満足度★★★
惹かれるキャラはいないが
個人的にはそれ程惹かれるキャラはいなかったが、実際にいそうなキャラだったからか、世界観には引き込まれ、時間は長くは感じなかった。なかなかには面白かった。
オマケもいつも以上に下らなかったー(笑)(誉めてます)
満足度★
口淫シーンは必要だったのか?
主人公が布団にくるまりモゾモゾ身じろぎしていると思ったらじつは恋人にフェラチオされていたり、そういうことで客に驚きを与えようとする安易なやり口に閉口。「絶望と再生の物語」と謳いながら主人公の再生への道筋が示されていない事にも不満。
満足度★★★★★
冷徹でふくよかな時間のボリューム感
そこまでの時間とキャラクターたちの想いが、
作り手の視座から歪みなく描かれているからこそ、
最後に用意されたシーンは圧巻でした。
冷徹で繊細な作り手の語り口から紡ぎ出される、
刹那に重なるベクトルの、
その先の時間と
異なる熱と生きる質感に深く捉われました。
満足度★★★★★
土日の雨で水を含んで落ちた庭の紅い躑躅を拾いながら思ったこと
これは中高生に観て欲しいと思った。
以前に大阪のどっかで
別にカッコ良いと言うほどでもない中途半端な音を鳴らす
それほどカッコ良いとも思えないバンドに
知り合いの女の子たちがキャーキャー言ってる端の方で
別の女の子たちがこの世の地獄みたいな顔をして恨めしそうに眺めていたのを見たときのことを思い出した(苦笑
自分はそのとき、
「この人たちの音に別に良さはないし、
カッコ良いわけでもないと思うよ」
とは彼女たちに言わなかった(逆に「良んじゃない」くらいは言ってたかも。他に言いようがないし、友達感覚なら(苦笑
ただ、その子たちもその男たちのことなのか別の何かなのか
あとでその周りでみてた子たちのような顔をしだして、
「そーなのかな?」
と、ぼんやり思ったことを覚えている(なんとなくだけど
・・まぁ、人生こんなもんだ(苦笑
でも、それを冷静に描くのはなかなか難しい。
同じようなことを繰り返す若い女の子は多いけど、
自分は
「後悔しないで前向きに進めば別に致命的ではないし良い経験になると思う」
と内心思うけど、
それを実際口に出して女の子たちに言うほど状況に詳しくもないし、
逆に死ぬほど辛い言葉かもしれないと思うので
敢えて口に出しては言わない。
死んで灰になったりするよりは生きて血の廻った体でいる方が
余程良いと強く思うのだけれど、
そうでない子も結構いるようだ(苦笑
土日の雨で水をふくんで地べたに落ちた真っ赤に色づいた躑躅を拾いながらそんなことをふと思った。
・・まぁ、それがメインテーマかはよくわからんが。
満足度★★★
説明不足に感じました。
役者全員が演劇っぽくない低いトーンでたんたんと進む芝居。
ダメ男がなぜかモテるが破滅に向かっていくという
どこにでもあるようなお話でした。
要所要所でなぜああなったのか説明が足りない気がしました。
何故ラストの主人公はああなったのかの説明が
無いのは観客に考えてもらいたかったから?
それとも私がバカでわからなかっただけかな。
マスター役の方がナチュラル?で軽い人でとても良かったです。
おまけ芝居(芝居か?)も、役者さんの違う面が見れて楽しめました。
満足度★★★★★
言葉
言葉によって励まされたり力をもらったり深く傷ついたり
した 事を
考えてみると 私が
言葉を発する時に少し考えてしまいそうで
でも、考えずに発して
しまうのかもしれません
満足度★★★★★
葛藤のその先
わかりやすい絶望。「孤独で不安で寂しい」普遍的な気持ちを過剰なエログロナンセンスでしっかりエンタメに仕上げていて、作・演出の河西さんの作る世界は毎回観劇するたびに居心地が良いなと思います。出演者の方達も見事に世界を体現していて、なんでもない会話の言葉1つ1つが物語世界を引き立てているなと思いました。
満足度★★★★★
凄いリアルな演技&演出、脚本の伏線も見事
凄いリアルな演技&演出。役者と演出の妙。
脚本の伏線の張り方や問いの残し方も見事。
(観劇直後の印象で★4つにしていましたが、色々考えたら、様々な伏線など、考えることがたくさん湧いてきたので、★5つに変えました。)
満足度★★★★
いや~参りました
狭い人間関係の中でNANA的にグダグダ、ダラダラと恋愛やっていて、なんじゃーと思うけど、これがめっぽう面白い。のめり込んでしまいましたね。ドッタン、バッタンしてたけど、セットチェインジ見事でした。オマケのアフターイベントは笑える。こっちもマジメに長編化して欲しいです。
満足度★★★★
面白かったはずなんだけど
面白かったはずなんだけど、舞台転換がすごかったのと、照明がきれいだったのと、百花亜希が素敵だったのと、おまけ演劇なるブツが相当に酷かったのくらいしかなぜだか覚えてない・・・^^;
でもそうですよ、ほんとに舞台転換が見事で、照明が印象的で、百花亜希が素敵だったです。
そんでもって間違いなくその三点によって、この『マリア』という作品の持つ「同じ光に照らされていた時間」への思いが、生き生きと劇場内に立ち上がっていたんじゃないかと思う。
客入れの音楽に「あれ」を使っていたのは、作品の世界を萎ませていてしまってたような。
個人的に嫌いってのもあるけど。
満足度★★★★
無題669(13-094)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。白いカーテンがあり舞台は見えません。大きくプロジェクト名が映っています。パイプ椅子席、その「文字」は相当高い位置に…となると、舞台もそうかと思ったのと客席に段差があったので2列目に座ってみました。でも普通の高さでしたので最前列でも首が痛くなるようなことはありません。今夜はオタノシミの「オマケ」付(会沢さんが出るのかと期待…いつも当パンに書いてあるように余韻は吹き飛びますが好きです)。舞台の造り方、物語の進行、見せ方は面白かったのですが、このグダグダの関係(設定)、今はちょっと…なので、お話としてはも一つでした。19:29前説(130分)、19:34開演〜21:43終演、オマケ21:50〜22:01。
満足度★★★★
遅刻
4分ほど遅刻し入場したのは開始時刻から9分か10分後だったので、最初の演出でどんな工夫をしていたのか、残念乍ら観ていない。科白の聴き取りにくい所が、時折あったものの、総じて演技は、中々高いレベルであった。
満足度★★★★★
オレならどうだったんだろうと思って観ました
入りで圧倒されました。
なかなか露骨な感じをもってきたなぁと思いました。
主役のシゲルを通り過ぎていく女との別れの中で苦悩と絶望が
伝わってきました。正直な奴だよなと自分でもグッとくるものがありました。
途中随所で、ノブオがいい感じで笑いをとってアクセントになっていたと
思っています。
最後のおまけは、本編の内容を大切にしたいと思いましたので、
観ませんでした。