満足度★★★★★
面白い かっこいい
演出やセリフ、というか世界観、勢い、エネルギーかっこいいです 笑っちゃう
テレビに映る映像とそれをBGMに繰り広げられる舌戦にセンスを感じます
満足度★★★
日常ですね。
とてもキツくてリアルな現実芝居。舞台上に非現実的なファンタジーをお求めの方には残念。舞台上に再現された現実がさほど興味をそそらない内容だったり、そんなの知ってるさという内容だったりするとそれは只の日常。もう一本何か通ってると良いなーと思いました。
満足度★★★★★
人間ぐるぐる。
ってタイトルあたりがしっくりくるかなと思った。
山田佳奈さんって人の心の奥に潜むなんとも言えないドロリとしたもの、というか、心だけ大人になってしまった不安定さ、いやいや、違うな、なんてゆーんだろ、その成熟した感じと、けれど達観した感じと、思春期あたりと30直前と、その他の人生のいろんな場面で感じる絶望のようなものをがっつりと魅せられた気がする。
結局人ってあんなもんな気がする。
死んでるんだよ。
みんな死んでる。
満足度★★★★
もう観たくない
昨日、見終わった直後は。
「面白かったけど、もうあんまり観たくはないな、ここ。だってきつかったんだもん」
物語は具体的だけど、抽象的なセリフも案外多かったような気もして、途中、セリフが頭に入ってくなくなったりもしたし。
でも朝になって思い返してみると。
「ああ、また観に行ってもいいかなあ」
そして観に行ったらまた「きついから、もう観たくない」って繰り返すのかも。
そんな芝居。
怖いもの観たさっていうんですかね。怖いから真正面からは観たくないけど、遠くから眺めているぶんには。
満足度★★★★
痛み
大分前に、何かでこんな記事を読んだことがある。曰く、“正月、盆などには、風俗嬢の自殺が増える”との内容だった。何処へも持っていきようの無い寂しさと都会の汚辱を呑んで、寂しさに追い詰められるようにして自ら命を断つのであろう。
満足度★★★★★
ロックなテイスト♫
劇中の「私の人生なんて、クソみたい」と言う就活女子には、端から見ると波乱万丈な人生を送る人も、市井の人の平凡な一生に憧れるものですよ、と言ってあげたい。
スタイリッシュでCOOLなガールズロックな舞台!!
満足度★★★★★
痛みを感じることに生を感じました。
「□字ックの代表作になりうる作品」と主宰の山田さんが言うことが間違いない舞台で、何もかもが素晴らしかった。特に今作、□字ックにしては類を見ない群像劇(?)スタイルだったのだけども、どの登場人物も痛いし現実的。何者にもなれない女が、何者にもなれなかったクズ女たちの世界で生きていくことへの難しさを訴え、それを必死に取り繕う女の笑い泣きが本当に見ていて辛かった。
終演後には今作も公演台本を購入。観劇中は脳みそ空っぽにして胸の痛みに耳を傾けることにしてるので、改めて文字で拝見できる楽しさを噛みしめます。役者の皆さん、体壊さないようにしてくださいね!
満足度★★★★★
観劇前に男性は心構えが必要か
今回もより一層女性の内面をギュッと凝縮したものを目の前に突き付けられ、男性としてはなんだかこころが苦しい。 ステキな男性が現れてハッピーエンドになるお芝居ではないけれど、そうなって欲しいな~と思うのは男のわがままですかね。 女性の独白を男性はもっと受け止められなければなと思わされたり。
とても泥くさい人間関係の舞台だけど、どの登場人物も嫌な感じがしなくて後味が悪くない。 それは良くも悪くもその人がその人なりの本音でぶつかっているからなのかも。 清々しいとまでは言わないけれど、力を出し切った感に包まれる。
【アフタームービー】「ワールド・ワールド・ワールド」
劇団劇場で観た15分の劇とはまた違ったテイストで、いきなりラブホから始まらないところなんかは、なんだかドキュメンタリーを見てるよう。
国分寺の大竹さんのキャラは強力☆
満足度★★★★★
人間のクソ性、でも憎めない
この劇団の世の中を見る視点が超面白い。クソなりに一生懸命生きてるなげさに心を打たれた。駅や街中ですれ違う人の中に移動中のデリヘル嬢が混じってるのかなあ?人間の欲望に直結することを商売にするのと、それを表現するのに数多くの面倒くさい手続きを踏んで芝居を作り上げるのとでは、ベクトルの方向が全然違ってそうなんだけど、この2者が融合してステキな作品になっていた。