満足度★★★★
統制取れた動きと手作り感と。
あんまり形式ばらずに,やりたいことをやってみて,なおかつ観客も大切にしている感じでした。長く続いているところの貫禄を感じました!
満足度★★★★
面白かった
空想、妄想を織り交ぜながらも、物語はわりとわかりやすかったなあ。主役キャラのある病気?が、ラストうやむやになってないか?と思った部分はあったが、面白かった。もう十分程度短いとさらによかったかな。
満足度★★★
オリジナルの人形が魅力的
オリジナルの人形が役者さんと一緒に活躍するお芝居を続けて10周年。
駅前劇場が盛況でした。劇団のファンも大勢いらっしゃるんですね。
長男が引きこもっている家庭と、劇団解散を決めた作・演出家の
2つのエピソードから成るストーリーでした。
コントのようなネタがいっぱいで、よく笑わせていただきました。
人形の登場シーンは想像していたより少なかったですね。
もっと人形が大勢出てきて、人間と同じぐらいに演技をするんだろうと思っていました。
終演後、ロビーで販売されていたおおかみの人形が可愛かったんです。買えばよかった~!
満足度★★★★
愛すべきキモカワ人形
人形が!
素晴らしい!
……と開演前からワクワクさせてもらった。KINO4TA氏によるこのキモカワ人形はぜひETVとかにも進出していただきたい。なかなかシュールな教育番組がつくれると思うし、子供への教育効果(?)も抜群だと思います。
客入れの雰囲気も非常に良くて、みんなでワイワイガヤガヤしながら始まるのを待つ感じ、なんかいいな、と思った。
しかし実際の本編ではあまりその人形が活躍しなかったのが残念。もっと出番が見たかった。いちおう「演劇」に関わる人間の端くれとしては、感動を誘う物語ではあった。ただ、テーマ自体はシンプルなわけなので、これならもっと上演時間をコンパクトにして、エンターテインメントとして押し切ってもよかったのではないかと。
満足度★★★★★
グロかわいさにはまってきた。
正直言うと、最初バジリコを見たとき、人形のグロテスクさにちょっと引いてしまった。しかし次第に慣れてくると、あのグロテスクさこそが、かわいくてたまらなくなるから不思議だ。
人形を使う劇団はたくさんあるが、バジリコはその使い方が見事である。人形を使わなくても成立するだけの作品のクオリティを持ちながら、突然の人形の登場によりわれわれを一気にファンタジーワールドに連れていってくれる。
その高揚感がたまらない。
ちょっと懐かしい、ちょっと甘酸っぱい、そしてちょっと切ない。それがバジリコワールド。独自のスタイルを持っている劇団は強い。
満足度★★★
10年目の「爽やか!」
引きこもりの男を癒すために、捨てたはずの「演劇」の手法を用いる主人公。と、同時に彼は、過去作から飛び出してきた3体の絶滅種(の人形)の案内で、ふたたび自らの「演劇」に出会うことに……。
活動10年目の「演劇で人を救う話」は、「演劇で人を救い、自らも救われる話」でもあり、そのストレートで爽やかな設定、また開演前の客席のわいわい感に「幸せなカンパニーだな」と感じ入りました。
キモかわいい人形の存在感(前説等も含め)は抜群ですから、2時間という上演時間を、いっそうドライブさせるための工夫、という意味でも、もう少し、ストーリー(舞台上の世界)に絡んでもいいのかなという思いは残りました。
率直な芝居づくりと、なんだかちょっとヒネた雰囲気を漂わせる人形。この二つの個性を、今後、さらにさらにうまくミックスさせ、昇華させるような展開があればいいなと期待しています。
満足度★★★★
複数のツボを突かれる
個人的には大好きな「ドグラ・マグラ的構造」に加えて「演劇にできること」の1つを示し、兄妹愛などまで描いており複数のツボを突かれる。
終盤での兄を見守る妹達の表情がまたイイんだよなぁ。
ただ、ある病に関する部分は賛否が分かれるかも?
満足度★★★
コントの言葉選びが巧み/もっと人形の活躍が観たかった
劇団活動を10年続けてきた劇作・演出家の男性と、引きこもりの兄がいる女性を軸に、2つの物語が交わって行きました。バックステージものや劇団の内部事情を暴露するタイプのお芝居は苦手なのですが、それだけに終わらなかったでホっとしました。
劇中の会話は短いコントのようなやりとりが多く、つっこみが巧みで、ナンセンスギャグも冴えています。折り込みチラシで作・演出の佐々木充郭さんがコントユニット親族代表の新作を手掛けられると知り、納得でした。
オリジナルの人形が俳優同然に活躍するのを期待していたんですが、今作はそうでもなかったですね。たまたま10周年記念アフターイベントのある回だったので、たくさんの人形を拝見できて良かったです。ロビーでオリジナルの人形を販売していることについて、前説で「里子に出します」と言っていたのに和みました。人形への一方ならぬ愛情を感じました。
満足度★★★
キモカワイイ人形たちに癒された
最初と最後はテンポがよかったのですが、途中がちょっと中だるみだったかなという気がします。それでも高校生のシーンや派遣会社のシーンは笑えたし、思っていたよりも人形たちがかわいくて登場する度に見入ってしまいました。謎の男もちょっと癖になりそう。独特の雰囲気の作品でした。
満足度★★★★
感性
初見の劇団でしたが、面白い表現をしてるなぁと興味を持たされました。
ちょっと登場人物が多いとは思いましたし、話の着地点がイマイチのようにも感じましたが、伸びしろがまだまだあるというところに、この先の発展も感じました。
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/ 面白かったです! 人形を取り入れるこの劇団独特の手法。さすが、10周年記念公演でした。個性的な役者さんたち、知的な笑い、バカバカしい笑い、シュールな笑い、そして、なるほどという納得感☆ 満員の舞台も頷けます。観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★★
やっぱり素敵でした!
バジリコ見てきました。
10周年ってことでいつからみてるのかな~って調べたら
2005年の「鉄猫日和」から。
それからはほぼ全部見てると思います。
ずっと見ているのにいつも新鮮で、新しくて、
でも懐かしくて、せつくて・・・
大好きな劇団です。
佐々木さんの台本素敵だし、
木下さんのお人形完成度高いし、
毎回、三枝さんか武田さんに泣かされるし。
おすすめできる劇団です!
満足度★★★★
調和
初見。
理屈じゃなくて、感覚で疾走しているような印象。
だから、実をいうとそれほど笑えず、可笑しいとも思えなかったのだけど。
人形も含めて、全体のあり方の調和が、劇団のカラーなのだなあと思わせてくれて、その感じが悪くなかったので、★4つにしました。
満足度★★★★★
脳天気ではない演劇LOVEで、自己再生
(前説からきちんと見たほうがいい劇団だ)
バジリコFバジオは、かつてのジェットコースターのような展開、いい意味での、力任せの勢いで突き進むだけの劇団ではなくなったように思う。
もちろんそれも大好きだったが。
満足度★★★★★
祝10周年
10年続けるのはすごいことですよね。
現実には演劇は人を破滅させるものと相場が決まっていますが、この作品では演劇が人を救います。フィクションの中くらい、そんなファンタジーがあったっていいじゃない。
この10年の集大成というよりも、新たなバジリコへの挑戦が感じられました。
あいかわらず人形が素敵すぎる。
過去公演で使用された人形がロビーで販売されていたが、安い。安すぎる!
いいんですか、こんな値段で。買いたかったけど、帰りの電車のことと家での置き場所のことを考え、踏み止まりました。
もう一度観に行きたいが、スケジュール的に無理で非常に残念。
満足度★★★
ニンゲンゲキ×ニンギョウゲキ
前説のニンギョウゲキはおもしろかったです。
そしてニンゲンゲキ×ニンギョウゲキは、パロディや出演者のハイテンションで楽しめました。
ただ、3姉妹が姉妹に見えなかったことが残念。
満足度★★★
常に人生の明るい面だけを見よ!
私も嫌なことがあった時に口ずさむ歌だ。個々の登場人物は面白いが、家族に見えず。途中から虚構と現実が混乱してきた。人形たちはきもかわいいが、芝居中の役割が不明。