満足度★★★★★
森田涼花さん出演。
初日の2日前にメインキャストの沖野晃司さんが急病で降板。代役の添田翔太さんが手帳を見ながらの演技。これが、素晴らしかったです。ものすごいセリフ量なので読まずには無理。刑事役だったのが幸いで、手帳を見ながらの演技。違和感は最小限だったと思います。
「私が殺した」という人たちそれぞれに事情があるわけですが、うまく散らしたというか、うまく事情を作り出したと思います。こういうのどうやって考えるのでしょう。
この6年後に沖野さんがリベンジの再演。待ってました。
満足度★★★★
お見事ではあったが・・・
各キャラの広げた話を後半一気に畳み掛ける脚本はお見事 。また。オープニングダンスシーン、あの狭いステージでの躍動感は凄かった。後、3時間オーバーの上演時間がそこまでの長さを感じなかった確かに凄いが、やはり本番直前のアクシデントが響いてるのか、会話劇にはなってはいるが、濃密な空気間を感じるまでにはいたらなかった。まあ、ああいう手法を取った(多分だが)から致し方ないか。
満足度★★★★
う~ん(・。・;
友のオススメでの観劇・・・ ただ3時間を越えるとは思っていなかったのが本音^_^; スタイリッシュなダンスや あの決して広いとは言えない空間で廻り舞台の様なセットを使っての転換等 とてもセンスの良さを感じた舞台。ただ前半はガッツリの会話劇で多少 疲れた脳が着いて行けず・・・ 休憩をはさんでの後半からLASTにかけての展開は素晴らしくワクワクするものだっただけに もう少し時間を縮め このドキドキワクワク感が最初から継続されると最高に素敵な舞台になるのでは・・・また観てみたい劇団さんです。
満足度★★★★
沖野晃司さん降板
ということで今回、感想を控えている方が多いですかね。
4月1日(月)というタイミングでメインキャストの沖野晃司さんが急病で降板となりました。
実に本番の2日前、よりによってエイプリルフールに被せての嘘ではない本気のトラブルだった模様。
本当にびっくりしました、本当に残念でした。
ただでさえ、きついペースで公演打ってるのに、これは本当に大変ですよね。
勿論、本来出来ていたであろうクオリティからは下がるかと思います。
でも自分は評価します。
あえて言えば、楽しめました。
次も本当に期待しています。
自分はにわかではありますが、ここの芝居に対する姿勢が大好きです。
満足度★★★★
どこまで行くのか。
昼夜2公演連続で観ました。
全体の流れや感想は、先に書かれてるお二人とほぼ同じなので、あまり詳しくは言及しません。
思うに、最近のボクラ団義はひとつの作品ごとにひとつのジャンルを制圧しにいっているのではないかと。山登りに喩えると、世界の七大陸最高峰登頂記録みたいなの。今3つか4つ制覇した感じ。これ7つ全部(いや7つかどうか知らんけど)登頂しちゃったら、今度はどこに連れていかれちゃうんだろう。意外に高尾山あたり攻めたりすんのか?
もうひとつ。
これ、どれくらいの割合の人が一回で物語の全貌を理解できるんでしょ?
会話のおもしろさや、感動的なエピソードが部品として小出しにされてくる中で、観客はそれを拾い集めて頭の中で組み立てる作業が必要になるタイプの作品です。このパズルのピースがあるとき脳内でバチーンと組み上がると、全容の理解+感動で「うーわーーーーー!!!!!」と立ち上がって叫びそうになってしまう瞬間が訪れるのですが、これは前作「忍ぶ阿呆に 死ぬ阿呆」のときと同様、二回目に観たときでした。
みんな一回でバチーンとくるの?
それともみんな二回も三回も観てるの?
あまり先鋭化して観客を選ぶような方向へ進まないといいなぁ。
満足度★★★★
あっという間の3時間半
面白い!
練りに練られたストーリーとその演出・見せ方が秀逸で、
3時間半の長丁場も気にならずにラストまで飽きることなく観る事ができました。
サスペンスコメディの本作は、笑いの分量も絶妙でサスペンス部分を壊さずにうまく融合されていたと思います。
場の空気感、雰囲気が最高に好みのテイストでした。
満足度★★★
メインキャストの急な降板(病欠)が痛いか・・・
twitterにて知りましたがボクラ団義メインキャストの沖野さんが公演日2日前にまさかのドクターストップ(入院?)との事。すぐに代役は立てられたものの
「いくらなんでもこのタイミングで代役はムリがあるのでは?」と公演自体を心配しましたが・・・
当日、途中休憩を挟む3時間オーバーの大作。
【脚本の濃密さ、伏線張りと回収の上手さ、オチの付け方★5つ】
【笑いネタ、取りどころ★5つ】
【お話の良いタイミングで入るダンス★5つ】
【劇場演出★5つ(小劇場で出来るかぎりの事をしていたという意味で)】
として・・・代役の方については仕方ない(客がこういう事言うのもなんですが)として、他の演者さんについて(練習不足とは思いたくありませんが)一部何かの理由
「舞台が客席に近い事?」
「演技のほとんどを客席(にある事になっている葬儀壇)に向かって演じる事による緊張?」
「(代役の方が立つにあたって)お話を少し直された?」
など理由はともかく、セリフの噛みや演技に集中できていないかと思われるような棒読み口調など、いつもなら脚本/演出と役者のダンス/殺陣/演技の両輪で素晴らしい構成になるはずの舞台が、うまく回っていない感がありました(自分はそういう部分が気になってしまい、前半集中できず)。
しかし、後半パートではシナリオの佳境に向けて見事いつものボクラ団義の良さを見せてくれました。残り数日で代役の方や他演者の方の慣れその他で更に良くなる事を期待したいです。
(願わくば番外公演とはいえ、再演して欲しいですね、お話ほんとよくできてたので)