公演情報
「「ミカンの花が咲く頃に」2026」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
高速道路建設反対闘争は、よそから来た金持ちの趣味的なものでしかないのか、という疑問を見せるところが良かった。
終演後にみかんが食べたくなるお芝居。実話ということに驚く。
実演鑑賞
満足度★★★★★
都会に住む人には分からない田舎の小さな集落での話。母の十三回忌に出席するために長女を伴って訪れた美羽の目を通してみた現実。伝統を大切にする生活。母の時代から続く人々の繋がり。それがその社会を大切にする姿勢なのでしょう。高速道路建設を巡る立ち退きの問題。目の前の現実に個人が如何に対処するか、考えさせられます。そして美羽は、自分の娘の生き方について、改めなくてはいけないことを知るのです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
パンフに「農地を分断された九州のミカン農家の実話を元に社会を見つめ、今を生きる人々の姿を描いた舞台」とある。高速道路建設に伴う猿ケ実村の立ち退き問題を描いた群像劇。何でもかんでも国-行政の施策を反対ばかりしていては発展は望めない、しかし それを無批判に受け入れるばかりでは当事者の生活や環境は成り立たない。この公演、表層的には立場や思惑といった違い 二項対立のような展開になりそうだが、少し観点をズラしたところが巧い。それがチラシにしっかり書かれている。「考えてるんだ。どうすればみんなが悲しくない未来が来るのか、考えてる」、この台詞を言った人物の背景(経歴)と思いが重しとなっている。
2015年秋。母 野枝の十三回忌に出席するため、長女の拓未を伴って訪れた美羽。共に生きていくことはできないかと模索する村の人々の姿が、美羽や拓未に変化をもたらしていく と。村の当事者の立場から距離を置いた2人の心情、しかし 拓未の中に燻っていた自立心に繋がる。物語は 社会的な問題を描きつつ、人間ドラマ しかも夫々の成長譚も浮き彫りにする。
少しネタバレするが、物語は現在と過去を交錯させ、さらにラストは未来をも描く。時の変化は、登場人物とその衣裳 そして喋り方に特徴がある。冒頭は方言(台詞)が聞き取れないところもあるが、取るに足りないこと。
少し気になったのが、2015年という設定。タイトルにもなっているミカンの木がある山の崩れ、山腹にあった奉納神楽の神社が崩壊した。その災害の根本原因は何か?神社は避難場所に指定されていた と。何となく東日本大震災を連想したが…。
(上演時間1時間50分 休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★★
同作二度目の鑑賞であったが、見事。かなり序盤から客の心を掴んでいた(前半から客席の間ですすり泣きも)。初演を小さな劇場で観ていた。役者が入り切れず、袖がないので上手は演技エリアから一歩出て「ハケた」事にしていた。良い舞台だったがこれを更に改稿してキャストも改め上演の予定がコロナでわやになり、販売予定だったらしい台本のみ入手。良い作品との実感だけは残っており今回漸く目にする事が出来た。後刻詳述。
実演鑑賞
満足度★★★★★
基本的には三里塚闘争と同じだ。何時迄経っても日本という国は自らの民を大切にし得ない。矢鱈騒がれる熊の「害」も人間が彼らの棲み処を荒らした結果であり、対応の仕方も殺害が前面に出ている。もう少し知恵を絞ったらどうか? カナダのように。
実演鑑賞
満足度★★★★
過疎地域での高速道路建設に翻弄される住民たちの群像劇、それぞれの立場があり、色々と考えさせられます。社会問題提起とエンタメがいい塩梅でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
人とのつながり、地元愛、現実的な問題・・色々な事が詰まっていました。
実話ベースなので、より考えさせられる事も多かったです。
人の優しさを感じる良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★
古民家って言ったら失礼かしら。美術の民家がなかなかで。
方言なども心地よく聞こえた。
保坂萌(めぐみ)さんらしい、陰影の演出が吸い込まれるような感じあった。
暗転に行くときとか、特に影の使い方がうまいなあって。
都会に出た人が田舎に帰る時の、嬉しいだけじゃないところ。
家族の複雑で難しい心のやりとり。
この辺りが特に見入ったところかな
過去と現在が交互に来る時系列と複雑な人間関係をとらえるのがなかなか大変で。
公式で人物相関図のイラストを出してるの、軽く頭に入れておいたほうが見やすいと思う。
テーマ的にきっと一番中心にある部分、これが丁度現実にあった痛ましい出来事と重なる見え方になってしまって。
本来なら分けて観るほがいいんだろうけど、タイムリー過ぎて自分として考えるところあったなって。
実演鑑賞
満足度★★★★
高速道路建設を巡る立ち退きの話。地元への思いはお金には代えられませんが、生活もあるし、家族もいる。行政側も決まったことは進めないといけない。そのあたりの心情がそれぞれの立場から良く表現されていて、身に沁みました。