偽典・地獄変 公演情報 偽典・地獄変」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    アングラ風
    アングラは、現在清潔静謐ブームの小演劇界で再び若者に必要とされている?喋られる役者多し。殺陣良し。女優は胸のはだけを気にするべからず。世界をつくる意気込み良し、あと少しの異様さを。サトウケンジ、次回も楽しみ、固い台詞への慣れに挑むと更に良いのだろう。

  • 満足度★★★

    割と好き。
    入場して、出演者がすでに舞台上や、通路などにいて誘導をしていた。
    更に、舞台上で雑談をして、お客さんをいじったりしていた。
    この時点では、物凄いゆるい雰囲気に不安がかなり募ったのだが、
    それは開演し、話が進んでいくにつれ、解消され、最後にはとても納得できた。

    殺陣、ダンス、紙芝居などなど要素がてんこ盛りで少し散漫な気がして、
    本線があればもっとそっちをしっかりやって欲しかったけど、
    まあ、そういうものでもないのかもしれない。

    ラストの大嫌いな踊ってごまかして終わるというのをひっくり返して、
    そこから怒涛のように混沌としていく感じがとても好きだった。

  • 満足度★★★

    ニカイの観劇を勧められた。
    なんだかんだ交友のあった劇団だったので、
    主催にどこから観るのがおすすめか聞いてみた。
    「ニカイの観劇」を勧められた。

    二階席から全体を観るか、一階席から殺陣などの動きをみるか…
    要するに、一度じゃ満足できない舞台だったようだ。

    twitterをもちいた情報宣伝がかなりなされていたので、
    期待しすぎていたのだが、実際オペ卓前というなかなか周りが見えそうな席を陣取ったのだが、伏兵がいた。
    なかなかでかいスピーカーさんがいて、上演中ずっと右側の音はスピーカーだけでした。

    ネタバレBOX

    高さのある小劇場特有の舞台空間で、殺陣をやることの大変さは、なんとなくわかっていたが、ジャパニーズカタナソードや鉄パイプの動きには少しはらはらした。

    セリフの混ざり合う感じ。
    話の壊し方、いや、修正の仕方はなかなかのものだった。
    彼らの出身団体の演劇を思い起こしていたほどであったが、ただリアルな速度と密度、重さがある芝居は、慣れてない人間には、すこし疲れてしますかもしれない。

    あえて言うならば、芝居の速度変化をあえて強めにやるとまたテイストが変わったかもしれない。
  • 満足度★★★★★

    どーん
    あんまり練っていない、好きな事をどーんとやっているのを見せられて、

    どうだ? と問われたよう。

    参りました。

  • 満足度★★★★★

    無題667(13-092)
    18;00の回(曇、暴風)。17:32受付、開場。今日は2階部分にも椅子が並んでいます。下を見下ろすと人がたくさんいます。ふと前をみるとフジタタイセイさん、「つぎとまります」のときとは全然違う印象。轟音(ヘヴィメタルのLiveよりデカイ...スピーカーが近いから)でお尻の下もビビっている。真っ赤に染まったドロドロの地獄絵。とっても好みです。


    17:52前説(75-80分)、17:52紙芝居、18:10開演〜19:32終演。
    2階、手すり周辺にもたくさんの椅子、何やら組んである舞台、濃い人たちがたくさん。フジタさん出演なのでみにきたのですが、どうみてもお化け屋敷の方…。下へ降りるとパイプで足場が組んである…アナログTVモニター(映っているのは炎?)、一斗缶、草木も生える異郷…2階でも芝居があるそうで、今日は入って右へ…濃い人たちは客席の誘導、写真のためのポーズ、「地獄変」を紙芝居で紹介、質問受付と忙しい。

    狭い会場をとても巧く使い、足場や2階へと縦の移動、ケバケバしいメイク、鮮やかな色の衣装、黒いのは熊?、2つのスピーカーからは音が大量に跳んで来る、一部セリフが聴き辛いが構わない。

  • 難しくて、僕には評価できません
    芥川龍之介の『地獄変』では、絵師の娘が牛車のなかで焼け死ぬのを眼の前にしながら、絵を描き続け、最後には死んでいったわけですが。

    『偽典・地獄変』では、別の地獄が表現されていたようです。

    ネタバレBOX

    実はよくわからなかったんだ。
    なに喋ってるか聞こえないし。

    でも斬られても斬られても何度も生き返ってくる怖い兵隊さんがいたり、きぐるみの妖怪がいたり、呪文で人を生き返らせる白衣の科学者みたいな人がいたり。色っぽいけど馬鹿っぽくもある看護婦がいたり。その他、よくわからない人たち。

    上演前に。
    「赤いものが飛び散ったりしますから、気をつけて。半数以上は死んでしまいますから」

    なんか飛んでくるの? いやだなあ、勘弁してほしい。
    でもそんなことはなかった。じゃあ、殺陣のときの日本刀の先っぽが観客にあたったりするの?
    とおもいきや、そんなこともなかった。
    きわめて安全でした。
    ただ音響のボリュームが大きすぎて。鼓膜破れるかと思いました。

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