公演情報
「セピア色の乙女たち」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
説明通りに普通の学生生活送っていた女子大生が戦争によって普通でないことが日常になる時代を淡々と描いていて心に染みる舞台でした 全席指定 1時間40分の作品
実演鑑賞
満足度★★★★★
思いが伝わってくる演者さん達の熱演が心に響くとてもよい舞台でした。劇中劇も現実とリンクしているような演出で、楽し気な雰囲気のシーンでの笑いもあるなかで、物語のラストに向け込み上げてくるものがありました。
実演鑑賞
満足度★★★★
椿組の回観ました。劇中劇を使って戦時の記憶を3世代にわたって語り継ぐ設定、なかなかに巧みですね。かなり笑いも多くて、戦争の悲惨さをリアルに描くといった感じではないのですが、今風のスタイルとして感銘を受けました。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。この時期、特に今年は戦後80年ということもあり、反戦劇が多く上演されている。本作も 青春期を太平洋戦争と共に過ごした乙女たちを描いている。
少しネタバレするが、それを劇中劇というスタイル、しかも昭和34年生まれの女性 千里が、その母 里子(昭和元年生まれ)から聞いた話を上演台本とする。さらにそれが 本作「セピア色の乙女たち」を思わせるような劇作。
これからは、残念なことだが、戦時中のリアル体験を語る者が少なくなり、記憶も暈けてくる。(太平洋)戦争体験のない者による伝聞が多くなっていくだろう。当日パンフに脚本/演出の藍星良さんが「いずれ私たちがいなくなり、これからの世代になった時、いったい何を伝えられるでしょうか」と記しており、演劇という「表現の自由」の中で、戦争の愚かさをどう語り継ぐのか そんな模索したような好公演。
学び 恋をする、そんな当たり前の青春期を 等身大の役者(総じて若い)が生き活きと演じている。それを時代ごと---戦時中、高度成長期(千里が子供の頃)、そして現在(令和)の世相を垣間見せながら、セピア色の時代へ思いを馳せている。公演は メタ構造にすることで、過度な没入感ではなく、今ある世界の尊さを考えさせる上手さ。
(上演時間1時間50分 休憩なし)【桜組】
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。よくできた舞台です。おばあちゃんの時代、その娘の時代、さらに孫の時代、これら3つの時代をクロスオーバーしながら見事に描ききっているなと。ところどころコミカルというか漫画調というかアニメ調の演出というか演技がありますが、これがまたフィットしていてよかったです。役者の演技がうまいからなせる技だなと。あと、主役の女優さん、めっちゃ演技うまいですね。NHKの朝ドラで抜擢されてもいいレベルですね。ほんとすばらしい時間をありがとうございました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
椿組を観劇しました。
演劇と戦争をリンクさせた内容でしたが、とても良かったです。
全体的に楽しい雰囲気で戦争の壮絶さは抑えられている印象でしたが、それ故に観易かったです。
改めて、戦争で亡くなってしまった人への敬意と、今の平和が本当に有り難いと思いました。
生き生きと演じる役者さん達は、皆が魅力的でした。
良い舞台でした!