満足度★★★★★
良かった。
休憩含めて3時間、長さを感じさせず物語に引き込む力はさすがの一言。
現代社会の数々の問題点を通じて、人間の本質に迫る内容で考えさせられた。
文句無い力作。
満足度★★★★
ユニット名はかわいいけど、中身は凄い展開になってた。
ある事件から、負い目と対峙しながら暮らしている一家。
この作品の為に選ばれたらしい若手の役者、全員良かったー。
5分休憩あるがほぼ通しの3時間近く、見ながら水分補給が必要な舞台。
満足度★★★★★
「血筋」ではなく「理由」
140人のオーディションから選ばれたという14人の
“若手あるいは無名の実力ある”俳優が中津留氏のもとに集結した作品。
俳優のレベルの高さと登場人物の彫りの深さ、
そして何と言っても“犯罪の理由”に迫る緊張感ある脚本の素晴らしさ。
重低音が正面から腹に響くようなすごい舞台だった。
満足度★★★★★
こんな結末になるとは
カワイイ名前を冠したプロジェクトからは想像もつかない結末。騙された(笑)。いつもの中津留節。最後の30分の内容を敷衍させると、トラッシュマスターズの将来の作品になりそう(是非作ってもらいたい)。
満足度★★★★★
初日満員御礼
中津留さんの ガチな芝居がpapasanも大好きなんですが、 新作であるこの作品も とっても熱いお芝居でした !!
とある商店街にある 店主一家の ごくありふれた茶の間を舞台にしたワンシチュエーションのドラマ・・
店主の長男が 自分の弟を殺害してしまったという過去をもち、誰もが それに負い目っを持って生きている。
そのことが 家族や周りの人間にも常に意識の中にあり 一見ごく普通の家庭にみえるけれど 心の奥底にあるものを、誰も口にしようとはしない。
前半はテンポもあり、笑える部分もあったりと 立ち上がりからストーリーに入り込めました。
5分の休憩をはさんで 本家 TRASH MASTERSのような 大転換はなかったけれどね・・
後半は その一家にずーーっと のしかかっていた 「叔父-甥」 の殺人事件には 実はとんでもない・・
真実があったのです!!!
休憩5分はあったものの 上演時間3時間10分 あの狭いタイニイアリスのベンチ椅子、お尻は悲鳴をあげてたけど 濃~い中身のお芝居でした。
キャストのレベルもなかなかのものだったと思うし なにげない日常のなに 刻々と変化していく お互いの心理が巧く表現されていたと思います
そして・・・ あの予想だにしなかった結末・・・(これは言えません!!!)
胸締め付けられるような感じのラストシーンは 凄かったです!!
それにしても タイニイアリスは立ち見もでるほどの満員状態、 そして 調子が悪かったのか??
エアコンが効かない状態で めっちゃ暑かったんですよ。
基本暑がりのpapasanだけかと思ったら 休憩時に 老若男女 みんな「暑かったーー!!」って言ってたので やっぱりかなり暑かったのですね。。
しかし・・・ ラストでのセリフに
「どうして こんなことが起きてしまったのか??」
「それは・・・この・・暑さのせいよ・・・」
もしかして・・ あの暑さも 演出???
満足度★★★★★
素晴らしいという以外になし
初見の舞台であった。劇場はタイニイアリス。良い劇場だが、ホントに小さい。そして、最近、改善されたものの、長時間の公演はお尻が痛くなる、という小劇場特有の事情もある。2時間半の上演とアナウンスで聞いて、珍しいな、と思う。この劇場は随分通っているが、休憩を5分挟むとは言え、2時間半の公演に出会うのは、自分がこの劇場に通って初だ。但し、舞台上のセットを見ると、これも、凄い。世界的な演出家である、李 潤澤氏が引き連れて来た“コリペ”の“屋根裏の床を掻き毟る男達”の舞台セットの素晴らしさに拮抗する物を感じたのは自分だけではあるまい。
この感覚は裏切られなかった。舞台は、実に他愛ない引っ越しシーンから始まる。と言っても、普通の引っ越しとは若干違う所が味噌だ。段々、この家族が、とても良い雰囲気なのによそと違うことが明らかにされてゆく。