に引き込む力があり、素晴らしいものでした。中盤にちょっとたるみがあるのはゆっくりした台詞のせいかな?それにしても、最後のどんでん返し、謎が明らかになっていく見事なストーリー展開には驚きました。シリアスな舞台からファンタジーまで次々とこなす俳優さんたちもすごいです!それから、今回の美術も素敵でした。いつもちょっとした遊びがあり、観客席は難破船に模されている。素晴らしいアイディアだと思います。
満足度★★★★★
沢山の人に観てもらいたい!
メガバックスは本当にすごい!阿佐ヶ谷の小劇場からいつか羽ばたいて沢山の人に観てもらいたいと見るたびに思います。脚本はもちろん幻想的でいつも意表を突かれるし、それでいて着地点は柔らかで・・・それをしっかり演じている役者さんのセンスのよさ。観て良かったと思える数少ない演劇の1つで毎回期待を裏切らない。
満足度★★★★
さすがの安定感
いつもながら終盤の伏線回収、どんどん急加速して真実に近づいていくのは圧巻。しかしちょっと強引さも感じる。あと前半のセリフの間は私も気になる。ちょうどいい照明も相まって眠気を誘う。終盤に向けてエンジンかかるのが遅かった気がする。あちこちで物音がするのも気になる。しかしホスピタリティや舞台美術にはいつも感心させられる。
満足度★★★★
良質
のファンタジーでした。 ちょっと強引かなと思うところもありましたが、ミステリー的な要素もあり面白かったです! 全体の雰囲気は歌はないのにミュージカルみたいでした。笑。 ただ、重厚なテイスト?を出すためだったのかもしれませんが若干セリフの間みたいなものが気になってしまい、もう少しセリフのテンポ?がよくてもいいのかなとも思いました。。スイマセン。。 あと、ナレーションもしてた魔法使い役の方の声と存在感が素晴らしかったです! 笑。
満足度★★★★
優れた脚本、演出
謎が幾層にも重ねられ、其々に底意があって、劇の進展に応じて一つずつ明かされてゆくので、観客は推理を楽しむことができ、飽きさせない。
口上役の、劇にぴったり嵌った述べ方が良い。声の質、音量も適切で上手い。シナリオがしっかりしており、論理的で説得力がある。役者間の連携が良いので何故かと思っていたら、舞台セットの埠頭部分は、劇団員皆で作ったという。それで、息が合っているのだ、と納得した。
今回、拝見した作品は、魔法使い4世代、2000年に亘る歴史の一部分ということである。他のパートも是非観たい。そう思わせる内容であった。
難破船が、シュワロヴィッツの島に漂着した。乗組員を上陸させるか否か。一悶着あるが、武器を預け、埠頭からは出ないことを条件に島民は、乗組員の上陸を認める。だが、島民たちには、秘密があった。そして、船が遭難したのも、実は、呼び寄せられたのだ、と言う。誰が、何の為に。
更に、物語が進行するに連れて、一つ、また一つ、と真実が明らかにされてゆく。そのどれもが、奇想天外である。謎を明かせば観劇の楽しみを著しく損なうので種明かしはしない。だが、実に手の込んだ、面白くまた、筋の通った作品である。
満足度★★★★★
脚本に感心 演技もなかなかでした
魔法使いの出てくる物語は、正直嫌いである。今まで、何度読書に挑戦したか知れない。しかし、最後まで読んだものは、残念ながら皆無。
きっと私には夢や想像力が欠如しているに違いない。読む進めるうちに、「現実はそう簡単にはいかないものさ」「魔法で解決できるのなら、なんでもありになってしまう」と、しらけてしまうからだ。
そんな私が、魔法使いの登場する演劇を観にきたのだから、不自然きわまりないのかもしれない。
正直言って、プレゼントに当たってしまった(失礼)、そして田中さん(私の元同僚)と会って話がしたいということで、阿佐ヶ谷に赴いたというところが本当のところだった。
ところが、である。
思ったよりも(また失礼)格段に面白く、しかも感心することばかり。今年観た劇の中で、一番私には心に響くものとなった。
一言で言うと「よくまとまっている劇」。
感心したのは、脚本。よく練られたストーリーと構成。そして、後段に島民全員にかけられた魔法の謎解きの巧妙さ。その伏線も含めて、しっかりとした脚本であった。まずなによりも、脚本が、その公演の正否を決定づけるといってもいいのだから、優れた土台を得た俳優さんたちと言えるのではないかと思った。あれほど、魔法使いの嫌いな私が、最後まで目を開けて見ていられたのは、そんな脚本、しかも魔法使いを「全能」にしなかったものだったからに違いない。
若い俳優の劇団には、重みが感じられない。いつもそう嘆く私であるが、今回、若い集団であるのにもかかわらず、それを感じさせなかったのは、星さん、大里さんの演技力、表現力があったからこそだと思えた。二人の演技が、この劇を「軽薄」なものにしない重しとして作用させてくれた。とりわけ、星さんの声の抑揚、間の取り方は、素晴らしいものですね。
生と死の重さ、軽さ。そして人生の切なさ。
十二分に、私に感じさせ、考えさせてくれた2時間だった。
ひとつだけ。前半に、よくモノが落ちました。暗いから、狭いからなのでしょうが、気をつけてくださいね。
満足度★★★★
キーワードは「希望」
大人のファンタジーだけどそこはメガバックス、
「そうだったのか!」という予想外の展開は今回も健在。
魔法使いのキャラクターが素晴らしく魅力的で
どこか映画のような雰囲気を漂わせる舞台だった。
それにしてもこの魔法使い、泣かせるじゃないの。
満足度★★★★★
港町での出来事
魔法使いのでてくるファンタジー。 登場人物は13名。 多いかな?
と思いましたがそんなことなかった。。凄い。
島の港町でおこる出来事 最初はゆるやかに そして確信にせまってゆく。。。
2時間という時間をもっと見たい キャラを掘り下げて見たい と思わせるストーリーでした。
みなさんお勧めの劇団だけある。 衣装もセットも素晴らしいですよ。
満足度★★
わたしには
劇団さんの対応や役者さんたちの真面目さなどとても素晴らしかったのだが、
劇自体は私にはよくわからなかった。
でも、多くの人が高く評価しているので、好みの問題なのだと思います。
満足度★★★★★
熱演!!
毎回違うメガバックスの世界にはいつも驚かされています。
難しい物語設定なのにすんなり理解できる構成はスゴい!!
素直に泣いて、でも最後には笑顔で劇場をあとにできる作品です。
役者さんたちの熱演が清々しい♪