東京バンビ『他人の確率』御来場ありがとうございました!次回は10月!お待ちしております! 公演情報 東京バンビ『他人の確率』御来場ありがとうございました!次回は10月!お待ちしております!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★★


    何だか分からないまま引き込まれ、何だか分からないまま笑いと涙が出ていました。

    ネタバレBOX

    人それぞれ捉え方が異なるから劇がおもしろいのですが、ひとつだけ、終演時のかたりと今日実際降ったものとかんけいありますか?
  • 満足度★★★★★

    観る価値あり。
    後ろから2列目あたりで観させて頂きました。
    きっと、お客さん全体の目が肥えていたのでしょう・・・出だしの稲葉さんの前説がもしかしたら1番大変だったかもしれません。
    私は個人的にあぁいうの好きなんですが。

    とにかく脚本がいい。
    前回の『ピクルス』で見切りをつけず、コリッチの高評価を頼りにして希望を持って観に行ってよかった。
    (もちろん好みもありますが、私は断然今回の方が好きです)

    長くなるので続きはネタバレへ。

    ネタバレBOX

    テーマがいいですね。
    色々と考えさせられ、最後には涙腺崩壊です。
    役者のテンポもよく、舞台のセットも上手に使っており、文句が言うことがあまりない。
    強いて言えば、出だしが少しスローで大丈夫か?ってちょっと思いましたが、そのゆっくりさがあったからこそ、後半のハプニングにつながるのかもしれません。

    登場人物がみんな強烈。
    いわゆる、みんなとても、とても「濃い」。
    そんな人々があのように集まるのはありえないと思いつつも、どこかで本当にありえそうと思ってしまう自分がいました。
    それぞれの役にドラマが見えて、あぁこのゲストハウスに泊まってみたいという衝動になるくらいです。

    個人的にセリフが色々グサグサ来ました。
    もう1度色々考えます。

    時間があればもう1回観たいですね。
    次回のバンビさん10月?にも期待!
  • 満足度★★★★★

    稲葉作品の脚本の良さ!!!
    今回のバンビも稲葉作品で、もう・・・サイコーでした!!!
    兎に角イイ!!
    その言葉に尽きます。
    バンビのアダチヒロキさんの芝居がボクは特にスキです。
    ソコに個性豊かな客演陣を、上手く個性を生かして使っているなといつも感心させられます。
    兎に角良かった。

  • 満足度★★★★★

    レッテルを払拭
    人と人との関係が多様化しているのと同時に希薄になってきている現代での、絆を描いた傑作。正直、下ねたが楽しみで見に行きましたが、シリアスなのもいいね。相変わらず変な人がいっぱい登場してたくさん笑いましたが…。

  • 満足度★★★★★

    初日観て来ました!
    笑って泣けて、楽しませていただきました!
    難解なものがお好きだ、という方でなければ、どんな方にもおすすめできると思います。
    なんかこう、登場人物たちの、切ない希望みたいなものが・・・いいなあと・・・
    観た後、さわやかな気持ちになりました。

    リピート割引があるんだ・・・!もう一回観ようかな?

  • 満足度★★★★★

    洗練されてきている
    上手いなあ、の一言です。
    台本が良いのか役者が良いのか、とにかく総体として良かったです。
    千秋楽だったからということもあるかもしれませんが、過去の公演と比べて洗練されてきた印象です。さりげなく面白いことをするのは難しいはずなのですが、いとも簡単にやっているように見えるのが凄いです。

    ネタバレBOX

    ”岸”役の佐野バビ市氏が最高です。男役続けて下さって良いのではないでしょうか。
    林さんは自由過ぎ(笑)。
  • 満足度★★★★★

    じわじわと来た
    終演直後のアンケートでは☆(満足度)は4にしちゃったんですよ。
    でも、やっぱり5だなと。訂正したいです。

    帰り道みち、「他人が家族になろうとすること」について、改めて考えさせられ、その結果、じわじわと「いい芝居だったな」と思ったわけです。

    笑う場面も、私の苦手な役者イジメとか客いじりとか下ネタとかアドリブとか一切無く、センスの良い会話やシチュエーションで笑わせてくれました。
    親しみやすいレベルのイケメン稲葉信隆さんの前説もよかったです。

    すごくお気に入りの劇団になりました。ありがとうございます。

    ネタバレBOX

    終わった直後に満足度4にしてしまったのは、監督の悪人ぶりっことか、花梨様のモノの分かった風のしゃべりかたとか、こまかいところが鼻についてしまい、素直に受け入れがたかったためです。
    が、ストーリー全体をとらえてみたら、あのキャラクターたちはやはり「ああでないといけないのだ」という気持ちになりました。

    あのテンションの異様に高い人も、私の周りにはいないけれど、あの世界にはいないといけないのだと(笑)
    それがあって、秋登さんがものすごくノーマルに見えたというのもありますしね。

    「同性愛者が集まるシェアハウス」、「自分と母親を捨てて出ていったゲイの父親」というので、すぐに「メゾン・ド・ヒミコ」を思い出しましたが、全く違う作品でした。うん、オダジョーいなかったしね。
    じゃなくって、メゾン・ド・ヒミコの方は、むしろ「家族の絆」「血のつながり」ってのは切りたくっても切れないものだということを感じましたが、こちらの作品では「血のつながりがなくっても家族になれる」「家族というのは、その人と関わりを持ち続ける覚悟」というところに、グッときました。
    話としては、むしろ真逆と言っていいかもしれませんよね。

    そういえば、稲葉信隆さんの説明文に「○○に似ている」とかの感想はやめてほしいみたいなこと書いてましたっけ?ごめんなさい。
    稲葉信隆さん、今回ファンになりました。一緒に観た夫も。


    最後に、個人的なつぶやきです。(いえ、全部そうですが)
    うわさの佐野バビ市さん、初見でした。
    が、男役で初見なのがよかったのか残念なのか。
    女装封印って本当ですか?一度は拝見したいのですが。
    ちなみに、あの髪の毛は自前ですか?ツヤツヤしていて、天使の輪がキラキラしていて、かなりうらやましいのですが。

  • 満足度★★★★★

    ツボにきた
    シリアスと笑いのバランスが絶妙で、個人的にバッドなキャラにはムカムカしグッドなキャラにはニコニコしている自分がいた。
    そうだね、けっこう入れ込んで観てたようだね。おもしろかった。

  • 満足度★★★★★

    泣きあり、笑いありな舞台
    思った以上にシリアスな話でしたが、バンビらしさのある笑いも忘れていない楽しい舞台でした。

    また、出演者の数多めでしたが、それぞれに個性があり、90分があっとゆうまに過ぎていきました。

    リピーター割りもあるので是非とももう一度は観に行きたい作品です。

  • 満足度★★★★★

    すごい劇団。
    自分の中で考えるお芝居というもののうちで、最も完璧に近い形のものを見せてくれました。

    ネタバレBOX

    笑いあり、涙あり、愛あり、感動あり・・・最高でした。

    ただ、録画中を示す赤いランプ、あれをもう少し有効に使ってもらえればより完璧でした。

    恐らく、監督が辛辣な言葉を息子さんに投げ掛ける時には録画中ではないということで、その存在意義を発揮するはずだったんだと思うのですが、少々監督の言葉がゆるかったですし、赤いランプの存在もわかりにくかったです。

    まぁ、そんなことはどうでもいいくらいに役者の実力と配役が完璧で、最初から最後まで完全にどっぷりとのめり込んでしまいました。

    すごい劇団になりそうな予感がビンビンしています。
  • 満足度★★★★★

    前提というか
    初期設定が斬新でした。

    ネタバレBOX

    長期宿泊者や短期宿泊者が寝泊まりしている簡易宿所型ゲストハウス が舞台。すぐに人間関係は分かりましたが、分かるまでの数分間がもの凄く楽しかったです。

    亡くなったオーナーがホモセクシャルで、オーナーとパートナー、それにレズビアンのカップルが一つの大家族として暮らし、生前オーナーの精子提供によって現在レズビアンの一人が妊娠しているという状況の下、特殊な家族ということで取材クルーが入っているところにオーナーの息子が現れて、いかに対処したかという話。

    真っ先に相続のことが頭をよぎりました。レズビアンのカップルが子供をほしがったことがきっかけだったのでしょうが、オーナーも現在の大家族を守るため、ゲストハウスを存続させるためにもいい機会だと思ったのでしょう。

    母と自分を捨てた父ですから、訪ねてきた息子は恐らく事務的に不動産を相続して処分してお終いというつもりだったのだと思います。金銭的にそれほど欲を持っていたわけではないようですが、きょうだいが生まれてくることには当惑しました。オーナーのパートナーからは家族になろうと持ちかけられました。家族とは、いったん家族になったら最後まで関係を維持する存在のこと、素敵な定義ですがいきなり言われても困るし、住まいを守ろうとする発想によるものですから即答に困ります。

    そんな悩ましい問題にどう対処するのかと思っていましたが、何と女性は流産してしまいました。なんで?新しいきょうだいのことを気に掛ける必要が無くなり、家族とは何かを考えるまでもなく、あの人たちという言葉で済んでしまいます。実際、あの人たちのために当面ゲストハウスを存続してあげようで済んでしまいました。なんで話を簡単にしてしまったかなと残念に思いました。

    しかし逆に、レズビアンで、妊娠、つわりの苦しみ、流産による焦燥感を味わった中野あきさんが主役だったと考えれば納得がいきます。そういうことだったんですね!

    深刻な話ではありますが、アダチさんの笑顔も見たかったです。はやしさんのおちゃらけ孤独な旅人もいいですが、アルバイト役でも良かったのではと思いました。駆け落ち依存症には笑いました。
  • 満足度★★★★★

    他人の確率
    今回も自分の中で新たな発見、思い、出会いなどがあった作品。この気持ちを確認したいのも一つの理由で、また観に行く。

  • 満足度★★★★★

    スッキリとした脚本
    見てきました!大満足です!東京バンビの公演は初観劇でしたが、何もわからなくても楽しめる作品でした。

    チケットも手頃な値段で、上映時間も長すぎず、かといってボリューム不足でもなく、登場人物は12人と多めですがスッキリとした脚本で、それぞれの魅力が引き出されていました。

    おすすめです!

  • 満足度★★★★

    終わった後もいい気分♪
    楽しい!かっけえ!なワクワクした気分にさせていただきました。
    お話がステキ。役者さんたちがステキ。


    いい感想ばかりいただいているので悪いトコロを見つけていってくださいとおっしゃってましたが見つけられなかったです。
    ぜひ違う作品も観てみたい。
    楽しみにしてます。

  • 満足度★★★★

    とっても面白かった。
    家族って何だろうって考えさせられたし、それよりなにより、笑えたし、心にすーっと感情が入ってくる感じがして、観ていて気持ちよかったです!

  • 満足度★★★★

    血の繋がらない
    家族の絆をテーマに、なかなか考えさせられる作品でした。でも、なんというか、出演者(特に男性人)がキャラクタリスティックすぎて、おかっぱ頭や奇矯な甲高い声ばかりに気を取られて大笑いしてしまった・・・・。この脚本、もっと普通の俳優さん(失礼!)で見たかったなぁ。脚本の良さがずっと活きるような気がします。

  • 満足度★★★★

    おもしろいひとたち
    すべてが生かされてるとまでは言い切れないけど、ほぼおもしろい役・役者。

  • 満足度★★★★

    しっかりと想いを描きだす
    物語を観る側にすっと受け取らせる力があって、
    なおかつ、描かれる想いが
    お芝居のテイストをも変えるほどに
    しっかりと作りこまれていて・・・。

    単なる喜劇ではない、
    ふくらみを持った舞台だったように思います。

    ネタバレBOX

    冒頭からしばらくは、
    芝居が
    深くかみ合わないような部分も感じたのですが、
    舞台の状況や関係性のカードが晒されてから、
    ぐいっと面白くなりました

    キャラクターの描き方も全編緻密というわけではないのですが、
    ここ一番での想いのようなものは
    しっかりと作りこまれていて。
    しかも平板にワンシーンでそれらが現わされるのではなく、
    時間や事象の流れにしたがって、
    絶妙に浮かび上がってくる。
    シーンたちの重なりに、ただ流されるのではない、
    したたかな積み上げがあるのです。
    設定のバランス感覚も良くて、
    それぞれが背負うシチュエーションの特異さも
    浮いたり突出したりすることなく、
    物語のメリハリとなっていく。

    たとえば父親を同性愛者だと知った男性が終盤に至る
    中途半端な想いというか葛藤には
    理と実存感が裏打ちされていて
    その表現の正直さと確かさに捉えられる。
    他のキャラクターたちにしても
    ディテールにおぼれるのではなく、
    観る側にとって物語をうけとるのに必要なベクトルが
    しっかりと一本通されていて
    揺らぐ心や、不安、怒り、
    さらには生きることのスタンスなど、
    シーンごとにここ一番の部分が
    とても実直に作りこまれていて・・・。、
    それが物語の骨格に組みあがっていく。

    物語の現れ方や広がりが
    しっかりとデザインされているから
    笑いも構造を背負ったりしっかりと尺をとって組み上げた
    良質なものをメインに、
    表層的な低い組み上げでの
    軽量で切っ先を持った笑いを差し込むといった
    いくつものテイストのバリエーションを組み合わせることができる。
    物語の構造に根差したり、
    仕込みをかけた笑いが多いので、
    観る側も、同じタイプの一本やりや
    窮屈なタイミングでかもし出された笑いのように、
    飽きたり疲れたりしないし
    いろんなバリエーションでの驚きやおもしろさを
    受け取ることができるのです。

    しかも、この舞台には、もっと育つ要素があるように思う。
    よしんば拝見した回の客席の反応が薄かったところでも
    ちょっとタイミングを変えるだけで
    大きな笑いにつながる可能性を感じたり
    また、公演を重ねるうちに、
    作品の奥行きの広がりが新しい笑いを導き、
    それらが次に花開く笑いのさらなるトリガーとなって
    広がっていくような匂いもあって。
    いろんな部分の舞台としてのふくらみの萌芽が
    より研がれ、刹那の精度があがるであろう公演の後半には
    もうひと化けしそうな予感がありました。

    この作品、どのように成長していくのか、
    多分見届けられないのが残念な限り・・・。

    *** ***

    余談ですが、終演まぢかのころ、
    外の雷鳴やはげしく屋根をうつ雨音がきこえてびっくり。
    でも、これが、奇跡のように
    舞台のラストシーンにつながって・・・。
    お芝居の神様も粋なことをなさると
    ちょっと感心したことでした。




  • 満足度★★★★

    異人種集合だけど・・・
    同性愛って大嫌いなテーマ!変に正当化されたがったり、同情はいらないと言いながら卑屈になったり、すぐにべたべたしたりするって感じが強くて、とにかくだから嫌い!そんな普通じゃない人間がどういうわけか集まってくる場所が今回の舞台。役者は結構ゲイ(?)達者、ストーリーに多生の無理はあったがうまくまとめた感じ。ただ、ドキュメントを撮る側の思惑が監督はまあよしとして、ADはきれいごと過ぎた。もっと同性のねたみみたいなものがあってもよかったのでは・・・妊婦の表情が最初から最後まで平坦で今風の子?もう少し情緒表現がほしいかな。トータル的にはオーケー!!

    ネタバレBOX

    かりん様、エリカ様のようで美しいですね。飲んでたカップ酒・缶ビールってちなみに本物?酔い方結構よかった。
  • 満足度★★★★

    考えさせられた。
    東京バンビは圧倒的な笑いを求めて観劇するが、今回は笑いを交えつつもシリアスなテーマで、家族とは、他人とは、を考えさせられた。
    脚本が良く出来ていて、スッキリまとまっていて良かった。

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