満足度★★★★
スタッフが・・
脚本の発想が面白いと思います。幼児虐待は全国各地で起こっていますが、その被害者の将来に考えを巡らせたことがなかったので、想像を越えていました。話の展開も鍵となる言葉があって場面が変わるので、わかりやすかったです。
満足度★★★★
パスカルの悩んだこと
中々、緻密なシナリオである。人という生き物の中間性に着目し、その位置を確定しようとした作品と見た。従って、ヒーローもヒロインも登場しない。普通の人々の中にドラマ性を見出そうとするTV番組「face」の取材によってKの生い立ちが明かになってゆくが、市井の人々の中間的あり様の苦しさが、苦しさとして理解できないと、作品との出会いが無いだろう。宙吊り状態を悩むことのできるポジションの方々にお薦め。