公演情報
「抜殻を握った僕たちは」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
殻チームを観劇しました。
死を扱った難しいテーマで、考えさせられる事が多々ありました。
友達は何故死んでしまったのか?主人公の現在の状況は?等、ミステリー要素も感じられ、どんどん惹き込まれました。
友達の死は本当に悲しく受け入れ難いけれど、主人公の描く物語の中で、ずっと生き続けてほしいと、切に感じました。
良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。最初と最後のちょい長尺のユニゾンセリフのところ、なかなか圧巻でした。俳優さん、誰一人として口パクの人いませんでしたね^^ しっかりチェックさせてもらいましたw で、内容はともかく、主役の遠藤巧磨さんには脱帽です。ちょっと前には舞台『アーカイヴ』で主役をやり、それからまだそんなに日がたってないのに今回も主役をやり、ほんとすごいですね。今回の舞台の台本いつ覚えたのかと…
実演鑑賞
満足度★★★★★
役者陣に華があり、演技に迫力があります。今後、描かれる脚本の中で彼は生き続けるだろう。自死を諌める話ではなく、人と人の繋がりは形の変化はあれど、消えないということ。心が温かくなりました。(殻チームでした)
実演鑑賞
満足度★★★★
未見の団体。見応え十分。
説明にもあるが、自死をした人と残された人たちの言い表せぬ感情を描いた物語。命を絶つことの是非を問う内容ではない。その行為は人間だけがする選択、それによって、新たに生まれた感情がメインテーマ。それを人間以外の生き物の脱皮・羽化といった成長過程と重ね合わせた骨太作。
高校 演劇部で脚本を書いていた男が 売れっ子作家になったが、いつしか書けなくなる。その もがき苦しむ姿は、よく舞台や映画の題材になる。前半は 承認欲求といった描き方だが、後半は それに止まらず 隠された その背景(心奥)と向き合うことによって前に進もうとする。周りの人たちも巻き込んで、再び時計の針を動かそうと…。
ラスト、残された人たちが握らされた切ない思(重)い、その心情をスポットライトの中で語り、そのまま溶暗し場面転換する。その時に流れる優しい音楽や歌が心を和ませる。脚本に対するバランス感覚ある演出や 前説から本編への導入が巧い。また 脚本/演出の男澤博基さん(刻チームのみ出演)は、出番こそ少ないが、考えさせる重要な役所を演じていた。いわば物語の重石的存在。
(上演時間2時間 休憩なし)【刻】