満足度★★★★
違った女性を
物語は初演から余り変えてないが、初演に出演していた女優陣の増えた人生経験にプラスして二十歳役の女優が変わることにより、初演とは違った女性の二十代を感じた。面白かったです。
満足度★★★★★
女性の人生
20歳になったばかりの「私」から30歳間近の29歳の「私」まで。
10人の「私」が自分史をそれぞれに語っていくという、登場人物が20代の
女優のみという、かなり異色の作品。すごく面白かったです!
最初は賑やかに、笑えて、でも最後は切なくも希望に満ちた、
良い意味で演劇の王道、そんな作品。
満足度★★★★★
無題618(13-043)
18:30の回。17:30受付(整理券あり)、18:00開場、最前列はミニ椅子、前回と同じように左右にパイプ椅子、その間に四角い椅子を年齢順に配置、中央にベッド(or ソファ)、床には丸い緑の(芝生を思わせる)カーペット...最前列まできている。丸い裸電球(透明)が四つ、最近、これがぶら下がっているお芝居をいくつかみた。両端の椅子横にペットボトル、下手に何かあると思ったらマシュマロですね。18:20前説(80分)、18:34開演~19:51終演。
前回はちょっとダメでしたが今回は○。前日にみた吉田小夏さんの「Butterflies in my stomach」の影響あり。坂道を元気良く歩き始めた頃、途中で一息ついた頃、転んだり滑ったり、でも登り切ったところまで行ってみよう、そんな気持ちになる。
アフターイベント「IN HER THIRTIES ダイジェスト」はまた違った掛け合いの面白さ(お得な気分になりました)
満足度★★★★★
息づく記憶
初演を2回観ていて、
その中でも、作品からやってくるものは、
微妙に異なっていて。
さらに今回は一部キャストも変わり、
幾つかのニュアンスの重ね方も生まれて。
従前の秀逸を損なうことなく、
それよりも、さらに、ほんの少し色が変わり解像度が増した感じ。
でも、その、「ほんのすこし」から垣間見える
さらなる想いの実存感がありました。
作品に描かれた
一人の女性の20代の想いの変遷と
めぐる記憶によみがえる質感の揺らぎのそれぞれに
このキャストでの肌触りがあって、
初演時と同様に、新たに掴まれてしまいました。
満足度★★★★★
再演希望。
30歳を迎える女性の20代の間を、10人の女優が演じるという内容。
はじめのフルーツバスケットにはちょっと面食らいましたが、
主人公の女性の話になってからは、夢中で見ていました。
場面、年代の入れ替わり、交差がとてもスムーズで、
最後までストレスを感じることなく観ることができました。
この辺りの巧さは上野さんの作品の好きなところです。
ぜひまた観てみたい作品です。
再演があったら良いなあ。
満足度★★★★
リアル回を観劇
明日誕生日とか30歳まであと4時間とか29歳役、冬月ちきさんのセリフがリアルな回を観劇。
初演も観劇してますが、20歳から28歳までに積み重ねてきたものが29歳の彼女に折り重なり、そして29歳の彼女を後押ししてくれる様はやはり感動的。
男女問わず、過去の自分に勇気づけられる作品かと。
満足度★★★★★
再演でも新鮮
再度出られたキャストさんの年代が変わらず
違う年代で見たいという希望は叶わなかったけれど
やっぱり、好きな作品ですね、再演でも新鮮な感じでした。
他の都合で9日ソワレ、ザンヨウコさんのアフタートークで
30’S構想も話されてたので楽しみですが
他の日のイベントも楽しそうですね、特に上野自身の20'S
観たかったです、連続とての評価で×5です。
(TBしたブログの感想も、今回長いです)
全員彼女は再演あるかな?
追伸:「冬月ちき」さんと「緒川たまき」さん誕生日同じなんですね。
なにか納得しちゃいました。
満足度★★★★★
5年後にまた観たい
そう思う、素晴らしいお芝居でした。
予備知識なしで観たので、初めは「?」でしたが、仕掛けがわかってからは
物語に一気に引き込まれていきました。
十人の出演者の方は、それぞれ個性的ではあるのですが、
良い意味で不思議と気にならず(あくまで良い意味で)、
逆にそれぞれを体現するアクセントになっているなぁと感じました。
観る年代で違った感想がでるんだろうなぁ。
また是非再演して欲しいです。
満足度★★★★★
「女子」だなあ
会話がとても女子っぽくて、「あるある」と頷きつつニヤニヤしながら観劇している自分がいました。20歳の自分でも楽しめたので20代を過ごし終えた人ならなおさら楽しめるのではないでしょうか。
とても良かったので、会場で販売していた台本も買ってしまいました。
ぜひぜひ!足を運んでほしい公演です。
満足度★★★★★
結構普遍的
20代女性のお話ということで、おっさんには遠い話かな、と思っていたが、だれが観ても感じることは多い作品だと思った。
しかも、観る人の年代・経験によってそれぞれ感じることが違うとても普遍的だけど、パーソナルな印象も与えてくれる感じの。
話の流れも面白いし、言葉の表現のうまさはさすがだなあ。
(といっても、台本読んでるだけだと見えない部分もあり、芝居の良さも改めて。)
満足度★★★★★
振り返る優しい眼差し
TOKYO PLAYERS COLLECTION 『IN HER TWENTIES 2013』を王子小劇場で観る。
台本がよく練れているな、と思う。会話の妙。10人の女優が、一人の女の20〜29歳を演じるのだが、ビリー・ミリガンよろしく、それぞれのキャラが立っているのがよい。
「演劇的」な構成、シンプルな舞台セットと照明、正当な感じの音楽。若干お約束感はあるもの、正面から受けていて、綺麗に洗練されて、役者が活きてくる。ポストドラマ的とか、変にひねていない、真っ当な作品。
自分の20代を振り返ったり、デジャヴを味わったり、忘れていたものを思い出す、そんな80分。
全ての20代に、また、かつて20代だった大人に、心からの友情をこめて、お薦めします。