実演鑑賞
満足度★★★★★
私が同じ舞台を何回も観るようになった記念的な舞台です。何回と言えど3回でしたが、隣の女性は10回くらい、地方公演にも遠征するそうでそんなファンもいるのかと驚いたものです。
落ち込んでいた私がとても励まされた舞台でした。それでその場でリピーターチケットを買いましたが、席が選べてよかったです。
大好きなブルーハーツの楽曲に拍手したいのに周りの誰も拍手しません。終演後鴻上さんにお聞きしたら「好きなところで好きに拍手したらいいんですよ」とのこと。それ以降は好きにしていますが、私1人の拍手など大勢に影響はないようです。
満足度★★★★
楽しかったです。
ご縁があり2回観ました。松岡くんはやはりミュージシャン、歌いだすとカッコいいですよね。4列目の真ん中で観たときは、ちょうど目線の合う位置で、目力の強さにドキドキしました。アレンジがパンクというよりポップですが、ライヴのノリで楽しめばこんなに楽しい舞台もなかなかないかと思います。
満足度★★★
ノレなかった。まるで松岡充1人ライブ…。
(今更の感想で、まことにすみません。)
いつまでもロックをあきらめきれない大人たちの物語。
バンドのメンバーたちは「ロック」は「永遠の反抗だ」と
「3.11」「原発問題」にのめりこんでいき、ついには爆弾テロ
まがいの計画を立てて、機動隊と対決するまでになってしまうが…。
全編ブルーハーツの歌がちりばめられていますが、
いまいちノレないのはなぜ?
会場か、演出のせいかもしれない。
肝心の「リンダ・リンダ」も劇中のクライマックスでなく
カーテンコールでしかも一度しか歌われなくて消化不良の気分でした。
以前、赤坂BLITZで公演され、筋肉少女帯のナンバーを使った
「アウェーインザライフ」は終始ノリノリだったことを思い出すと非常に残念。
主演の松岡充は、映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」と、
OV「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル」で、
仮面ライダーエターナルを演じたことしか知りませんが、
観客の多くは彼のファンだったようで、
カーテンコールでは自ら動画サイトの宣伝を何度もしていたし、
芝居全体が松岡充のものになって終わったようで、非常にもったいないと
感じて釈然としませんでした。
かなり期待していただけに。
満足度★★★
森ノ宮ピロティ
大阪で観ましたが書けないのでこちらへ。
芝居を見に行くのではなく、やはりこれは「音楽劇」ですね。自分はブルーハーツも鴻上さんも好きですが、両方いいとこどりはできず。
ただ、楽しい劇なのは間違いないです。もうちょっと余韻がほしかったです。
満足度★★
想定外のストーリー展開。
紀伊国屋サザンシアターにて初見。
再演とのことでしたが、山本耕史さん出演の際の舞台も見てみたかった。
ストーリーは震災以降に焦点が当てられており、
色々と考えさせられることの多い舞台でした。
やり場のない衝動、突き動かされる想い、体。
なんとなくわかる気がした。でも全く理解できない気もした。
ひやりとさせられることが多い舞台。
考えるだけで行動しない人間と、
後先考えずに行動してしまう人間、どちらがタチが悪いのだろう?
初演の時のストーリーはなんだったのだろうと気になってしまったのでした。
松岡充さんの歌唱力、素晴らしい。
そして高橋由美子さんの存在感は圧巻でした。
満足度★★
話の筋がイマイチで、少々期待外れ…
前評判も良かったので期待して行きましたが、
私としては少々期待外れでした。
もっとも気になったのが、やはり話の筋の出来が悪いということ。
配布された鴻上さんが大学ノートに手書きされたコピーの文面は、
結構興味引いたのですけどね。
ある意味、あまり深い内容が無い話でも、時には悪くなく、
深く考えずにエンタメとして楽しめるものもあるのだけど、
今回のものは、「3.11」「原発」のみならず
「過激派」「国家権力」…、果ては「在日外国人」
(これなどは一言だけで、一切進展なし)まで登場したが、
社会風刺を盛り込んだつもりなのかどうか別として、
扱いが稚拙で、全く消化不良なのではあるまいか?
(これらのテーマを羅列してもネタバレにもならないでしょう)
この辺(政治思想のプロパガンダでなく)的を絞って、
それに関わる者の心情など、もっとしっかり扱えば、
単なるエンタメ以上の作品になったような気もするのだが。
さて、休憩後の後半第2幕になって、歌の後に、
小さいながら拍手も起こるようになったが、
前半は、そういうことも無く、何となく間延び感…。
ただ音量がでかいだけで持っていた、と言ったら言い過ぎだろうか?
ところが、まさに終わる時点で、急にロックコンサートのノリで
会場は盛り上がった。実は、私はすぐ帰ろうかと思ったのだが、
皆さんスタンディングで帰れない。
それまでの間延び感からどうしてこういう盛り上がりが出てくるのか?
やっぱりお目当ての役者がいないおじさんにはつまらないのかな?
満足度★★★★★
ノリノリ♪♪
ブルーハーツの楽曲にのせた音楽劇
会場に入ると・・ おぉ-!!
両サイドの壁面はライヴハウスばりにコンサートのフライヤーがビッシリ。
ん~テンションあがる~
ブルーハーツの曲にのせて いったいどんなお芝居になるのか期待感も高まります!!
以下は「ネタバレBOX」にて!!
満足度★★★★
感涙
ラストはみんなで大合唱。学生の頃カラオケでしょっちゅう歌ってたよな。なぜか感涙。アイドル時代からのファンである高橋さんの歌を聴けたのも幸せ。
満足度★★★
悪かないけど。
とんでもねーバカがそろっちゃってんだよなあ…主催がTBSかと思っちゃったよ。
「頑張れよ!」「おい、それは違うぞ!」っていう気にならないんだよ…「バカにつける薬は無い」ってさじ投げちまった(笑)
良いバカもいるんだけどね。松岡充くんを目の敵にするジャージ3人衆。こやつらはイイ!笑
馬鹿の暴走を止めようとするのは、バンドリーダーの彼女(高橋由美子さん)だけ。
それにしても、高橋さんは手堅い女優になったなあ。昔、グッピーって呼ばれててさあ…ポワ~ンとしてて…頭からシャボン玉が噴き出てるような感じだったけど、イイ女になったよなあ。。。
松岡充くんは、やっぱイイ!!!
『キサラギ』での「アイドルおたく公務員」ぷりに感服したけど…イイなあ。。。
ま、その松岡くんも「お、お前までバカだったのか!」だから参っちゃうんだけどな!笑
脚本のぬるさを、場内に張り巡らされたライブハウスを髣髴とさせるポスター&チラシとブルーハーツの楽曲が、とことんカバーしていくって感じ。
ま、半端じゃなく思い入れのある『ラブレター』をグッピーが歌い始めた時は、のけぞったけどな! 良かったけどさ(笑)
『リンダリンダ』はアンコールで。
そりゃないぜ!
それにしても、やっぱロッカーが童謡って・・・勘弁してくれー。
ベタっていうか昭和だけど、ロッカーにはギャンブルやってもらわんと。
バイト程度の稼ぎのくせに、イカゲソフライかじりながら、川崎競輪場あたりでくすぶっててほしいよ(笑)
満足度★★★★★
交差するストーリー展開が好き!
原発を絡めたストーリーに多少無理があると感じたものの、理屈抜きに楽しめる、とにかく楽しい!
シーンごとのブルハの曲もぴったり合って、キャストのみなさんの歌にも圧倒されっぱなし。高橋由美子さん、いい味だすなぁ。
満足度★★★
いまひとつ
原発の問題とパンクロックを絡めたのに無理があったのではないかと。
話の中ではいろいろと「えーそりゃないよー」と思いました。
ラスト、歌ってごまかせ!的な盛り上がりに、スタンディングもありましたが、私自身はちょっとついて行けませんでした。
満足度★★★★
時事作品に
引き抜きや恋愛沙汰、解散の危機といったバンドの物語の定番に時事問題をからめていましたが、後者の部分に関しては、最近よく見る他劇団のもっと核心に踏み込んだ作品と比較すると物足りませんでした。全体としてエンタテインメント性は申し分ない。
満足度★★★★
おぢさんおばさんの感性に
古い脚本を、3.11に即して直したのだろう。演出が鴻上さんなので、おじさん的小ネタ!が多く、楽しめるかは、観客の世代に依るものが大かも。サザンシアターの中バコを、ライブハウスにした美術が面白い。
満足度★★
ロックと反抗
ブルーハーツの沢山の名曲を劇中歌として用いた、大人になっても夢を捨てきれず、反抗する人達を描いた作品で、笑い、恋愛、裏切り、アクション等が盛り込まれ、エンターテインメント系の王道を行く作りでした。
8年振りの再演とのことで初演は観ていないのですが、今の社会状況を反映した設定になっていたので、初演版そのままではなくて改訂したのだと思います。
メジャーデビューを目指しながらも上手く行かないバンドが崩壊の危機に陥り、社会的に間違った方向へヒートアップしていく話に、2つの三角関係が絡み、苦々しい終焉を迎える物語でした。
舞台の異なる場所で別のシーンを次々に繋いで行くスピード感のある演出で飽きさせませんでした。物語とブルーハーツの曲の歌詞が巧みにリンクさせてあって興味深かったです。子供っぽいベタな感じの笑いが多用され、古臭さを感じました。話の展開上、仕方がないのですが、頻繁に携帯電話の呼び出し音が鳴るのは不快でした。
原発問題、在日朝鮮人、過激派、警察の隠蔽体質といった社会的なトピックが多く盛り込まれていましたが、表面的に描かれるだけで、物語の展開においてあまり関わりのない要素もあり、ただのエンターテインメント作品ではなく社会のことも考えているとのポーズを取っているだけに見えて興ざめしました。
出演者はオリジナルの甲本ヒロトさんのヴォーカルとは異なる洗練された歌い方で、それはそれで楽しめましたがしたが、原曲の荒々しい魅力が損なわれているように感じました。
丸尾丸一郎さんは他の出演者達に比べて一般的な意味での歌唱力が圧倒的に低かったのですが、それが役柄にも合っていて、演技も含めて一番魅力的に感じました。