【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」 公演情報 【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    まさに舞台ですね。
    ええ、まさに。
    まさに舞台だなって。
    アドリブなんか見ながら。
    噛んでもかぶせてみたりとか。

    もうホントこれぞ舞台の醍醐味だなって思いました。

    ネタバレBOX

    で、
    結局全員男性なんですよね?
  • 満足度★★★★

    笑わせていただきました
    冒頭の演出から最後まで、楽しくて面白くて、(良い意味での)バカバカしさに引き込まれました。
    終盤はあまりのバカバカしい展開に、心の準備ができておらずア然とさせられて乗り遅れた感じになりましたが…
    東京ミルクホールは初見でしたが、笑わせていただきました。

    ネタバレBOX

    まさか実際に舞台へ上がって見世物小屋を体験することになるとは…ドキドキしながらも楽しい体験でした。
  • 満足度★★★★

    三寸を愉しむ
     初めに断っておく。片輪という差別用語が使われているのは承知している。然し、この作品を作った人々も自分も差別することもされることも嫌いである。差別はとてもデリケートな問題だ。言葉そのものに対する、自分の頭で考えた考察が必要なことは言うを待たない。然し、言葉の使い方、使われ方の方が、より重要だと自分は考えている。即ち、在る時代、在る地域で、在る表現が、如何なる意味をという単純なレベルではなく、言葉の背理も含めて意味する所をキチンと弁え、時には、踏み込んだ発言、意見交換すらできる程度には、自分と同等であることを尊敬の念と共に分かち合うことが、最低限必要なのである。このようなスタンスで、この作品を拝見した。

    ネタバレBOX

     見世物小屋と言えば、キッチュの代名詞とまでは言わないが、実際、そう思っている人は少なくあるまい。観客は、展示される片輪や不思議な生き物が本物でないこと位良く知っているのだ。そればかりか、知って居て騙されたふりをすることを楽しんでいるのである。興行を打つ側とて、その辺りの呼吸は、無論、充分に心得ている。日本には、タンカバイと言って、口先三寸で品物や芸の価値を認識させたり高めたりして売る伝統がある。縁日で見掛ける香具師も、見世物小屋の“親の因果が子に報い云々”などの口上もその類と看做すことができよう。香具師の商売で有名なものだけを挙げても、蝦蟇の油売り、バナナの叩き売り、金魚すくいの口上など誰でも直ぐに思いつくだろう。こんな伝統の上に立った見世物小屋の話である。
     時は大正、浅草の一等地に本拠地を置く見世物小屋、アポロ。この小屋の看板娘は、蛇使いのマキ。このマキに帝大生が恋をした。だが、彼女に焦がれた孝則は、父の経営する炭抗の炭塵爆発で死亡してしまう。孝則の友人で同じ帝大生の鶴夫も矢張りマキに一目惚れしてはいたのだが、マキは死んだはずの孝則に出会ったという。
     一方、この浅草の賑わいに付け込んで新興の暴力団組織の組長、鬼小島 が、アポロをも狙っていた。今迄、相身互いでやってきた地元の親分、源之助も組員を鬼小島に持っていかれ、ピンチである。そんな折も折、摂政の宮が「見世物を観たい」と言っているとの達しが、宮内筋から届けられた。内々の達しでは、アポロが氏名されていたが、実質的にも力を延ばしてきた鬼小島支配下の劇場、芸人も黙ってはいない。アポロ芸人のひっこ抜きも始まっている。そこで、コンテストが行われれることになり、どちらが、指名されるかは先の判断に任されることになった。
     大団円では、登場人物全員が、チェーンを鼻から通して口から出す芸をやってのける。摂政の宮役、御付きの者役を含め、敵対していたヤクザの組長らも総てである。この辺り、天皇家も被差別者であるとの判断が働いているかも知れぬ。実際、天皇の棺を担ぐのは、そのような民である。以上のような事実もあるので、大団円の連帯が、美しい。途中から、大団円にいきなりと怒らず、想像力で埋めて欲しい。

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった~~~~~!!!
    たくさん笑わせてほしい。 激しく踊ってほしい。 美しく舞ってほしい。 うっとりさせてほしい。 ほろりとさせてほしい。←と「観たい!」で書いた。希望はすべてかなえられた!!!!!ほんとにほんとにおもしろかった!!!!!!!!!!

  • 満足度★★★★★

    二台の扇風機
    本編二時間弱の大盛エンターテイメント!!
    鼻からでてしまうくらいお腹一杯になりました。

  • 満足度★★★★★

    大・爆・笑・(^o^)
    【見世物小屋】が見事に描かれていて、笑いだけでなく話もよく出来ていた。
    なんといっても、当時の見世物小屋の芸の実演が楽しかったー。

    <えー見世物小屋の実演アトラクション時間を含めて・含めて(大事なコトなので2回言いますねっ佐野さん(^^)2時間半です>

    ネタバレBOX

    芸の中身が結構賛否両論(下ネタもあるんでねっ(^^)でしょうから、
    万人には薦められないかなって思うので、お勧めにはできなかったです。
  • 満足度★★★★

    見世物小屋・・
    往時の浅草の見世物小屋「へび女」・「ろくろ首」「珍獣(鰐)」等を想起させるモチーフに郷愁を覚えた(*゚▽゚*)

  • 満足度★★★★★

    面白いのにも程がある
    いやぁ~楽しい日曜の午後のひとときをありがとう。

  • 満足度★★★★

    見世物芸人集団
    まさにお笑い演劇。実際、お笑い芸人の出演者もいた。
    私は初見劇団だがリピートファンが結構いるようで満員であった。
    どなたが観ても理屈抜きに面白いと思う。
    私の見る限り、終演後のお客さんの顔は和んでいたと思う。
    ストレス続きの昨今、本当にリラックスできた。
    今となるとなぜか、次の公演(2014年3月)が早く観たい。
    麻薬のような劇団だ。

  • 満足度★★★

    ホント見世物小屋
    東京ミルクホールの本領発揮というのか,お下劣さ満載の見世物舞台でした。いやー,ホント身体張ってるわ。トラブルも笑いに変え,その実力は十分。ただ,印象が強すぎて,ちょっと食傷気味になっているけど,チラシのイメージどおり,この劇団の持ち味を出し切った舞台でした。

    ネタバレBOX

    でも,やっぱり最初の見世物小屋のシーン30分は不要だと思うし,2時間30分は長いわ。
  • 満足度★★★★

    マジで鼻から
    「ミルクホールの原点は江戸期の見世物小屋」にあるという視点で書かれた本作は
    「差別される人々」の世界を描くと同時に
    「無意識のうちに差別している人々」の心理をも突いている。
    しかしまさか全員がチラシのように“鼻から垂らす”とは思わなかった!

    ネタバレBOX

    代議士の父を持つ帝大生が、理想の社会福祉を論じながら
    実は底辺にいる見世物小屋の人々に対して
    「無意識のうちに差別している自分」に気付く。
    そして見世物小屋の娘への叶わぬ恋、親友の死などを乗り越えて成長していく。

    というと何だか“青年の主張”みたいだが、のっけからミルクホール色満載。
    「どうぞ舞台へ上がって見世物小屋の中をご覧ください!」と言われて
    何と5~6人を除いてほとんどの客が舞台へ上がった。
    客席に背を向けて妙な芸(?)を披露する人を見て笑ったあと
    客席後方に登場した帝大生二人のやりとりを、みんなで舞台から眺める。
    私もミルクホールの舞台には何度か上がったが、この図が面白いんだな。

    二人の帝大生から恋される見世物小屋の娘マキ(コースケ☆ハラスメント)が
    声も仕草もあんまり自然で可愛い(!)ので一瞬「まさか女の子が客演?!」と
    当日パンフ(これがまたいたずらに男を下げる顔の写真集だ)を確認してしまった。

    恋に破れる帝大生を演じた浜本ゆたかさんが相変わらず良い。
    この人はベタな台詞を言っても説得力があるのが魅力。
    自分の中にある差別する気持ちに気付いた時や
    マキと親友の恋の行方を見守るところなど
    台詞や間が丁寧で、しみじみさせる。
    ミルクホールは笑いと人情の両極を行き来するのが魅力だが
    その人情パートを背負う人だと思う。

    そしてやっぱりおバカな展開が素敵だ。
    扇風機の芸(芸なのか?)とか、“さんがつ”(なんちゅー芸だ!)とか
    見ている私たちもハラハラドキドキ、
    だって全員があの“チラシと同じ顔”になるんだから素晴らしい!

    冒頭のダンスはちょっとけいこ不足の印象を受けたが
    ラスト「津軽じょんから」はとても素晴らしかった。
    コースケさん、浜本さんのキレの良さとかたちの美しさが印象的。
    やくざの鬼小島を演じた多舞タカシさん、声もいいし
    艶のあるやくざがとても良かった。
    佐野うさぎさん、”無駄に二枚目”な顔で、当パンの写真がとってもセクシー。

    バビ市のおしっこハプニングもあったが、
    その不具合をも笑いに変える瞬発力は相変わらず。
    改めて生の舞台ならではの楽しさを満喫した。
  • 満足度★★★★★

    一見泥臭そうな題材だけど・・
    哀しい物語もすべてひっくるめて笑える物語にしてしまうのはヤッパリ凄い!

    わざわざヘンな感じにしてからキメるところも流石。

    カッコつけてキメるのはもうとっくに古くなってる・・というかカッコ良かった時代なんてないので、どうしてもカッコつけてキメたいという輩はこの舞台のラストを真似して「イエー!」とかやって欲しいもんだと思ったり。

    旗揚げ以降、常に東京の演劇でいちばん見るべき作品を作っていたと思う。

    東京のアート系のどの団体より洗練された舞台を作っていたから。
    美大、芸大系統の劇団には一番必要なものがここには詰まっている。

    FTに呼ばれないのが本当にフシギだ。
    ドイツでポレシュなんかを観てる若い人たちにミルクホールを見せたら、
    1/3位は涙を流して喜ぶんでないかと思ったり(あとの1/3は怒って帰り、残りの1/3は理解できないといった顔をすると思う(推測

    大阪の子供鋸人のNASAボーイに東京で張れるのは
    「Kissより甘いKissがある」
    浜本ゆたか氏位なんじゃないかと思ったり。

  • 満足度★★★★★

    さすがはミルクホール
    オープニングから観客との一体感にもっていくなんてなかなかないですよね。

    初日なのでハプニングはありましたが、そこは観客の笑で(^^)


    千穐楽も観に行きます!

    ネタバレBOX

    天皇陛下の○探し

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