シロツメの咲く後に 公演情報 夏色プリズム「シロツメの咲く後に」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    プリズム
    マトリョーシカのような展開に頭の切り替えが追いつかないほど翻弄される。
    後半少し丁寧過ぎてテンポが落ちた気もするが
    劇場を活かした演出と役者さんの説得力ある演技が良かった。

    ネタバレBOX

    イマイチ生活感のないリビングを舞台に繰り広げられる
    「そして誰もいなくなった」的な事件。
    サスペンスミステリーだから詳細は避けるが
    ほんとにうまくだまされてしまった。

    千秋役の加藤玲子さん、ひとりの人間のいろんな側面をその都度的確に表現する。
    ずるさとか、勇気とか、その多様性がまさにプリズムのようで面白かった。
    白石役の關根史明さん、善い人なんだか悪い人なんだかわからない感じがすごい。

    客入れの時のBGMも含めて選曲のセンスが良かったと思う。
    千秋がなぜ新井をかばって立ちはだかったのか、その理由が知りたかった。
    ちょっと特別な理由が無ければできない行動だと思うから。
    もうひとつ、佐藤が長谷部に対して「自分も理解できる」と言った理由も知りたい。
    何か個人的な体験がありそうに思えた。
    もしかしたらちゃんと示されていたのに私が見落としたのかもしれないけど。

    0

    2013/03/15 03:29

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大