いろいろすごかった
天海祐希さんが急病のために降板。宮沢りえさんが代役として立たれた舞台を観ました。りえさんもよかったですが、役者・野田秀樹がすごいなぁと思いました。しかし、野田さんのためにこの芝居を書いた三谷さんもすごいなぁと思いました。ナポレオンが野田さんに重なっていました。内野聖陽さんがとてもよかった。
満足度★★★
野田秀樹だな~
野田秀樹が出演すると騒がしいと思って見えてしまう。内容、他キャストと別枠として客観視してしまった。この会場は広いのですが、広さを感じさせない演出はなかなでした。でも、三谷幸喜の演出は私には合わなかったかな…
満足度★★★★★
三谷×野田=?
4/11,4/18に続いて、3回目の観劇。日を追うに連れて芝居がこなれてきたらしいことが分かる。三谷幸喜らしい、笑いを満載させつつも、巧みな伏線を見事に張り巡らし最後に収拾するストーリー展開が、まず良い。加えて、希代の名優・野田秀樹を、彼自身のキャラクターにかぶせた晩年のナポレオンとして起用したことで、物語が強烈な説得力を持った。三谷は基本的に役者に当て書きをするのだそうだが、野田の存在感をしっかり理解して物語を書いたと思う。他の役者陣は、各々が1本の芝居の主演を務められるだけの力量の持ち主で、特に、敵役の内野聖陽の存在が実に巧く、かつ重い。個々のセリフも練られていると思った。
満足度★★★★
面白いことは確かだが
劇場に着いたら凄い列でビックリした。
面白いです。
でも、そういうことだったのか〜!!というオドロキはあるものの、
それが分かったあとに深い感動をジワジワ起こしてくれはしない。
悪い意味で、計画の範囲内。想定内。そういう作品だったような。
それよりも、
演出が良かったな、と思いました。
内野さんの芝居、ふっる!って感じのTHE 文学座みたいな芝居にしていたのはちょっとやり過ぎでは?と思いました。最初はこりゃ凄い!と思ったんですが、帰ってから振り返ると、彼にそんな時代を退行するようなことをさせるのは良かったのかどうか分からなくなって。
満足度★★★
後悔はありません
想い描いたものとは少し違ってはいましたが…。
役者・野田秀樹を存分に堪能できました!
賑わい活気付く劇場の様子に心浮き立ちました。
私の好き嫌いとかじゃなく、この企画は“あり”だと
思います。
そして、目撃できたことに満足しています。
でも、三谷氏にはもっとはっちゃけて欲しかった。
今回は野田さんの圧倒的な存在感とワザと表現に
持っていかれたなという印象でした。
満足度★★★★★
エンタメ作品の観点なら、上出来
三谷作品は、結構好きで、かなり拝見しているせいか、三谷さんのドラマの構築法が、大分予測がつくようになってしまっていて、謎解きという観点で観ると、最初から、筋書きを予想できてしまいましたが、芝居の出来栄えとしては、かなり満足度の高い舞台で、安心しました。
何しろ、演劇人として、プロ中のプロだけが結集している舞台ですから、観ていて、安心感があります。
劇中、ナポレオンの台詞にある、「お客を緊張させてはいけない」という演技の基本姿勢を、このキャスト陣は皆さん、実践して下さっているので、久々、客席でゆったりした気持ちで劇を楽しむ余裕がありました。
近年の三谷作品の中では、私には出色の舞台だったと感じました。特に、演者としての野田さんの起用は大成功だったと感じます。
チェスの知識が皆無なので、チェスをもっと知っていたら、更に楽しめたのではと、残念。
個人的に、素人は、過去の有名人の死因には、疑問を抱いて、調べたりしない方が、無難だという、レクチャーを授かったような気もしています。
満足度★★★
芯が通っていない感じ・・・
説明文より
その存在のあまりの大きさゆえに、
その人間性のあまりの幼さゆえに、
あがめられ、
畏れられ、
愛され、
憎まれた男、ナポレオン。
んーっ・・・・・・
「歪められた」ってのを付け加える舞台でした。
面白いんですが、結局「三谷史劇」の枠を出ない作品。
満足度★★★★
後半で観たかったかも
初日から日が経っていないからか、多少こなれてないところが目に付いたのが残念でした。
特に天海さん(ファンです私)、コメディエンヌとして頑張ろうとして力入りすぎに見えました。
野田ナポレオンが、とある場面で「観ている人緊張させちゃいけないよね」と言ったのが、まさに!という感じ。
たぶん、後半に観たらもっと楽しめたと思います。
そんな中で、舞台を自由自在に泳ぎ回っている野田さんはさすが。
野田さんのナポレオンを見られただけで、個人的には大満足です。
あと、パンフレットがとても充実していました。写真もきれいだし、全部のページ(欄外下部)にナポオン豆知識がある(笑)
これで1000円なんて、お買い得です。
席は2階の正面でしたが、見やすくてよかったです。
映像にハッとさせられる場面がありました。