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兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】
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バジリコFバジオ「
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unicorn(1870)
満足度
★★★
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面白い。ドードーかわいい。
ネタバレBOX
10年演劇やってた砂城(三枝貴志)が、迷いを感じ、高校生らとのトラブルを経由して、「演劇」が離れていく。すると、過去の演劇の登場人物や設定が現実のものとなり始める。エクソシストの仕事を斡旋された砂城が向かった先は、引きこもりの兄に悩む三姉妹がいる家。兄・啄郎(武田諭)は、砂城の高校時代の演劇仲間で、学園祭の時期に演劇をやめていた過去があった。啄郎の好きだった岬りり(陣内ユウコ)が家にくるが、りりは記憶が無くなっていく病に罹っていた。砂城は、二人に高校から付き合っていたという設定で演劇をさせる。晴れやかな顔になった二人は外で出ていき、砂城は演劇をまた始める…。
序盤から中盤、笑えるところが多くて好感触。高校生の青春シーンはコミカルで上手かった。砂城の社会人側にまわったツッコミもいい。
事故死した親を救えなかったことで引きこもった啄郎は、(砂城の)演劇を望み、演劇が離れていった砂城が「演劇」でもって啄郎とりりの悲しみを癒すシーン。徐々に高まっていくテンションは良かった。二人を見つめる砂城の表情も良かった。ただ、もうちょいここらに厚みがあってもよかったと思う。
過去の記録(キャラ)が、現在の砂城に語りかけヒントを与える構図はよいけど、もっと絡んでも良かったかな。好みの問題だけど、あの人形のちょいグロさが際立つ使い方があって良かった。
シーンシーン自体は面白くて飽きなかった。
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2013/06/01 18:18
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