満足度★★★★
感嘆の一言
頭を使う内容で複雑であるが、序盤に散りばめられた伏線が終盤に向って全て回収されていく様は見事としか言いようがないほどであった。また、今回の作品は再演であり前作をDVDで観ていたが、出演者が変わっているのを考慮しても全然違う印象を感じた。上演時間は2時間30分と長めだが、それを感じさせないくらい物語にのめりこんでしまいあっという間に過ぎてしまう。ただの謎解きだけではなく、複雑に絡んだ人間模様やそれぞれのキャラが抱える嘘が気になってより見入ってしまう。ただ、あそこは削ってもええんちゃうかなと思うとこもちょっとあったかな。
満足度★★★★
エンタメ良品。
嘘をつく、というのは精神的にとてもよろしくないことだ。だって、嘘をつくと、胸がぎゅってなるでしょ?嘘をついたら、もうずっと嘘にしなくちゃいけない。それはとても辛いことでしょ?
嘘ツキタチノ歌う唄ハ一体ドンナ唄ナノカ。
是非劇場で確かめて欲しいです。2時間40分ありましたが、体感としてはそんなに長くは感じませんよ。それと、とても気持ちのいいカンパニーだと思います。見終わった後、なんだか応援しようって気になりました。
満足度★★★★
よく練られてる!
二時間半は長いなぁと思ってしまうけど、最後はぐぐっと気持ちを舞台に持っていってくれた。よく考えられたストーリーだと思う。二回、三回と観たら、また色んな発見が出来そうだし、この舞台をより深く楽しめるんだろうなぁと思った。
満足度★★★★
泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
後半はずっと泣きっぱなしでした。
2時間半という長丁場でしたが、謎が解け始めてからはあっという間に終わった感がありました。
満足度★★★★
更にエキサイティングにするには
1977年正月明けに青酸コーラ事件が起こった。36年前のことである。一方、極めて珍しい“嘘の日記”が綴られていた。物語は、一見、何の関係も無さそうな二つの迷宮入り事件の相互関係を明らかにしてゆくサスペンスという体裁である。
但し、単なる推理の面白さだけに終始しているわけではない。人間感情の機微や恋愛、ライバル意識、嘘をつく心理と真が交錯して中々面白い展開になっている。
更に演劇的効果を高める為には、要素をもう少し絞り、対比を更に強調して、推理を働かせる余地を絞り込んで良いように思う。これだけ複雑な内容を上手く纏める力のある作者だ。可能だろう。
満足度★★★
おもしろい
複雑な展開ながらグイグイ引きこまれる脚本は見事。
ラストに向けて観客の視点を鮮やかに変化させるところなど唸らされる。
しかし、どうもスッキリしないとこもある。
(それはネタバレになるので・・・)
無題599(13-024)
19:00の回(曇)。18:45会場着、受付(指定席)、高めの舞台、3段、白と茶。手前は居室、左右に人の胸くらいの高さ、正面上部に廊下。上を見上げるとスクリーンらしきものがみえる。当パンとは別に終演時「After Pamphlet」というのが配られ、役名と役柄が書いてありました。こちらは初めて。18:53前説、スーツ姿のお二人、モノマネなど。19:03開演~21:40終演。
お話(設定)はとても面白いと思いましたし、役者さんにも好感(森田さんはStraydogでの(元気な女の子の)印象が強く本作ではちょっと違和感)、時間の長さも気になりませんでした。ただ、昔、推理小説(新本格派)ばかり読んでいたので、謎解きの部分について物足りなさと不自然さを感じてしまいました。「ビコーズ」のコーラスは上手かった。