満足度★★★★
好み
リアルに作り込まれたセットに気持ち悪くセンスの良い音響に映像。
こういう芝居が最近自分の周りで良く観るようになったが、
今回のこの作品は更に笑える要素もたくさんあって
まさに言うことなしな芝居でした◎
特に鼻水芝居は印象強烈で笑いに笑いました。
抽象的にして客に投げかけるバランスも好きでしたが、
話の終わり方や役者の使い方に若干雑さを感じてはしまいました。
とても気に入った劇団ではあったので今後の作品に
期待を込める意味で☆4つにしたいと思います。
満足度★★★★
よかったです。
遅くなってしまいましたが、とても良かったです。
舞台セットの良さと、役者のうまさ、突然やってくる狂気、からの抜けた感じ。
飽きのこない作品でした。
90分程できっちり終わったところも余分を省いた良さだったと思います。
満足度★★★★
うまいっ!
勝手にサスペンスのような話だと思っていたのですが、これはリアルなホームコメディ。てんこ盛りの内容をギュッと絞り込んで、実にうまい。堪能しました。
満足度★★★★
舞台セットは良かった
舞台セットは凄く良かった。
リアル。
でもセットがリアルすぎて本当にドラマや実際の出来事を見ている感覚になるから、少しでも演技に違和感があると余計に気になった。
無題566(12-309)
15:00の回(雨)。14:15受付(チケットに整理番号あり)、14:30開場。15:00開演というのはとても微妙な時間帯。どんなお話なのか分からないまま...入ると。よくできてますね。汚れ具合(使われ感)がいいですし、細かいところまで意地のような作りこみ。壁、ガラス戸、棚、冷蔵庫のマグネット、鍋、換気扇、キンチョール、輪ゴム、「祭」のうちわ、いまどき地球儀、なんでこんなに封筒があるのか。唯一、デジタル対応せざるをえなかったTV(SHARP)だけが違和感を放っています。舞台は下手2/3のダイニングキッチン、ベランダ。上手、和室にはテーブルとソファ、寝室は別にあるとして2DKの団地でしょうか。客席もこれに従い、下手側には1-2列目にベンチシート、3列目から椅子。上手側は椅子(ざぶとんあり)。不協和音の塊のようなBGMがかすかに聴こえてきます。当パンの記載で舞台は「常磐平団地」。ウィキペディアをみると、1959年に第一次入居者募集(992戸)、孤独死の問題など。14:58前説(場内アナウンス)、15:04、和室のTVがグリーンの砂嵐を映し出し、戸外からは工事の音が..大きくなり、開演~16:28終演。
満足度★★★★
観た
舞台セットが作りこまれていて印象的。
もう少しドロドロした展開を期待したが逆にリアルで良いかも。
「埋める日」とは何だろうと考えさせられる。
満足度★★★★
ホームコメディ♫
と言っていいのかな?
それにしては、場面転換のキッカケやSEがおどろおどろしかったり、・・・。
演出家の方はきっと若い方なんでしょうね。チラシといい、作りこんだ舞台美術といい、センスの良さを感じます。
満足度★★★★
今朝急に思いついて鑑賞しました
昨日今年の仕事を全て終え、今朝は年末の大掃除よりも娯楽を楽しみたいと急に思いつき、当日の数ある公演の中から偶然見つけて出かけました。さらにフライヤーとタイトルから想像するとおどろどろしい内容かもしれないと思いつつ怖いもの見たさで入場しました。
見終わっての感想は「やはり、演劇は脚本が命」、いろんなところへの言葉の仕掛けが内容に厚みを与えていました。冒頭からなにやら訳ありの状況と登場人物の謎めいた人間関係、それが全く説明されない中でストーリーが進むにつれ、会話の中から少しづつ次第に明らかになってきます。それが予想通りだったり少し外れていたりしてそのあたりは謎解きと同じような楽しさがありました。インターネットにもフライヤーにも事前情報が全く載っていないのも演出の一つと理解しました。
役者さんもそれぞれがぴったりの役どころに見受けられ、また間の取り方やせりふの無い場面も含めて演技力も、申し分なかったと思います。観劇初心者の中高年ですが、私は十分楽しめました。観客は若い人が多かったようですが、幅広い年齢層で楽しめると思います。
ただし、同伴した妻はもう少し濃いストーリーが好みのようで少し物足りなかったようです。
満足度★★★★
開演前に感じていた不安感とは違う方向。
大人は折り合いをつけて生きてかなければいかないが、
それでも(だからこそ)内側でふつふつと煮たってしまう感情がある。
それが顔を出してくる。
色んな人の感情と事情が飛び交って観た後どっと疲れてしまった。
それくらいぎゅっと詰まった劇だった。
満足度★★★
初見です
故人と繋がるお葬式。
葬儀が絡む話は観ている方の体験も思い出すから、ある程度の親近感や一体感も湧きやすく、話も作りやすいのだろうか。
三人姉妹が中心となって話が進むが、抑揚のない台詞運びが却って自然に聞こえた。
無駄に場面を作らず、メリハリの利いた場面転換だけでも話が見える手法は興味深かった。約90分。
満足度★★★★
観客を信頼して成立するストーリー
最小限の台詞で紡ぐ母親の葬儀の日の出来事。
舞台上に再現された団地の一室のセットが素晴らしく緻密かつリアルで
これから始まる物語の繊細さを予感させた。
そこで繰り広げられた人間模様は、大胆なプロセスの省略によって
より人間関係が際立つ結果となった。
満足度★★★
アンチ ドラマ?
ドラマツルギーが成立しそうになると、土台から吸い取って箍を外してしまう、というのが、この劇団の”スポンジ”という名の由来なのだろうか? それを意識的にやり続けているのだすれば、もう少し、シャープな批評性を持って欲しい。音響や装置、場転だけで興を削ぐというなら、その向こうに何を見据えているのかが無いと、観客は満足できまい。
満足度★★★★★
埋める日とは
そういうことなのね。
やっと家族だけでゆっくり出来る時間が来たはずなのに、いろいろあって緊迫感が半端でない。開演前にBGMとして流れていた前衛ジャズが、生活感のある団地の一室とはアンバランスで、間もなく何かありそうな不安感をあおり立てていた。