満足度★★★★★
セットもリアルで、凄かった
会場に入った瞬間、度肝を抜かれました。
まるで、森林の中の他人の家を盗み見している気分。
家政婦は見たを地で行く進境で、初めての異質な観劇経験でした。
タニノクロウさんに興味を持ち、その後ぺ二ノも観に行きましたが、こちらはやめておくんだったと後悔。
タニノさんとイプセン劇は非常に相性がいいので、オリジナル作品でないタニノさん演出舞台は、今後も楽しみです。
満足度★★★★★
未だ混沌として
自分の中で巧く処理出来ない。
舞台上での表現とか観せてくれた世界
それを受取った自分の中に広がった波紋のような感情とか。
イプセンのまっとうな作家の力を
より濃厚なカタチにして差し出してくれた演出家の力に唸った。
満足度★★★★★
濃縮還元。
野鴨という「物語」を手にしたタニノクロウ。トーンのある「演出家」を手にした翻訳劇。それぞれの敷居の高さがうまく作用し、お薦めできる一本に。
空間とマメ山田・津嘉山正種、両氏の“存在”による世界への導入はさすが。結末が見えているからこその、そこに向かうそれぞれの人物の転がり方が印象的。
満足度★★★★★
すべてにおいて凄かった。
ペニノっていうと舞台美術に関心がよってしまうのだけど、コレはヤバイ。
舞台が生きている印象がした。
まぁそれでも古典ですよ。なんてドキドキしながら待っていると物語の進行具合、台詞の掛け合い、それが見事に絡みあう。
イプセンって知らなかったけど、すっげぇなぁって思った。
ちょっと中盤一個気になった部分があったけど、それでもぐいぐい引きこまれた。
満足度★★★★★
野鳩じゃないよ、野鴨だよ(直前まで間違えてたw)
ペニノ演出家のタニノクロウ氏。ずっと気になる存在でした。「舞台奥行きがやたら深い野外舞台」とか、「腹部切開のシーンでジャズの生演奏」とか、毎回私のツボをつく「ニュース」な噂を耳にすれど、なぜかいつも忙しい時期に重なってしまいみにいくことができず。
念願かなって初のタニノ演出。
経験と自信と確たるセンスに裏打ちされた、すんげー贅沢な3時間。
満足度★★★
またしても舞台美術に完璧にやられる。
相変わらずスゲーなペニノは。
舞台上に完全な一枚絵として
戯曲の世界観を作り上げられる稀有な劇団だと再確認。
鬼門の翻訳モノ芝居だったのですが、
脚本がかなり現代語に直されていたのは救い。
でもやはり内容には全くもって共感できず心が離れる。
しかも役者陣はオールドとニューのスタイルの混在で
さらに心が離れる。
満足度★★★★★
イプセン劇のサスペンスを満喫
正統的なイプセン劇だが、その象徴性の高さを強調した解釈は、観客の想像力に強く訴えかける。
今、これを見ないでどうする!!!っというぐらい、一押しの公演。
この作品を読んでいない人は、是非事前に【作品を読まないまま】劇場に出かけ、イプセン劇の極上のサスペンスを味わってほしい。
とにかく見てくれ!!!
満足度★★★★★
そこに隙はない。
劇場に入った瞬間に空気の違いに驚く。そこは地上10階、紛れもない森があった。
そこで展開される、ピンと張りつめた隙のないドラマ。なるほど、古典作品の普遍的な重みだ。
そして、隙のない役者陣。彼ら一人一人が悲劇を悲劇たらしめている、というのがしっかり判る。誰一人その枠から外れているものはない。
……完璧だ。
満足度★★★★★
奥行きのある作品
道具といい、照明といい、演技といい、演出といい、すべての要素が
本当の細かく計算された上で創られた奥行きの深い作品。
神秘的な世界の中で描かれる人間のリアルな本質。
一回の公演が100人弱しか観れないなんて、本当に贅沢です。
まだ観劇されてない方はぜひぜひ!
満足度★★★★★
魅せられました
なんて贅沢な空間,キャスト!本格の芝居を見せられたって思います。ストーリーはとても重いのですが,心地よい満足感だけが残りました。
満足度★★★★
至近距離で堪能
美術秀逸。世界にグッと引き込まれる。
ドロッとした雰囲気も美しい美術できれいに魅せる。
そして、至近距離で存在感のある役者さんを観られる幸せ。
人間を描きながら、人間臭さを感じることが少なかった・・・その分重厚さが薄れたのは残念。演技が硬かったので、これからもっと良くなると思います。
途中休憩有。