発表せよ!大本営! 公演情報 発表せよ!大本営!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
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  • 実演鑑賞

    ゴージャスな演目。演技空間が5つで同時進行。
    お家芸のシチューションコメディも健在。
    皆軍服時代服カッコイイなー
    歴史の勉強にもなってしまう

    ネタバレBOX

    アフタートークが鈴木保奈美氏。お調子者の斎藤コータ氏が当時の日本人そのものだ、との話が出たがその通りに思う。
  • 映像鑑賞

    満足度★★

    噂で評判が良かったので、初めて配信を見ました。

    ネタバレBOX

    配信用に作られた舞台ではないので、やっぱりお盆でなければ実際に観に行けば良かったのかな。
    カメラの切り替えが多めで、ちょっと酔っちゃいました。誰がこのスイッチングを決めているのか分かりませんが、「ここを見て!」の主張が多くて、逆にもっと自由にできなかたんのかと。

    お客の笑い声がSEなのか実際なのかはよく分かりませんが、ちょっと中途半端な気はしました。実際の劇場ではどうだったのでしょう?
  • 実演鑑賞

    2019年の駅前劇場での初演作を再演。ワタシは初見です。8月17日までシアターサンモール。130分。9月1日から21日まで有料のアーカイブ配信(Confetti)があります。

    https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/09/post-6cf814.html

  • 実演鑑賞

    満足度★★

    印象としては悪くないのだが、やっぱり長かったなぁ。
    もっとスタイリッシュにというか、いらない話が多すぎて残念

    主演の津和野さんは大好き。
    でも他はあんまりでした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    「情報操作の恐怖をコミカルに描く」

     第二次大戦下の大本営発表に翻弄される軍部と市井のひとびとを、計算されつくした会話で重層的かつコミカルに描く2019年初演の再演である。

    ネタバレBOX

     1944年12月の海軍報道部の執務室では、代田中佐(津和野諒)と報道班員たちが日本海軍の本来の損害数と誤魔化した数の差に落胆しつつ、この事実をどのようにして公にすべきか苦悶している。語尾や言い回しを工夫するなどの小細工を繰り返しているその様がおかしくもから恐ろしい。損害が大きければ作戦部から報告許可がおりず、さりとて事実とは異なる数を報告しようものなら軍務局がそれを許そうとしない。こうした海軍内のゴタゴタに目をつけた正義の新聞記者上川(鍛治本大樹)や陸軍の高櫛中佐(高木健)からの介入で、発表までの混乱は極まるばかりである。

     はたして正しい内容の戦果報告がなされるのかという一連の顛末を観ていると、当局が情報操作をする昨今の政治状況を思わず想起してしまう。国立公文書館収蔵の一次資料を用いた歴史劇というだけあって厚みがあり思わず見入ってしまう場面も多かった。ただ中盤以降で結末がある程度見えてきて図式的に感じる弊はあったように思う。時折挟まれる市井のひとびとの淡い恋模様は、それでひとつの物語として成立しそうでやや盛り込みすぎに思えてしまった。思い切って軍部の描写にだけ絞って描いてもよかったのではないだろうか。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/08/16 (土) 13:00

    ミッドウェー海戦の戦果を大本営発表として放送するまでを描いたコメディ。
    序盤から笑って観ているが、初演同様心の片隅に「これ、笑っていいのか?」な後ろめたさ/居心地の悪さがあるのはやはり「戦争という忌むべきもの」が真裏にあるからか。
    そしてこの後ろめたさはラストの勇太の一言(パンチラインだよね)で着地する。イマの観客は劇中でのハッピーエンドが現実でのビターエンドと知っているだけに、痛烈な戦争批判に感じられる。
    そして全体の構成は喩えるなら底の穴に栓をした容器に水をはりその栓を抜いた時のよう。緩やかに動いていた水が次第に渦の速さを増して最後は一気になくなるが如し。終盤のテンポ/スピード感は圧巻。
    あと、初演時にも感じたが「不都合なことは庶民に隠しておく」という為政者の手口はあれから80年経った今でも大手を振っており、何だか情けなくもなったり。
    なお、プロローグ(1944年)の発表と実際の数字差も本編での発表までの時間差(途中の半端な発表も含む)も史実に基づいているとのこと。(アフタートークより)

  • 実演鑑賞

    満足度★★

    テンポ感や、笑いの感じは悪くはないのだけど、どーも入っていけない感じ。
    130分と言うのがこの劇団にとっては長いのかもしれない。というか、登場人物がちょっくら多い、故に無駄なエピソードも多い。

    その辺をもうちょっとまとめられたらもっといいコメディになったのかもしれない。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    駅前劇場で観劇したときよりもテンポがさらに良くなっていて、
    物語にスッと入り込める心地よさがありました。
    演出も洗練されていて、全体的にとても見やすく、最後まで集中して楽しめました。

    ブラックコメディとしての切れ味も抜群で、思わず引き込まれました。
    ただ、初演を観ていたので、「この後、この人...」というところは、
    少し笑いづらさを感じたのも正直なところです。

    今年1月のアガリスク作品は、
    ちょうど実家に帰省していて観ることができませんでした(1月2日からとは…)
    次回の公演がどういう形式(短編?配信と組み合わせ?)になるのか、まだわかりませんが、
    これからも応援したい劇団だと改めて感じました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前回の公演よりもテンポよく、笑う場面も多めで130分楽しめた。
    上層に逆らえず右往左往するのが日本人らしさがとても出ていたと思う。
    最終日だからかグッズがほぼ完売だったのが残念。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    時は1942年6月、太平洋戦争の真っ只中。ミッドウェー海戦の惨敗をどう報じるかで喧々諤々に揉める海軍報道部。事実を淡々と伝えるのか?国民の士気が下がって戦争継続に悪影響をもたらすのでは?いろんな面子と思惑とが絡み合っていつまで経っても発表することができない。その板挟みに苦しみ、たらい回しにされる海軍報道部中佐、津和野諒氏が主人公。

    女学生、髙橋果鈴さんが可愛かった。
    海軍報道部課長、矢吹ジャンプ氏は高木三四郎みたいに見えた。
    海軍報道部報道班員、淺越岳人氏は石野卓球っぽい。
    MVPはミッドウェーに出征している中佐、久ヶ沢徹氏だろう。出てくるだけで爆笑をかっさらった。

    ネタバレBOX

    自分的には失敗作だと思う。何か笑いの取り方を間違えている気がした。クライマックスの謎の清掃員、前田友里子さんの活躍だけがこの劇団らしい。

    「大本営発表」と言えば嘘で塗り固められた権力者に都合のいい詭弁の代名詞。純粋で素直な愚者だけが熱心に信じて騙された。負けた戦を勝ったことにして国民を欺く。街中空襲されて焼け野原、「どうもおかしい」と段々胡散臭い報道に疑心暗鬼になっていく。
    今作の笑いのポイントは悪の代名詞である「大本営発表」を登場人物達が肯定していく流れ。クライマックスで事実を公表しようと動く新聞記者(鍛治本大樹氏)とそれをラジオで喋ろうとするアナウンサー(伊藤圭太氏)。本来正義側の二人を何としても止めようとする報道部中佐(津和野諒氏)の奮闘こそがメインに。1942年6月太平洋戦争のミッドウェー島周辺での海戦、日本は大敗を喫し以後勝ち目はなくなった。現地の中佐(久ヶ沢徹氏)は死んでいった部下の報告を信じ、それが聞き入れられないことに抗議して腹を切る。事実よりもその誠心をこそ尊ぶべきだと海軍軍令部首脳達は考える。まさに日本的美学。幼馴染の古谷蓮氏に恋する髙橋果鈴さんは優しい嘘で失恋を選ぶ。醜く残酷な現実よりも優しさに溢れた嘘の方が人間にとっては重要なんだ···、だがその結果は···。

    ※『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』みたいにした方が狙いが判り易かったと思う。この映画は大統領のスキャンダルから気を逸らせる為にその道のプロがあの手この手で国民的ニュースを捏造するもの。大衆操作をシニカルに描く。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初演よりも作戦部、軍務局、放送局の段差を強調したセットだったが、人の出入りのスムーズさは初演よりテンポよく感じられたほど。甘味処のエピソードも切ない。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    これだけ多くの笑いを引き出しながら、戦争の虚しさ、確かな反戦を訴えてかけてくるのが凄い
    体裁ばかりの奔走に笑ってしまうけれど、段々ともういい加減にしてくれ、上層部報道関連にウンザリ感が芽生え始めた頃に深味が加わる、景色が変わってくる
    滑稽だけで語り尽せない人間描写の方に強く惹きつけられました

    同じ時代(時間)を生きている飲食店での若者達
    こんなに違うのに同じ「日本」という船に乗っている
    心地良くもあり、本流とは全く違う視点で感じ入るものがあり、このエピソードもとても良かった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/08/16 (土) 18:00

    日本らしい風刺が多く面白かった。
    こんな事していたら駄目だよなという第三者目線で楽しめた。
    当時の軍人は真面目に行動していそうなのが、より滑稽に感じた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2025/08/16 (土) 13:00

    価格3,000円

    おもしろいのだけど、ささりはしなかったな
    事実は事実として、嘘で塗り固められた真実に一生懸命になる姿は滑稽ではあったので、ブラックコメディと言われればそうなのだろうけど、なんだろう

    サブのストーリーの方がどちらかといえば楽しめた印象。切ないね

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初演時にも観た作品だが、やはり流石アガリスクという秀作! 今回は全体がさらにブラッシュアップされ、テンポの良さが増していたように感じた。現代だからこそコメディとして笑えるが、当時の人々にとっては決して笑えない出来事だったはず。この舞台が、これからもずっとコメディとして観られる時代であり続けることを切に願う。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    今回も笑ってしまいましたが、100年後には今の私たちはAIに笑われているんでしょうか。いや、AIにこんな芸当はできないのでしょう。
    みんな自分の立場やら沽券やらに拘って、自分の都合の良い「大本営」を発表させようとしている姿はおかしいけど腹ただしい。それを信じた一般の人々は悪いことなど起きないと信じて、やがて酷い目にあってしまうのだ・・・

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    再演では更にブラック度が強くなり、深みが増した。
    とにかく面白い!!名作!!!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    本来内情芳しくない話ではあるけどコメディとしては笑っちゃう。市井チーム、顕在化している切なさと希望、表現上手でした。
    この年のこの時期にまた観れてよかった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ブラックですけど、おかしみを感じる秀逸なコメディでした。
    さすがアガリスクエンターテイメントと思いました。

    ネタバレBOX

    市井の人々は幕間の清涼剤といった感じでしょうか。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/08/15 (金) 14:00

    130分。休憩なし。

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