歴史の天使と住宅事情 公演情報 歴史の天使と住宅事情」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    2000円代なら合格点のクオリティだと思いました
    <良い>
    ・空間演出が素晴らしいと思いました。音楽に頼らず、演者が音を疑似る野田秀樹に似た手法は引き込まれました。
    ・キャラの違う演者が集まっているので、シーンごとのメリハリがあったと思います。主役を変えれば全然違う話が作れそうなので、先々を期待させます。
    ・黒板を使った演出は、邦画のような雰囲気を舞台上に出すことに生きていたと思います。スライド使う10倍良いです。しょっぱなでガチで字を間違えたようなので、毎回目を離せなくなりました。
    ・ネタが古かったことは、オジサンにとっては、ありがたかったです。
    ・「ハイテンション力技コント」は、つかこうへいが好きだった自分としては楽しめました。

    <悪い>
    ・若い演者が多いので難しいとは思いますが、「貫禄」を出す演技を研究すると良いかと思いました。
    ・ハイテンション芝居の後に、次のシーンいってるのに息切れがw。いや、面白かったですが。

    ネタバレBOX

    <良いとか悪いとかではないこと>
    ・まだ小さい娘がいる自分としては、「家族を顧みないとこうなるぞ」という戒めになりました。

    ・婚約したカップルが喧嘩した時に、女性が「でたー!昭和の言い訳!」というかなり多くの成人を敵に回す挑発をしていたのが印象的でした。

    ・話の出だしで「これは老朽化した団地を『奢った文明の破滅』のメタファーにした、高度経済成長期における行政の批判芝居だな」と邪推しましたが、どちらかというと団地が壊される側の象徴のように書かれていて、時代を感じました。

    ・エコの観点からすると、タワーマンションって割と正解なんですよね。都市に人が集中し続け、かつ郊外の環境破壊を減らすとなると、歴史の天使さんは不愉快だとは思いますが、団地とかにへばりつくようにタワーマンションがバンバン立つ流れは止められないかと。その中で「ここに何があったか?」を語り継ぐ役割が果たせるとしたら、本なりドラマなりなのかな、と考え、あらためて芝居の可能性に思いが至りました。これからもがんばってください。
  • 満足度★★★★★

    季節感を感じました
    難しいテーマを扱っていましたが、時折挿入されるコントや、アニメ・漫画のパロディギャグが馬鹿馬鹿しくて面白かったです。
    セリフの無い役者が舞台袖に引っ込むことなく、そのまま舞台の上で待機している演出も面白かったです。
    壮大なストーリーではなく、非常に狭い人間関係の中の物語でしたが、その分丁寧に人物を一人一人描写していて、好感を持ちました。
    受付で貰えるポイントカード(次回の公演が無料で招待になるというもの)なども、地味に嬉しかったです。

    ネタバレBOX

    フライヤーとタイトルから、堅い印象の芝居かと思っていましたが、ライトノベルやエヴァンゲリオン、ガラスの仮面のパロディなど、かなりマニア向けのネタがてんこ盛りでした。カップルが「妄想用結婚届け」を書くシーンが笑えました。
    主役の村上さんは、真面目そうな印象と、すこし厳つい雰囲気が、仕事一筋のサラリーマンというキャラクター設定にとてもハマっていました。ヒロインの野町さんも、純朴で可愛らしく、好感を持ちました。脇を固める役者さんも、皆キャラクターに合っていたと思います。ラストの歌も、舞台に花を添えていました。
    三方向から鑑賞できる舞台や、黒板を使って場面変換を表現する演出も良かったです。季節感を感じられて良かったです。
    一つ気になったのは、舞台装置にあった時計です。針が動かないことには何か意図があるのかなーと思いながら観劇していましたが、最後まで何もありませんでした(^。^)

    派手な演出や演技はありませんでしたが、しみじみと心に響き、クスリと笑える芝居でした。
  • 満足度★★★★

    時間を忘れ舞台に引き込まれ
    メリハリのある芝居を大変楽しく観劇しました。
    時、場所がめまぐるしく変わっていくので観る側も思考をめぐらせ
    良い意味で気が抜けません。また静と動が入り混じった舞台が
    とても面白かったです。
    帰りに台本を購入して読むと、「そういうことだったのか」とわかった
    部分もあったのでぜひDVDを購入しもう一度見たいと思っています。
    最後の爽やかで少し切ない歌が締めとして、このお芝居を一層
    清々しいものにしているように思います。
    私個人的には、桜の季節の別れと出会いという寂しくて嬉しい気持ちが
    この芝居のテーマ(私が勝手に想像するに)と重なり胸に響きました。

  • 満足度★★★

    挟み込んだコントのキレが今ひとつカナ
    けっこう春らしい話ではあったが、
    まとめ方や見せ方がいまひとつだったかな。
    も少し膨らませ方が上手だったらなぁとは感じました。

    ネタバレBOX

    自分の関わった仕事で切り倒された桜の木の妖精さん探しした主人公。
    とズバッと切り込んだ結末ですが、まぁ時期的にもゲーム「季節を抱きしめて」みたいな感じですかな。主軸の話はチト膨らませ方が不足していたかなぁ。間に挟んだコントで、エヴァンゲリオンのネタが一番笑えました。
  • 満足度★★★★

    面白かったです!
    17日に上京することとなり、公演中の芝居から面白そうだったので選びました。そういう訳なので、アシロジさんの公演は初めてでしたし、出演者も初めましての方々でした。

    内容はネタバレで触れますが、春の、昼公演ということで観終わった後も清々しい気分で帰れました。

    素敵なユニットや出演者さんを知るきっかけになったので、次回作もチェックしたいです。


    ネタバレBOX

    他の方も書いておられましたが、場面転換が黒板での場所表記というのが新鮮でした。黒板にオープニングでタイトルが記載され、エンディングで歌がある、ということで(いい意味で)動画サイトに投稿される「力作」のような印象でした。

    印象に残ったのは、ねじ屋さんのセリフです。初代社長と二代目社長の、男に対する同じセリフがあるから、歴史を意識することとなりました。

    中野からの帰り道、山手線の各駅で電車の発車メロディを聞いたら劇中の場面が思い出され、面白い感覚でした。

    あと、定年退職した男の故郷が山形だったのは、前日の「山形から行きます」の書き込みでアドリブだったのか・・・台本買ってくればよかった(笑)
  • 満足度★★★★

    高齢化を象徴
    黒板を使ったり、3方向から見える客席など面白かったです。

    ネタバレBOX

    冒頭の説明で団地が一大文化だと知りました。高齢化を象徴しているようで、社会の関心も高い視点だと思います。ゼネコンを定年退職した男性を主役にした点も設定に合っていたと思います。

    若い頃の恋人を探す物語と、新婚カップルの新居探しが終盤で繋がる流れが見事でした。中盤は少し冗長な感がありましたので、エピソードを整理したらスッキリした気がします。ただ、全体的に感情面では淡白な印象があります。主役が高齢男性であるためか、全体的に淡々とした印象の作品であり、パンフの印象と異なりました。静かな作風で統一して仕上げても良かったと思います。

    黒板がとても効果的でしたが、舞台装置の時計や街灯も良かったです。植木が枯れた感じは良いのですが、ススキが気になりました。話の中で季節が巡るので、季節感が強いものは避けた方が良いと思います。

    ギャグは一人に頼りすぎな感があります。申し訳ないのですが、内輪受けの感じがありました。高学歴をネタにするなら、もう少し知的なものにして欲しかったし、他の人も巻き込んだ形の方が良かった気がします。

    演技では主役と冒頭の説明役の方が印象的でした。抑えた演技が作風に合っていたと思います。探偵、自衛官も役に合わせた工夫が良かったです。自衛官の彼女も気が強い感じが好印象でした。父親への思いも良く伝わったと思います。ねじ工場の二代目は精彩を欠きました。調子が悪かったかもしれませんが、集中を欠いた様子が待機中のみならず、演技にも現れていた印象です。

    パンフのレーダーチャートは面白かったのですが、印象と違いました。スタッフワークはとても良かったです。カードは手違いでスタンプが押されたようですが、スタンプの色を変えれば良かった気もします。ご招待は嬉しいのですが、気の毒な気がします。
    着想や見せ方はとても良かったと思いますので、次回作に期待します。

  • 満足度★★★

    独特の・・
    舞台だと思いました。テーマがあるのかないのか?テーマは何なのか?分からない感じですが、何となく考えさせられたり、切なかったり、笑えたりしました。お父さんの後ろ姿に哀愁が漂っていて、切なくなりました。役者さん達は、それぞれに個性的で良かったとおもいます。特に探偵役の役者さんが、いい味を出していて面白かったです。全体的に不思議な感じ(?)の舞台でした(良い意味で)。

  • 満足度★★★★

    歴史の天使
    住宅事情と土地の歴史というテーマをアシロジらしいアプローチで見せてくれる作品だった。

    作品に必要なエッセンスのみを観客に示し、ことさらに難しいものにしなかったところがよかった。

    ネタバレBOX

    探していた女性の正体を、早い段階でネタバレのように小出しにしていたのが気になった。

    最後に娘が父親の頬を打つシーンがあったが、現実的じゃない気がするのはおいらだけでしょうか? 
  • 満足度★★★★

    ザ爽快感!!
    演出のいたるところに色んな仕掛けがあり、しっかり丁寧に作り込まれていて、見ていて惚れ惚れしました。
    役者さんも、クリアな演技で非常に伝わりやすく、演劇の持つ熱がちゃんとこちらにも届いてました。
    最初の語り部役の役者さんがラーメンズの小林賢太郎にそっくり。二世かと思いました。
    主役をやられたお父さん優しさがにじみ出て良かった。
    ねじまきの社長さん、これからです!頑張って。

    そして何より驚いたのは
    私が住んでいる土地まさにそこが舞台になっていて、驚きました。
    石碑まで自宅から徒歩五分です。
    そんなこと書かれていたなんて、知りませんでした。
    ありがとうございます。

  • 満足度★★★

    内包
    非常にくだらないパロディコントなどの笑いも好きですが、タイトルでもある「歴史の天使」と「住宅事情」がこういうことか、とすとんと落ちてきました。
    またリアルとファンタジーがうまいバランスでミックスされていたと思います。

    ただ、役者待機の場所は黒板の前のスペースを広めにして両脇に階段といった作り方じゃダメだったのかなと思いました。
    役者さんがどんかぶりして全くと言っていいほど見えないシーンがありました。
    観劇で見えないというのは大きいストレスになってしまうので☆-1ですみません。

  • 満足度★★★★

    演劇に対して
    とても誠実、丁寧な姿勢が伝わる。
    演出がよい。劇中漂う空気感がよい。ただ爆発力がない。
    自分が今まで考えもしない着眼点でいいタイトル、表現なのだが
    オチはわりと普遍的 
    まだまだ面白く出来そう

  • 満足度★★★★

    演出が面白い
    作品も、役者さんも、劇団の対応も、ともて良い印象を持った。

    とても真面目な感じがした。
    真面目と言っても、作品には笑いが溢れ、生真面目というのとは全く違う。

    演出がとっても面白い。斬新。

    わかる人にだけわかればよいという部分のネタの笑いなどがとってもよかった。(僕にはよくわからなかった部分も含めて)
    逆に、いかにも笑わせようという点では意外と笑えなかった。(そうは言っても、嫌な印象ではない。文字通りそこで笑えなかったというだけ。)
    西聖二さんという役者さんなどは、見ているだけで笑えた。
    興味深い役者さんだなと思った。

    笑いの要素が多く、演出も斬新だから、そっちに目が行きがちだが、
    その中心に、とてもきちんとした土地と歴史や社会などへの問題意識が内包されていて、その辺もとても良かった。
    というか、その点が一番よかった。

  • 『団地 三丁目 夕日論』からの脱却。


    住宅団地は、戦後の日本人にとって目指すべき欧米式生活のショーケースだった。

    八千代団地…ひばりヶ丘団地…そして多摩ニュータウン。次々と建設された、その五層縦長の鉄筋コンクリートは、新婚のカップルが 都市的な生活をおくるための、新たなステータスになった。

    数千世帯の住民を束ねる自治組織が生まれ、外では行政や企業に物申す連合体となり、内では 夏祭りなどの催しを積極的に行った。その巨大な建造物には、昭和10年世代を中心とする、巨大なコミュニティが形成され、選挙などにも一定の影響力を及ぼした。
    ベストセラー『団地の空間政治学』(NHKブックス)『レッドアローとスターハウス』(新潮社)の著者であり明治学院大学政治学部教授・原武史氏の講義を聴いたことがあるが、『団地の空間政治学』『レッドアローとスターハウス』等の著作からも住宅団地が  いかに戦後日本の政治を形作っていたか、が  よく分かる。


    開発企業体、大手ゼネコン、公団(都市基盤整備公団及び地域振興整備公団)、建設省は、戦後の経済成長に一定の功績がある。また、人口の増加が著しいなかで、住宅供給不足の解消にも役立った。役目を終えた旧公団は、現UR都市再生機構となっている。

    しかし、70年代の『サザエさん』でさえ、20年後には出生率が1%台前半になることが紹介されている。現在の日本の現実は、多摩ニュータウンを  せっせと作っている頃から分かっていた。

    出生率が低くなるということは、高齢者の割合が高まることを意味する。逆ピラミッドと呼ばれる構造だ。

    住宅団地が いずれ健康な老人ホームと化することは、住む人々も、把握できた。それなのに、都心のアクセスを向上させることもなく、周辺に産業を整備することもなかった結果、こんな現実に至る。

    表参道ヒルズは建築家・安藤忠雄氏が設計し、2006年にオープンした商業施設だ。アパートを一部残した上で、全面的に建て替えた建築物だった。

    住宅団地とアパートの違いはあるが、もはや『団地』とは土地を有効活用できえず、商業施設や高層マンションに変わるべき障害物のような存在だろう。

    人々のなかで、コミュニティに対する意識が高まっている。それは、東京臨海地域の超高層マンションの住民も、同様。だが、コミュニティに関わりたい意思とは反対に、実際に関わっている住民は圧倒的に少なかった。(防災とコミュニティに対する住民意識に関する研究 その1 超高層集合住宅居住者への2010年度の意識調査           小島隆矢 早稲田大学人間科学学術院   若林直子   (株)生活環境工房あくと  )

    『団地』の文化性が瓦礫にならない方法があるとすれば、私は3.11後求められている社会的コミュニティ機能だと思う。

    先の『団地の空間政治学』で紹介されていたように、集合団地では  お祭り などを通してコミュニティを形成していた。また、当時でいう婦人達がマンモス学校の教育に問題意識を持ち、共同して勉強会を立ち上げるケースもあった。

    地域の一軒家、商店街が軒を連ねる従来のコミュニティだと、人間のコネが大切な要素だ。ところが団地の場合、コンクリートの壁で各家庭に強力なプライバシーが与えられたことから、より社会的、普遍的なコミュニティが存在したといえるのかもしれない。

    あるいは、超高層マンションだと、コミュニティ自体が機能しないのはもちろん、最上階と一階の住民では格差が生じ、平等の観点から外れる側面も見逃せない。


    以上、集合団地の持つ、社会的コミュニティは、今の日本に要求されるべき社会的コミュニティとマッチングしている、ではないか。


    震災後、最大の避難所となったビックパレットふくしまで陣頭指揮を取った、福島大学特任准教授・天野和彦氏。天野氏は、原発の避難区域圏内で長期避難をしなければならない双葉町などの自治体を、町ごと別の場所に移転するセカンドハウス案を復興庁へ提唱している。
    一軒家、公共施設を一つ一つ建設するのは莫大な予算が要るので、私は戦後の団地式に『双葉団地』なるものを福島市や郡山市、いわき市に建設するのも案として成立するのではないかとも思う。町長と一緒に住民ごと避難した人が1500人超。世帯数に換算すれば、このような規模のマンション地帯など、東京近郊なら溢れるほどある。

    多摩ニュータウンへ移転すれば、ゴーストタウン問題も消えるに違いない。横須賀市田浦地域は、一軒家の空き家率が1割を超える、ゴーストタウンとして一部で名が知られる。被災者に仮設住宅を新たに建設し提供する一方、こうした宅地の種別におさまらぬ日本全国の課題は  放置したままでいいのだろうか。


    住宅団地(集合団地)は、人と自然という対立関係でもある。多摩の森を開発していく人間達に対抗するタヌキの奮闘を描いた『平成狸合戦ぽんぽこ』。(スタジオジブリ 1994年)

    舞台は、そうした、ある種  日本的なテーマをモチーフとしていた。
    詳細は、ネタバレに述べる。

  • 満足度★★★★

    歩く
    淡々とした空気感が素敵でした。

    ネタバレBOX

    大手建設会社を定年退職した男が過去に少しだけ知り合い、突然いなくなった女性を懐かしく思い探す旅。

    企業戦士の家庭崩壊的家庭の話、大型団地のこと、そして桜の精…、『世界最終戦論』と異なり、随分分かり易い作品という印象でした。

    結局は仕事に真面目なお父さんのような男性を選んでしまう…、それは違うな、世の働く男性は皆真面目なんですよ。一応働いている人を結婚相手に選んだらそういうことになってしまうんですって思いました。
  • 満足度★★★

    「歴史の天使」という
    考え方、すきだなぁ。この歴史は・・・・・何だかすごく身近な感じがする歴史だ。多分これは本に書かれた歴史とはぜんぜん違う歴史なのだろう。それは人々の思いでとともに街角にひっそりと佇んでいるような歴史だ。で、そういう身近な一人の男の歴史や、乱開発による住宅団地の歴史などを劇として見せてくれたのですが、なかなか面白い演出で楽しめました。舞台の設営も良かったし、世代交代の進まない住宅団地の問題点などもよく分った。団地は住民とともに年をとり、やがてまた再開発され、国庫を潤す。自然や人々の思い出を破壊しながら。
    ユニークな劇でしたが、フォーカスの仕方が甘く、何がメインなのかよく分らないので、その分感動がばらけてしまった様な気がする。私はこれ、主人公が捜し求めるかつての同棲相手にもっとスポットを当て、ミステリーファンタジーにしてほしかったなぁ。

    ネタバレBOX

    「歴史の天使」・・・・・・これいかにもヨーロッパ的な発想で、あんまり日本にはいないような気がする。こんなしょっちゅう開発を繰り返している東京にはとてもいそうもないし、地方には地方の神様が居て住み着くの難しそうだし・・・・。スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出しながら見ていました。あれも多摩丘陵のお話でしたね。

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