シロツメの咲く後に 公演情報 シロツメの咲く後に」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
21-26件 / 26件中
  • 満足度

    雑エンターテイメント
    まぢか………他の皆さんが絶賛されてるのを見て凹みました。僕の感性が世の中とずれてるんだなぁ。ダメでした。

    ネタバレBOX

    個人的な感想は、「ひどかった。不愉快。」一生懸命作ってる劇団の方々に申し訳ないですが。物語が雑。演技が大げさで嘘くさい。それだけでげんなりしますが。許せないのは、作品内で描かれる人が人を殺す事への思考の軽さです。命や生き方を軽んじた物語は人間を冒涜してると思います。入れ子構造で現実と物語の境目を無くすことで、意外な展開を演出しようとしているのなら失敗してると思いました。
  • 満足度★★★★★

    最後の最後まで
    幾重にも重なった仕掛けられた層の中に引きずり込まれました。

    ネタバレBOX

    ああそう来たのか、ちょっと奇をてらっているような気もしましたが、さらにもう一回来てからはどっぷりハマりました。最後の舞台挨拶でももう一回ヤラれた感じでした。

    マンションの一室で男女のもつれから女がナイフで男を刺す、しかしそのナイフは手品用の刃が引っ込むタイプのものだった、気持ちは伝わるが事故にはならなかった。で、演出家のダメ出し。ああそう来たか。演出家が自ら役になって指導中に本物のナイフで刺殺され、さあここからお芝居の世界から現実の愛憎劇へ移動してさらに人が死んで、と思ったら演出家のお褒めとダメ出し。現実もまたお芝居の世界でした。もう一回来ました。そして真犯人役だった役者が恋人と将来のことを話していると、それは妄想の世界で、そのことを別の役者たちが話していて、ああもうどの次元にいるんだろうと思っているところで演出家登場、ようやく終わりました。

    と思ったら、演出家が演出家さんこれで良かったですかと演出家を呼び出し、究極のメタフィクションでした。

    首を絞められたり刺されたりはちょっとベタでしたが、確かに腕時計が光って見えるなど細かいところにも気が配られていて素晴らしかったです。

    ただ一つ、友人の連帯保証人になって保証債務に苦しむ男がいましたが、男の恋人も同じく連帯保証人になっていたのは何とも納得できませんでした。連帯保証人を二人必要とする借入だったとしても、それは当の友人の方が別ルートでもう一人探すべきで、よしんば本当に頼まれたとしてもそこは断るべきで、フィクションの世界ですからそういうこともあったのかもしれませんが、ちょっと強引な筋立てに思えました。
  • 満足度★★★★

    プリズム
    マトリョーシカのような展開に頭の切り替えが追いつかないほど翻弄される。
    後半少し丁寧過ぎてテンポが落ちた気もするが
    劇場を活かした演出と役者さんの説得力ある演技が良かった。

    ネタバレBOX

    イマイチ生活感のないリビングを舞台に繰り広げられる
    「そして誰もいなくなった」的な事件。
    サスペンスミステリーだから詳細は避けるが
    ほんとにうまくだまされてしまった。

    千秋役の加藤玲子さん、ひとりの人間のいろんな側面をその都度的確に表現する。
    ずるさとか、勇気とか、その多様性がまさにプリズムのようで面白かった。
    白石役の關根史明さん、善い人なんだか悪い人なんだかわからない感じがすごい。

    客入れの時のBGMも含めて選曲のセンスが良かったと思う。
    千秋がなぜ新井をかばって立ちはだかったのか、その理由が知りたかった。
    ちょっと特別な理由が無ければできない行動だと思うから。
    もうひとつ、佐藤が長谷部に対して「自分も理解できる」と言った理由も知りたい。
    何か個人的な体験がありそうに思えた。
    もしかしたらちゃんと示されていたのに私が見落としたのかもしれないけど。
  • 満足度★★★★★

    初日に観劇
    頭の中がぐるぐるする芝居は好みなのでご満悦でした。どこまでこの展開が続くのか先の読み合いに。旗揚げ公演がこの芝居と言うことでこれからが楽しみな劇団です。

  • 満足度★★★★

    ☆4.2
    90分集中力が切れることなく、最後まで観れました。役者陣の演技は、(自分の中で)平均以下の人はいなくて、全体的に良かったです。

    また、阿佐ヶ谷アルシェという劇場は初めて行きましたが、この劇場でないとできない演出が多々あり、その点はよく考えられてるなと思いました。

    ネタバレBOX

    ストーリーそのものは、理解はできたものの、自分の中で消化不良気味。とは言っても「悪かった」という意味でも「良かった」という意味でもないです。うーん、何て言葉にすればいいのか難しいですね。
  • 満足度★★★

    結構
    トリッキーな作品でした。。 何度も意表を突かれ。笑。 途中、話の進み方が不自然かなぁと感じる部分も結構あったのですが、あれはわざとなのでしょうか。。 役者の方々の演技はとてもよかったです! 全体的にはなんかちょっとシュールな短編小説を読んでるかのような舞台でした。


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