満足度★★★★★
いまだに思い出します
正直、そんなに期待しないで見に行ったのにすごくおもしろかったです。
リピーターになったくらい。
歌が最高でした。ときどき、くちずさんでしまいます。
どのサロメにも自分のかけらを見るような気がしました。
満足度★★★
オリジナルストーリーとして観れば・・・
FUKAIPRODUCE羽衣「サロメvsヨカナーン」を観る。
初めは「サロメ」からの引用も上手く使っていて、そう来たか!と思ったものの、後半は翻案ですらない?肩透かし感。昨年の宮本亜門版みたいに、斬新な解釈のサロメ像が観たかったなぁ。
言葉遊びもあっさり。先日の「100万回生きたねこ」は好きだったけど。
オリジナルストーリーとして観れば、7組のカップルと一人たち。ややステレオタイプな感じもすれけど、役者陣がそつない感じであまり気にならず。バカバカしく真面目に歌って踊るのに安定感があり。
バトンから吊るされたチュッパチャプスの群れ。デジャヴ。先週末は、解いたロープがぶら下がってなかったか? この劇場は、何か吊るしたくなるのかしらん。(笑)
有名な、「あなたの唇に/ あなたの髪に/ あなたの肌に 口づけさせて」のシーンが無かったなぁ、と思っていたが。あ! まさか、黒いドレスのサロメのシーン!? オスカー・ワイルドが怒るんじゃないか(笑)。
満足度★★★★
私は好きです。
私の知ってるサロメは、王女で、踊ったりして、ヨカナーンの首が欲しいってやつでしたが、これは…!
想像とは全く違ったけど、役者の皆さんの魅力がすごく出ていて楽しかったです。
満足度★★★★★
めったに観れない妙ージカル
堪能しました。反復される曲がイイ。振り付けもイイ。男達のぴっちりスパッツも。サロメvsヨカナーンを数組のカップルが演じる。彼らを物語の中で絡み合わすことは特に考えられておらず、お話に有機的な繋がりを期待すると肩透かしを食らうのですが、その短編集の様なカップル達の間を王であるタクシー運転手と客がうろつく時に、なんとも言えない摩訶不思議な様子が漂う。まるで心中したカップルの死体が漂う水中を硝子のタクシーが当て逃げしていく様な。そんな夢想をしてしまうのは、天井を埋め尽くすチュッパチャップスの雨のせいでしょうか。舞台に溢れているのは愛という名の生の営み。唄い踊る彼らの身体からゾロ目の人生が透けて見える。あたしたちは生まれて食べてセックスして死ぬんだねえ。途中、フィナーレの様なレヴューがあり、終わりかなと思ったらまたエピソードが始まるのも妙ージカルたる由縁なのかな。バナ学で強烈な印象を残した浅川千絵サンが出ていました。
満足度★★★★
楽しめました。
初めて羽衣の芝居を観ました。みなさんが言うほどエロく感じないのは女優陣が健全というか少女にしか見えない人が多かったからでしょうか。
装置と音楽にすごく惹かれました。それにダンスを始め役者さんたちの肉体が重なりあってパワーあふれる舞台でした。堪能しました。
話が長いかな。ラストもパッとしないというか拍子抜けでした。観終わった時はすぐ観たくなったのですが、日が変わったらそんなに残りませんでした。でもまた観ると思います。
満足度★★★★
愛と幸福
最初、これはキツいなーと思ってました。あまりにセックスの表現があまりに露骨なので。下品なのはどうにも苦手。ところが次第に引き込まれ、フィナーレは感動。人生の苦さや死のイメージを垣間見せながら、愛と幸福感が強烈な光を放っていた。
満足度★★★★★
秀逸なコンセプトミュージカルの域へ
初日を観て、ほぼ衝動的に4日ソワレを予約再見。
描き出すものも、その表現も、
従前の舞台からさらに踏み出して・・・。
より高いクオリティでの舞台にどっぷり嵌りました。
満足度★★★★
サロメ・ヨカナーン
呼び合う言葉の響きがよかった。
長いミュージカルシーンは、結構楽しかった。歌詞も頭に残る。
一番年上のカップルの芝居が魅力的だった。
満足度★★★
チュッパチャップス
グランプリ受賞劇団という事で期待して見に行ったのですが、期待外れとしか言いようがないです。
BGMが疲れた体に心地よかったです。
セットのチュッパチャップスと小物の傘は可愛かった。
満足度★★★★
期待しすぎたか・・・?でも面白かった
(若干の期待値上げすぎて失敗した感はあるものの、それでも面白いものを観たことは確か!という意味の☆4)
「今このひと時」と「永遠」を、あっけらかんと愛おしく、感傷ではなくサラッと並列して見せちゃう辺り、やっぱりFUKAIPRODUCE羽衣って劇団はあれよね、稀有よね、と再確認する。
登場人物ひとりひとりの物語を縫うようにタクシーを走らせる藤一平&枡野浩一コンビの存在感も気持ちいい。
ただ、どうしても羽衣に関しては名作『愛死に』とか『甘え子ちゃん太郎』とか辺りと比べちゃう自分がいるのよね・・・^^;
ツイッターでも言ってたように、最近の糸井幸之介さんはモノローグよりダイアログに興味の重心が移ってるらしいけど、やっぱり自分の中では糸井さんがモノローグで掬い取る世界が羽衣作品の魅力だったりするんだよなあ・・・
満足度★★★★★
アイドルに糸井幸之介さんの歌を歌って欲しい
初日。ワイルド(野獣)系の街の水槽(海)で、生まれて死ぬまでの愛に溺れ、満たされ、早い段階で涙腺決壊。前作よりエロ多いが(直接的な猥語苦手なのですが)原作「サロメ」の愛、性、死を糸井流に表す必然だった。俳優の成熟が完成度に貢献。
同じ回を観てた知人から「泣き過ぎだろ、何歳なんだ!(いい年して!)」と愛あるお叱りも受けました(笑)。でもその人も、あの“ゾロ目の歌”は、良いと。背後で響く幾つものすすり泣きと共鳴しつつ、私だけの甘い、苦い思い出と未来を引き寄せて、羽衣の愛に甘える時間。
eyes plusのキャッチコピー「いつもと違う、をプラスする」はバッチリですね。性描写ありますし刺激強いですが、できれば、ふだん舞台に馴染みのない方にも体験して欲しいなと思いました。