ARCHIVE 公演情報 ARCHIVE」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-10件 / 10件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ゲームのかけひきにワクワクしました。

    ネタバレBOX

    メルヘンゲームの中の部分と、ゲーム以外の部分のつながりが、やや複雑でおもしろかったです。迫力、熱気があるので、いっそう盛り上がりを感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    なかなか魅せる舞台でした。てか、『イカゲーム』のオマージュであるのはまるわかりですが、アレンジがなかなか秀逸です。あと、逆光を使った演出、あれはいいですね。オープニングから10分ほどのダンスのシーン、あれを最後にもう1回観たかったかな…と。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いや~これは面白い。バトルロワイアル的ダークファンタジーSFと言っていいのかな。実に凝った設定ですね。ヴィジュアルも音響も良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/08/01 (金) 13:00

    脚本と演出がとても面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    人の加虐的な性向ー半ば強制的に「(童話再現)メルヘンゲーム」へ参加させ、鑑賞して愉しむといった悪趣味的な(☜褒めている)俯瞰劇。ダークファンタジーと言ってもよい。何となく秘密倶楽部で行われているような見世物といった感じでもあるが、そこは別の次元という設定が妙。

    説明にある、隔離された空間で 莫大な賞金を手にするために、童話を再現する事でクリアできる生死をかけた「メルヘンゲーム」の幕が上がる。物語の内容は勿論、キャストのビジュアルとともに、その観(魅)せる光と音の演出が実に効果的だ。まずは劇場へ。
    (上演時間1時間55分 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は、中央に背中合わせの疑似対称ー回転する花のオブジェ(色は 赤と青)。上手/下手に色違いの箱馬がいくつか。シンプルな装置であるが、広い空間を作ることでアクションスペースを確保する。

    借金で絶望的な状況にいる11人(=参加者)が、人生一発逆転を掛けたサバイバルゲームーその名も「童話再現メルヘンゲーム」に挑む。賞金は110万$(約1憶1千万円)を目指して命がけの戦いが始まる。参加者は子供の頃に読んだ または聞いた物語をベースに、その一部をナレーターの指示に基づき再現する。違う解釈や行動、もしくは実行しなかった場合は死というペナルティが。試練を乗り越え、敗者には死といった過酷な戦いを繰り返す。ちなみに メルヘンゲームは「桃太郎」「さるかに合戦」「三匹の子豚」の一部シーンを再現。

    参加者の職業や借金を背負った事情等は、冒頭 KO-SEIファイナンスの案内人が 手短に紹介していく。キャスト紹介のように、1人ひとりが箱馬に上に乗り スポットライトに照らされる。借金の金額はもちろん、ギャンブルや父親の借金を引き継いだりと事情は様々。ゲームの進行とともに明らかになる夫々の事情、個性豊かな参加者たちの連帯や裏切りなどが緊張感をもって描かれる。生き残りが多ければ、それだけ取り分が少なくなる。何としても総取りしたい、そんな人間の欲望ー本性剥き出しが痛々しい。

    先に記した メルヘンゲームで違う行動をした場合は 警報音が鳴り響き、朱色の照明が点滅する。その緊張感を煽るような音響/照明といった演出がすごい。場面転換では目潰し照明(効果)などで観客の視野を遮り、瞬時に情景を変える。単なる「カイジ」「ライアーゲーム」「イカゲーム」などと違って、パラレルワールドとして 別の世界線も描いている。参加者は、別の世界で 同じように借金まみれの者もいれば 真っ当な人生を歩んでいる者もいる。この並行する世界線を交錯することで 物語は立体的になり、ゲームで早くに死んだ者も舞台上に登場出来る。実に工夫された脚本であり、観(魅)せる演出になっている。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    刺激的なお芝居でした

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     初日を拝見。尺115分。

    ネタバレBOX

     金銭的に行き詰った人々をターゲットに社の近くでそれと思しき人々にぶつかる、ぶつかりそうになる等の行為を繰り返しては名刺を渡し“KO-SEIファイナンス”と名付けた更生プログラムを押し付け、高額賞金を餌に金持ちの視聴する秘密ゲームに参加させ生き残った者のみが出資者達が提供する賞金を受け取る仕組みを喧伝。男は語る。自らは次元の異なるパラレルワールドから来た、と。そして参加を募るのだ。当然の事ながら、男はターゲットの追い詰められた状況を事細かに調査済み。その上でこのようなアタック方で垂らし込み参加させるのである。まあ、ありきたりで安易な発想であるし、或る意味、退屈し退廃に埋もれた現代日本人の戯画である。実際には観客が観るという形式の芝居であるという点に多少のアイロニーも見えるかも知れぬが。然し例えばマルキ・ド・サドが描いた諸作品が当時世間に齎した程大きなインパクトは無論ない。世間そのものが、根本から当時より腐りきっているし人々の感受性そのものが既に麻痺しているからであり、倫理そのものが既に可成り壊れてしまっているからでもある。
     ゲームは誰でも知っている昔話や童話をベースにした筋書きに参加させられた債務者たちが命を的に各ゲームで指定された指示に従い指定内容を具現化することで進行する。指定内容を実行しなかったり、反する行為を続け警告にも従わなかった場合は始末される。賞金総額が生き残った参加者の人数で均等に配分される為、生き残り1人である場合に賞金は最大となる。参加者全員が多大の債務を抱え多くが多重債務者であるから参加者は皆「必死」である。出資者達(=観客)はその必死な生き残りの為の闘争を観て楽しんでいるのである。
     だが、意外にも追い詰められているハズのゲーム参加者達が命賭けの争闘故に極めて真っ当な人間性を露わにしたりもする。観ている観客の一人としては、この点に最も興味を惹かれた。ヒトを判断する際に孟子の説いた性善説と反対の性悪説があるが、そんなお伽噺でも聞くような感覚にすら襲われかねない。
     何れにせよ、このゲームの合間にゲーム参加者達が暮らしてきた世界での生活が再現されるシーンが挟み込まれそれらの生活と参加することになったゲーム世界での様々な対応が対比されることになる為、元々生活していた時空での因果関係や異空間での時空への輪廻転生やその逆も絡みつつ、個々の転変の在り様が描かれて物語が膨らむ点がグー。無論、エンタメの常として最終的に絶望の淵に観客を引き摺り込んで離さないというような残酷性はない。而も、恐らく脚本家も若いのであろう。心底悍ましい、凄みのあるキャラクターは1人も登場しない。演者達も皆若い。これらの上演条件が作品を明るいものにしている。
  • 実演鑑賞

    良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    7月30日観劇。良かった。

    ネタバレBOX

    こういう話は目当ての役者さんが早々に観れなくなる場合が多くてがっかりするんだけど、工夫されてました。
  • 実演鑑賞

    こりゃあ面白い。
    見事な脚本だ。

    ネタバレBOX

    債務者達が金持ちの楽しみのために残酷ゲームをするってところは、確かに「カイジ」っぽい。

    SFというか超現実的なところがオリジナリティってことですかね。

    主人公が最後にああいう選択をしたところなんかは「ライアー・ゲーム」を想起させました。

このページのQRコードです。

拡大