満足度★★★★
タイトルは説明文そのものです(-。-)
長いです。
さてお話は主人公である哲学者の、
最前線での軍隊生活の中での哲学的思考の背景を描く舞台でありました。
なかなか見応えあったであります。
<1時間45分+アフタートーク30分>
満足度★★★★★
取っつきにくい予感は、杞憂に
タイトルやテーマから想定していた取っつきにくさは、まるで感じられず、人間臭い男5人の熱く、苦く、濃密な時間を、時に激しく会話をぶつけ合いながら紡ぐ物語、あっという間の100分でした。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが哲学に求めたもの。その哲学的思考の果てにある苦悩、葛藤、そして愛。
戦時中という極限下にあって、いかに「生」と向き合うか、これって現代を生きる僕たちにも、鋭利に突きつけられている命題だったりして…。
今後の人生の捉え方に、いろいろと触発されるものがありました、うん。
谷さんの深く難度の高い台本と演出に、苦悩し、もがいたであろう5人の名優たちの爪痕、しっかりと確認してまいりました。
それにつけても、暗闇って、やはり怖いものですね。
満足度★★★★★
これは・・
たしかにもっかい観たい(笑
当日券できょう午前の回みといてよかった
用事があってアフタートークみれなかったのが心残り(苦笑
来週の土あたり、sonar行く前に・・どかな?
満足度★★★★
もう一回観たい!
もっとお堅い感じの舞台かと思ったけど、笑えるところもあって意外だった。こういう感じの公演は、あんまり観に行かないが、今回は谷さんだし、山崎さんが観たくて行ったけど、観に行ってよかった!すっと自分の中に落ちきっていないので、もう一回観て理解を深めたい作品。
満足度★★★★★
いつ観るか? 今でしょう!笑
ひさしぶりに谷賢一作品を観劇。男だらけの、けど男臭さ全開!なわけではない晦冥と光明、そして静寂の約105分。今日のアゴラは寒くてそれもプラスに作用したかも。本作はウィトゲンシュタインの波乱万丈な人生のダイジェストじゃないし、「論理哲学論考」をわかりやすく解説してくれたりもしない。作品のために参照したであろう膨大な資料はほとんど舞台上には持ち込まれていない、たぶん...けど、それでいい、それがいい。僕らが芸術に触れるのは勉強するためじゃないはず。舞台の上に答えはない、あるのは問いである。答えは観る人それぞれの内に。日程後半はまだ若干の空席があるらしく。それってラッキー。まだ観るチャンスありということ!
満足度★★★★★
えーと、
最初にタイトル見たときに「え・・・?谷賢一なに考えてるの・・・?(半笑い)」とか思ってしまって、ほんと、すみませんでした!
ひとりひとりの人間から、人間が語りうる限りの世界の果てまで、こまばアゴラ劇場の小さな空間に、余すことなく詰め込まれていました。
「光」や「音」にこんなに感覚が鋭くなる観劇体験も、そうはない。
濃厚な「闇」に「灯り」がともる、「ことば」が紡がれる、その様。完全に持ってかれました、してやられました、ありがとうございました。
あとはもう、なにを言っても無粋かもだな。
満足度★★★★
ウィトゲンシュタイン
とても面白かったです。主人公とともに、色んなことに気づいていくことができました。普段の生活で特に意識していなかったことを発見・確認して、また次へと進んでいく。ふむふむと頷きながら哲学を体験していく、お芝居。
第一次大戦中の戦場を舞台にしたガッツリ会話劇だし、ザ・演劇な演出も刺激があります。こまばアゴラ劇場で、メジャー感もアカデミックムードも、ちょっと独特な感じ。
こんなに「わかりやすい」と思ってる自分が不安になるぐらい、わかりやすかったです。本当はわかってないのかもしれないけど。
そして、まさかあんなに笑えるとは!
5人の俳優さんも全員良かったです。