夢の星 公演情報 夢の星」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★

    う~ん?
    う~ん、、、好みが分かれると思う。。。と言うか、私にとっては、好みではなく、約70分が、長く感じてしまった、、、

    ネタバレBOX

    途中から、演出家らしい人の登場で、どうやら、作品造りの過程であると、気づかされる。演劇経験無しの私には、ちょっとした加減で、意味や空気が変わるのは、興味深かったけど・・・
    一部の観客は、爆笑もしていたが、私にとっては、たいして笑えず、作品造りの苦労が、色濃く見えただけでした。
    ちょっとした、ニュアンスの違いや、演出の指示を的確に、演じられる役者さん達は魅力的でした。
  • 満足度★★★★★

    無題495(12-238)
    19:00の回(晴、空に半分よりちょっと欠けた月)。夜、人通りは少なくゴルフボールを叩く音がキンキンと聞こえる。18:30受付(整理券:トランプ)、18:35開場。
    青年団つながり・・・、2011/5「小瀧ソロ」(小瀧さんと渡辺さん)、で、2011/8「サよりよろしくバー」(渡辺さん)、同「パール食堂のマリア」(小瀧さん)で、本作、小瀧さん、という流れでみにきました。

    いままで、公開稽古(リハーサル)をみたのは4回(高襟、サンプル、ポかリン記憶舎、かもめマシーン)。物語ができてゆく過程は完成品とはいえずとも面白いなと思いました。以前どこかで書きましたが「メイキング物」が好きなこと、音楽などでは「アウトテイク」。

    下手、大きめのTV、カエル(ぬいぐるみ)がしがみついています。中央、テーブル、奥にカウチソファ、下にはラグ、グレーと赤のクッション、上手、横長のボックス家具、写真たて、ムーミン、雑誌、ナウシカ(原作漫画)、Casa、サッカーボール、ソフィーの選択、酒瓶、ランプ、その上には木製のブラインド、横に観葉植物、空気清浄器かな?
    奥の壁(パネル模様)には小物が飾ってあり、左端で翼を広げているのはデビルマンか。ハンガーに衣服が掛けられ、イーゼルには丸い地球の写真。「星」らしいのはこれだけ。

    18:58男性ひとり登場、テーブルの上の(花屋らしい)物件情報をながめる、19:01最前列の前に桟敷席ができる、19:03前説(65分)、19:04空調が静かになり開演~20:15終演。

    同じ演技と(指示に基づき)変える演技...役者さんって巧いなと思う。それがだんだん笑ってしまうほどになるけど、役者さんは「まじめ(真剣)」。みていて「そこでちゃぶ台をひっくりかえしてしまえ!」と言いたくなるようなヨレヨレの演出がおもしろい。

    当パンをみると、小瀧さん、12月に「RUR」。8月にリレーションシップで「ロボット」をみていて、これと比べながらみるものも面白そう。

  • 満足度★★★★★

    超満員とフワチェイス
    ・・あれ?小竹向原ってこんなに人いたっけかな?
    と、思わず思ってしまう位何故か?満員で、
    夢か?と、思ってたら、内容も観客席に負けず劣らず?
    夢のような舞台でした。

    フェリーニの「8 1/2」を徹夜明けで観て5分で沈んだら・・・
    こんな風に・・なるわきゃないか。

    ネタバレBOX

    劇中劇は、
    どこにでもある普通のハナシ・・かと思いきや、
    どうも演出家もそれを分かっているらしくて、
    昨日まではどうも確信を持っていたと思われる指導内容も、
    今日はどうも全てが陳腐なもののように見え、
    演出家としての威信?を
    かなぐり捨てて、
    色々とチンプンカンプンな演出をしてみるものの、
    どうもまったく噛み合わず、
    (劇中劇のほうの)主人公の
    「猫がニャーと言っただけでキャット飛び上がる」
    小心・優柔不断・首尾一貫しない、
    まるで落語の主人公のような
    おっちょこちょいキングっぷりが
    際立つばかり。

    でも、それに追いつけ追い越せとばかりに
    熱血だが羅針盤の向きも定まらず迷走に迷走を重ねる演出家もまた、
    栄養の不足と相まって
    ふわふわさ加減に磨きをかけるばかり。

    主人公→フワ
    演出家→フワフワ
    主人公→フワワ
    演出家→フワフワヮ・・
    (ちなみに主人公を演じる役者は全然フワフワしてませんでした

    息をもつかせぬフワフワの応酬、カーチェイスぶり(略してフワチェイス!(って言うほどのことでもないか・・
    に、観ているこちらも観客席から浮かばんばかり(フワッ

    ただ、どうも劇中劇の内容は何のひねりも無く陳腐なようだが、
    ラストシーンで主人公が、
    青森出張を断るシーンで、
    理由を聞かれて
    「(奥さんが)寂しいって言うから」
    とか弱弱しく言うあたりで、
    話としては面白みに欠けても、
    主人公の人となりが良いのではないかというのがようやく伝わってくる(遅(笑

    それと同時に、
    ドジでオッチョコチョイでいい加減?と思われる演出家の愛される人となりも
    ようやく分かってくる。

    そのさじ加減が、とても巧い(笑



    もし、演出家が、有能ではあるが厳しい
    劇中劇の会社の上司のようであったとしたら、
    会社の売り上げと同様、
    劇中劇の興業も上がったかもしれない。

    ただ、それが人間味のある優しさのある舞台であったろうかと思うと、
    そうでなかった可能性の方が高いと自分は思う。

    完全に巧く作って共感を妨げるより、
    あえて巧みさを隠して
    共感を得る方法を、作者は良く知っていると感じた。

    そういう意味で、
    この作品は、巧さばかりが際立つ舞台よりは
    味わい深い作品になったように思った。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    作・演出家の自虐ネタなんでしょうか。やられたなーってカンジです。優柔不断な演出家は妙にリアルっぽいけど、どこまでフィクションで、どこまでマジなのかな。

  • 満足度★★★★★

    浩太に共感しつつ
    前作「果てまでの旅」に引き続き、また、やられた!!きちんと計算されてるのにだんだん物語がフワフワしていく感じがたまらない!!玉田企画の芝居、僕のど真ん中だなぁ。とてつもなく面白い。ぎゅうぎゅうに密度の濃い物語のはずが、いつの間にかゆる~くゆる~く笑わされる。久しぶりにこんなに笑いました。中盤以降は、頑張れ、玉田さんと思わず応援したくなっちゃいます。この内容を自然に演じ抜く役者さん達の安定感がすごい。とても楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    ピンポ~ン!
    ただ単純な劇団の裏側的な展開かと思いきやさらなるオチが効いていて楽しく観劇。演出家の混乱、苦悩、役者との関係など垣間見た感じ。面白かったです。

  • 満足度★★★★

    何やかや言っても、
    玉ちゃん愛されてましたね。

    ネタバレBOX

    部屋の奥の方に地球の絵、数人の社員で地域を細分化して担当…、何か地球人を管理するような会社を辞める辞めないの話かと思いましたが、若いあんちゃんが単に義理のお父さんの跡取りを見据えて夫婦で花屋を開店するために運送業みたいなところを辞める辞めないの話…、

    と思っていると、演出家が出てきて演技指導。

    結局、グダグダなシナリオを練習風景でごまかすといったここ最近よく見るパターンの一つでした。

    明日開幕というのにまだ通し稽古ができていない状況で、気弱で頼りなさげな演出家とそれでも付いて行く役者たちの珍騒動に大いに笑わせてもらいました。
  • 満足度★★★

    微妙な空気感
    玉田企画の【夢の星】を観劇。

    前作の大当たりだった【果てまでの旅】についで2回目。

    今作は、芝居の稽古場が舞台。
    前作同様、その場の微妙な空気を読む、読まれるという互いの関係から
    生まれ出る何とも言えない面白さを追求している。所謂、口語演出を学んだ上で作れる芝居の様だ。

    舞台を作る上では、演出家がトップであり、それによって進行していくのだが、そこにある時から演出家に疑心暗鬼になっていく俳優と演出家の駆け引きを描いており、内輪受けしそうな展開だ。だが、あまり普遍的ではない題材に興味を持つ観客は何人いるのだろうか?前作は、修学旅行生徒の惚れた腫れたの男女の駆け引きだったので、誰もが分かる面白さを堪能出来たのだが、今作は果たしてどうなのだろうか?

    題材選びが、今後の玉田企画の課題だろう。

  • 満足度★★★★

    観た
    なるほど、やられた。
    役者さんは凄いなぁと感心した。

    ネタバレBOX

    下北沢でやってる「東京バンビ 最後の公演 !?」と見比べるのが面白い。
    劇団の特徴が良く出ている。
  • 満足度★★★★★

    リアル風景
    リアルなのか演出なのかの境界がはっきりしないだけに興味深く拝見した。企画としては愉快に感じた。どちらかというとキャストたちが演出家を支えていたように見えた。演出家の草食系さが斬新!

  • 満足度★★★★

    リアリティーが浸蝕するもの
     劇の劇的な部分を敢えて批評的に捉えるタイプの作品と見た。演じられてはいるものの、批評のリアルに支えられたドライで強靭なリアリティーが、センチメンタルな感情や心象風景を浸蝕し、感興を削ぐことに成功している。何よりこのドライな批評性が心地よい。
     情況設定は、芝居を舞台に掛ける迄の演出家と役者たちの練習風景なのだが、脚本の変更あり、ダメダシの変更ありという中で情況の細部が変わり、その度に、演出家は新たな演出をつけ、役者たちはそれに直ぐ応えて演技の形にして行く訳だが、短時間で想像力を身体の動きや科白回しに変え、役作りの有り様を見せて行く。若い役者たちの演技も基礎がしっかりし、よく考えていることが分かるものであった。惜しむらくは、最近流行りの若者特有の変な日本語の発音を取り入れていることである。演劇は、時代を反映する度合いの高い芸術形式ではあるが、若者特有のおかしな発音を作品に取り込む必然性は無いように思う。

  • 満足度★★★★

    タイトルや
    説明文とお芝居の内容がつながりませんでしたが、ホントぽくって楽しい。

    ネタバレBOX

    劇中劇の劇、演出前後の両バージョンを通しで観たい気分になった。

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