満足度★★★
濃厚~
公演の情報をいくらみても 「劇場の照明を使用しないで上演します」 しか書いてない....
ん~、何やら興味が募ります。
その言葉通り いわゆる照明機材がなく 家庭用の照明が数種類配置されていて あとはキャンドルの灯り。
必然的に一般的な舞台に比べて照度がないので 薄暗い感じはしてしまいます。
でも、 それが時に効果的でもあったりするんですが・・
ストーリーは 親の威光でなに不自由なく暮す主人公が 使用人をこき使う全盛期と
父親の会社が潰れ 家も財産も すべてを失った後の "その後"を 交互に展開されていく形になっています。
召使いを 傍若無人に扱うシーンは嫌悪感を覚えてしまうような演技・・
それは 巧いということでしょう。 そしてすべてを失ってからの 正常な感覚を取り戻していくさまは "共感"に似たものを感じました。
全体に 観念的な内容、表現のお芝居で 好みが別れそうですが たまには 笑いなし のこういった作品も良いかもしれませんね。
上演時間 1時間50分 かなり密度の濃いイメージのお芝居でしたが、キャストさんの演技力もまあまあで *papasan*もなんとか 持ちこたえられました。
満足度★★★
うーん
今回は、自分には合わなかった。
長年の恨みをそんなに簡単に許せるとは思えず、感情移入できなかった。
役者が全ての照明を操作するのは面白いと思った。
満足度★★★★
考えさせられました
暗がりの中での芝居はシビアなものになっちゃいますよね。今回はセレブの凋落と懺悔。しかし人間ってそう簡単に変われるものなのかな。ちょっと釈然としないところもありましたが、いろいろと考えさせられました。
満足度★★★★
無題484(12-227)
19:30の回)(晴)。18:45受付、19:00開場。白黒、市松模様の床、下手に棚があり置かれているのはいくつものウイッグ(「顔」がついているので少し不気味)とキャンドル。中央にはテーブルと椅子(3脚)。上手にガラスドア、手前、隅の方に仕切られた箇所がある。細長い台が3つあって照明がセットされているようです。1列目ベンチシートにクッション、2列目から椅子席。19:28場内アナウンスで前説、19:34開演~20:59終演。いろいろな角度から照明があたるので表情も変わる。特に暗めのシーンが好み。どうやら、常に時を刻む音が聞こえるように感じる。パルス音や古時計のような音。谷仲さんは今夜も渋い、看板娘ホライゾンのおやじさんとは違うぞ...でも最後は壊れていく...。オセロゲームのように瞬きする間もなく逆転&逆転、極端だとは思うけど、世の中なくはない。
満足度★★★★
変わろうとする人にエールを送る
道徳の授業みたいに“反省”し“心を入れ替える”主人公が出来過ぎの感もあるが
「じゃあどうすればいいのか」という根源的な問いに対して
作者は反論を覚悟の上でひとつのメッセージを発信していると思う。
役者が自ら操作する照明による独特の雰囲気が超現実的なシーンを和らげる。
満足度★★
初見
芝居内容のあらすじを、前もってHPや各自のブログ等で確認しようとするも自分の見落としがあったのか一切触れらておらず、把握しようにもそれが出来ないまま、「劇場の灯りを使わない」という説明文のみの内容に惹かれて観賞。
登場人物の芝居内容が自分の苦手分野の行動が多くて、「エール」がどこにあったのか判りませんでした。
満足度★★
うーん期待したヒネリが無かったなぁ
特に劇場照明を使わない意味は感じられなかったし、
話にしても何か表面的な感じが否めなかったです。
主人公には共感も納得もし辛かったが、
谷仲さん演じる川本氏はキャラ設定も含めて気に入った。
**最前列の客席と舞台の間にある段差は見え辛く、
自分と着物の女性が躓きました。
要改善の必要があると思います!(声かけとかねっ)**
<1時間30分>
満足度★★★★★
好みの問題と思うが
面白かった。人間が本来持ち合わせている二面性や躁鬱。これらの表現が巧に表裏されており、ぞくぞくした。また育った環境がゆえの対立する個々の感情のもつれ具合も面白かった。
満足度★★★★
小さなエール
人間関係がドロドロしたドメスティックなものが嫌いな人は、この芝居は向かないかもしれない。けれども、この芝居は人間関係のドメスティックなドロドロ部分を描く為に創られた作品ではない。ドロドロした部分を描くのは、その先の「小さなエール」がおくられる光景を描くためなのだ。
コンセプトの「俳優が舞台上で照明操作をすること」が、人間の野獣性を描いた部分への歯止めとなり抑制された枠として機能することによって、ストーリーのバランスを保っている。
まるでボクシングの野獣性がゴングという時間の制御によって興行のバランスを取っているように。
出来た作品なのだが、もっと先を観てみたくもなる。
満足度★★★★
すごかった!
とにかく圧倒されました。
一人一人の演技がとても上手で、世界に引き込まれてしまいました。
照明を使わないとは?と疑問に思いましたが、それもそれで雰囲気が出ていてよかったです。
また話が面白く内容が濃かったなと思います。
次回作があったら絶対に見に行きたいです!!