夢!サイケデリック!! 公演情報 夢!サイケデリック!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★

    女優熊川ふみを堪能!
    いつも新しい演劇のスタイルを生み出して驚かしてくれる範宙遊泳だが、今回は劇団員と劇団員同然の福原冠とで、これが範宙遊泳の原点とでも言うべき楽しい作品を見せてくれた。

    それにしても熊川ふみという女優は素敵だ。あれだけ表情豊かな女優はなかなかいない。とてつもなく面白い顔から美少女のような美しさまで、秒単位でころころ変化していくのである。その熊川ふみを心ゆくまで堪能してもらおうというのが今回の芝居だ(というのは私の勝手な解釈。)

    夢の中の不思議な世界は、時にアリスのように、訳がわからないけど素敵でわくわくして、そして詩的なのである。大橋一輝、埜本幸良、福原冠のバランスがよく、それぞれが独特な世界を持つ魅力的な役者達であることもうれしい。これからどれだけ大きくなっていくのか楽しみだ。

  • 満足度★★

    自由すぎた夢
     そもそも自由で無軌道すぎる「夢」を演劇でそれをどう統御するのか、あるいは逆にどう爆発させるのか。そこに今回の山本卓卓の挑戦があったんだろうし、誰が主体なのか不明瞭なまま物語を展開させていく語り口には、今後さらに掘り進めるだけの可能性もあるでしょう。しかしながら想像力が飛翔するタイミングを見失い、そのまま終わってしまった感じ。特に彼らの持ち味である遊び感覚が、今回は幼稚としか見えなかったのが残念。ヒロインである熊川ふみが頑張ってはいたものの、彼女の性別を消失・超越したような感じは、本来であればもっとこの「夢」の設定にハマれたはずなのになあと思ってしまう。他の役者さんたちもみな好きなのですが……。
     範宙遊泳の良さのひとつは、世の中のブラックな部分をユーモラスなやり方で舞台に引きずり出すところだとわたしは思う。決して綺麗でもなく、美しくもないもの、時としてどうしようもなくダメダメなものを、なんだか愛らしいと思わせてしまう。今作はその愛嬌が鳴りをひそめた。アトリエ春風舎の狭い空間であるにも関わらず、そしてわりと騒いでいるにも関わらず、終始どこかスカスカした感じがしたのはなぜだろう?
     山本卓卓は毎回手を変え品を変えいろんなことをやっていて、それはそれで素晴らしいアイデアの宝庫だと思うのだが、やはり長い物語を書いて上演するには、それ相応の筋力が必要だと思う。単発のアイデアを連射しても付かないような筋力が。長い物語では、うねうねしたグルーヴが生まれないとただのブツ切れの集積になってしまう。次回、再演となる『東京アメリカ』(2012年7月@こまばアゴラ劇場)はこれまで観た範宙遊泳の中で最も好きだった作品。彼らならではのグルーヴをぜひ見せて暴れてほしいなと思っています。

  • 満足度★★★★

    夢の強度とその先
    ふわふわしない、確かに奇妙な強度のある、おかしな「夢」の時間を体験しました。
    一見キッチュ&ポップにごちゃごちゃと飾っているようで、実は(舞台面は)シンプル、という空間構成の妙が、移り変わりやすく荒唐無稽な「夢」の場を、うまくリードする役割を果たしていたと思います。そして俳優の佇まいもまた、「夢」というテーマに甘えない、不思議なリアリティを持っていて、魅力的でした。
    とはいえ、ほぼ全編にわたる「夢」の時間は次第に無限のようにも思え、「アレ、今のコレはなんだっけ?」と目の前で起こっていることを見失ってしまう瞬間もありました。

    ネタバレBOX

    夢の中にありながら「今ここにいる根拠」を示すピンポン球の「受精」シーンや、ふと目覚めた主人公が再び深い眠りに着く(夢や睡眠がループしながら、現実との境目を曖昧にする)終幕に、ドラマの予感を感じつつ、もう一歩掘り下げた表現のコアに出会いたかったと思ったのも事実です。

    「気軽でポップな劇場体験」が、カンパニーの一つの目標であることは、アフタートークからも伝わってきましたし、今作でのきっちりとした(演技も含めた)空間づくりを観ていると、その方向性への期待も膨らみます。けれど、だからこそ(同じ気軽さを標榜しつつ)、まだまだ掘れる、まだまだ脱げるものもあるのではないか、それがカンパニーの強さになり、演劇の強さになるのではないかという思いもまた、膨らむのです。
  • 満足度★★★

    夢ってサイケデリック
    「これは夢の話です」と言い切ってしまうことで、かえって表現の範囲が広がるという構造は面白かったと思います。範宙遊泳らしいトリック。入口でチケットの代わりにピンポン玉が渡されるのも、もう演出なのか意表を突かれて面白かったです。
    とにかく今回は、熊川ふみさんの魅力に尽きます! 所狭しと飛び回る身体、クルクルと変わる表情、七色の声を駆使して変幻自在に夢の多重構造の世界へ観客を引き込んでいってくれました。
    内容は、もう少し物語が欲しかったところ。もっと何も考えずに見られたらよかったのかなぁ。でも、考えずにはいられないのです。クライマックスのピンポン玉は衝撃的。めくるめく夢の世界の狭間にふっと訪れる目覚めの瞬間があまりに静かでリアルでドキッとしました。このリアルこそが現実。

  • 満足度★★★

    空間の使い方が巧みな実験的要素の強い演劇
     くらげのようなテーブル、イス、バス停の看板など、天井から吊り下げられオブジェは現代アートのような鮮やかな存在感。照明器具そのものも装飾品のようでした。舞台奥の透明ビニールのカーテンも含め、空間の使い方が巧みだと思いました。奥の階段は当たる照明の色や具合で表情を変え、作品中の意味も変化していました(出入口、結界など)。

     アイデアやイメージは個性的だと思いましたし、役者さんも一人ひとりが魅力的でしたが、1時間30分のお芝居を“夢”という1つのテーマで突き進むのは難しかったんじゃないかと思いました。

    ネタバレBOX

     夢だとわかって展開を追っていくので、血液が脱脂粉乳になった女が病院に行くとか、ピンポン球の成人式といった各エピソードにはあまり興味が持てませんでした。女以外の役者さんが冷蔵庫やトイレになるのは、現実と夢との接点だったのでしょうか。

     夢から現実に戻ったかと思わせて、実はまだ夢だったという仕掛けにわくわくできたのは、役者さんの演技が巧みだったからだと思います。大橋一輝さんのトイレに熊川ふみさんが座ったところが可笑しかったな~。
     2役を素早く演じ分けたり、物になったり、役者さんは自分に課された役割を十分以上に果たされていたと思います。何度も繰り返される華やかなアリアの尺に合わせた演技も、稽古のたまものだろうと思いました。

     大量のピンポン球が降ってきたのには興奮!しかも生きてると思って球を見るとゾクゾクしますね(笑)。踏まれてつぶれる度に「あ、死んだ!」と思ったり。
  • 満足度★★★

    夢ですが
    夢の話は何でもありな反面、面白く伝えるのは難しい。荒唐無稽に見せかけつつキチッとまとまった話にする必要があるだろう。その点は押さえていたと思うが、そのために?舞台装置が比較的簡素だったので、サイケデリックな雰囲気はちょっと物足りなかった。もっと全体が埋め尽くされるような色彩が欲しい所。もちろん舞台でそれをするのはとても難しいと思いますが。

  • 満足度★★★★

    楽しい舞台
    物語も舞台セットも表現が豊かで全く飽きさせない。
    若さと才能を感じた。
    熊川ふみさんは良い女優だと思う。

  • 満足度★★★

    初見でした
    題名通り、人が夜寝ている間に見る『夢』のお話。何人かの夢と、夢の中の夢、妄想?と広がっていくような不思議感と、夢の中なので、なんでもあり的な楽しさは、あったが、
    私にとっては、それ以上の解釈が広がらず、長く感じてしまい、物足りなかった。。。

    ネタバレBOX

    入場券がピンポン玉という遊び心で、ちょっとワクワクしたのですが、、、

    主人公の女の子のお気に入り家電の冷蔵庫、掃除機、ウォシュレット等も、擬人化された?と言うより、自分の意思で動き出すような様は、楽しかったけど、、、
    夢の中での、ピンポン玉は、自分の意思を持っていたり、ピンポン玉社会の現実やら、天敵やらと世界は広がるのですが、どうにも世界観に浸りきれず、、、

    凄い数のピンポン玉が、シャワーのように降り、飛び跳ねる空間は、良かったです。
    BGMのワルツやオペラ等も、作品にとてもあっていた。

    何が心に残ったかと言うと、、、私にとっては、見たという記憶だけになってしまいました。
  • 満足度★★★★

    バカバカしさの先に
    公演説明にもあるように。観劇後に、とんでもないサイケな所に誘われた気がする。芸術でもなくて、エンタメでもなくて、でもゲラゲラ笑って、物語の構造にびっくりして、唯一無二な「夢」物語だなぁとおもいます。

  • 満足度★★★★★

    2回目
    やはり最初はつまらない。だんだん面白くなる。
    範宙遊泳のつくり方に参加してみた。
    個性的な人達かと思ったら、意外なくらい真面目な人達なので安心した。

  • 満足度★★★★

    夢こごろがついた90分
    ワルツや、オペラの序曲をバックに、「夢」とは何かを問う内容で4つのオブジェとクライマックスに登場した、たくさんのピンポン玉が夢を盛り上げてよかったです。

  • 満足度★★★★

    ムルナウの子供
    夢だから何でもありでめちゃくちゃやっちゃいましたー。
    というものではなく、
    作家がインプットしたものを割とストレートに演劇で再現していたような印象。
    90分が長く感じた。120分だったら悪夢になってたかも。
    とは言うものの十二分に面白く観たんだけどね。
    「ラクダ」以来久々の範宙遊泳だったけど、
    山本卓卓は生き残っていくんだろうな。

  • 満足度★★★

    何が足りなかったのかなと考えてみる
    普段は偉そうに「何が足りなかったか」・・なんてことは
    言わないのですが(汗
    別にこの劇団さんに限ったことではなく、
    わりと一般的な劇団に見られる現象かな・・とも思ったので。

    ちなみに、悪いところがあるなどとは一言も言ってなくて、
    逆に新しい柔らかな感性などというのはとても面白かっただけに、
    ちょっと書いてみるだけで。

    ちなみに、自分の星の基準というのは、
    自分の好みではなくて、
    こういう足りないところがあって
    勿体ないな・・というときに
    あえて書くようなもので、
    自分の好みのようなものは年間ランキングに入れようかと・・。

    先週、火曜に関西でピンク地底人を観て、
    東京に戻ってきてから昨日の土曜日までに、
    サンプル、北京、毛皮、そしてこの範宙を観ました・・。

    みんなバラバラで、多様性に富んでいて・・。

    そうして考えたときに、自分が火曜~土曜にかけて観た劇団について、
    範宙以外は、すべて、自分の持ち味を出し切っているな・・と思ったりもしたのです。

    わりと振り切れていると思われた他のすべての劇団に対して、
    範宙はちょっと中途半端なスタンスだった気がする。

    リズムが単調だったというのもある。

    自分が観た回ではアフタートークで武田氏が、
    (日本)文学も、自分たちはクラブ(音楽)と同じように楽しめる世代にある、と
    言っていました。

    ・・そういえばな~とも思い返してみる。

    クラブと一般的に呼ばれる所の音楽
    (自分は夜遅くまで起きるのが苦手なのであまり行ったことはないですが・・早い時間帯だけ(汗)
    の多くが、生音で打ち込む音楽に比べると詰まらないものが多い・・
    (踊り手と煽り合うJUKEや、バルカンビートなどの躍動感と比べると、死人のように感じることもある)
    ・・ねぇ、ちょっと、ああいうのを生きてる演劇の手本にしてはいけないヨ、と思ってみる(苦笑

    演劇とは生の打ち込みなのだし、
    おまけにエンドレスの「夢」で行くのだから、
    もっとビートを体にしみこませるみたく、
    踊るように語ったほうが良かったんじゃないカナ、とも思ったり。

    そういう意味では、毛皮は、グダグダだけど(そしてそれが味でもある)、踊るように語ってた(笑


    そしてもういっこ。

    これは範宙だけでなくロロなどいくつかの
    これから賞を取りそうだったり、取ったいくつかの劇団に言えるのだけれど・・
    ちょっと軽い。

    舞台と言うのは正直なもので、
    それまでその作品を捏ね上げるために
    自分がどれだけ血と汗を注いできたかというのが如実に出る。

    作品の生まれた街の匂いも宿す。

    例えば作るまでに何年も掛かったという、同じ春風舎で上演した
    ひよどり山、あるいは刹那を切り取った1月の「雪」。

    若手で言うなら、火曜のピンク地底人の公演も、
    わずか60分だったけれど、
    何もかも失った「母親」について、
    想像力の限りを尽くして描こうとしていたように感じた。

    東京での公演と言うのは、
    周囲の期待もあるのか?
    有望な若手ほどハイペースな公演になりがちのように思う。

    そして観る度に、
    「もっと自分たちの中でこの物語を熟成させて、
    人びとの陰影を心の中に刻み込んでから、
    作品を生み出した方がよかったんじゃないか・・」
    と思うことが非常に多い。

    そうした早産の子供たちを観るたびに、
    もっと一年二年気長に観客たちが忘れないで、のんびりと次の子の誕生を待つだけの心構えが必要なのではないかな、とも思う。

    自分はジャンプも好きだが、ガロはもっと好きで(苦笑
    新作を何年も何年も待ち続けている作家が何人もいる。

    彼らの今までの珠玉の作品を読むたびに、
    未成熟のまま自分の想像力の産物を野に放つことには
    何の意味もないと思ったりする・・。

  • 満足度★★★★

    質感の描写力
    一言で説明すれば、
    確かにタイトルどおりの内容なのですが・・・。

    見ているうちに
    作り手の、質感の描写力にとりこまれ、
    気がつけば自分が観ているがごとく
    その夢に閉じ込められておりました。

    終わってみると
    長いような、短いような時間・・・、
    しっかりと取り込まれておりました。

    ネタバレBOX

    夢の話であり
    描かれるものに
    ぞくっとくるほどにリアルな夢の質感があって
    たぶん、観る側がいろんな取り込まれ方をする
    作品なのだと思う。

    きわめて私の例でいうと、
    何もないところから
    言葉としぐさで世界が素描されていくような冒頭、
    それが広がり学校の授業での
    夢の話に行くあたりまでは
    物語を外側から見ていた。
    で、授業の風景を夢との対比の中でそのまま眺める。
    その授業の雲行きがかわり
    夢がさらに外側に覆いかぶさってきても、
    まだ、夢の構造のなかで
    舞台を追いかけていたように思う。
    ピンポンだまから広がるものや電気製品の変態に
    目を奪われても
    それはまだ、舞台上の出来事として眺めていた。
    ルーズなエピソードの掛かり方やその崩れ方も
    理性のフィルターを通じて受け取って
    醒めた感じで見ていたような気がする。

    それが、目覚めた夢のシーンで
    決定的に視座を変えられて・・・。
    一旦、夢の感覚から離れたものが
    さらに深い夢の世界だと気付いた時、
    もはや、それは夢の外側ではなくなっておりました。
    作り手の圧倒的な質感の描写力に
    観る側としての視座が
    したたかに塗り替えられてしまっていた。

    夢の中にいる意識、
    シーンのつながりの歪みがそのままナチュラルに入り込んでくる感覚、
    抜け出したい欲望と
    やりようのないままにそのままに委ねてしまう感覚の
    端境感・・・。
    時にはコミカルに、あるいは極めてリアルなビジョンとともに
    描かれるシーンの解像度に目を奪われる。
    マクロな広がりと刹那の感触が
    夢の世界だと当たり前のように同居する。、
    事象や世界の俯瞰と
    恋人との刹那の時間の肌触りが混在した
    醒めない夢をずっと巡り続けているような感覚・・。

    役者たちも上手いのですよ。
    感覚の主体が戻る先を背負い続けたり
    しっかりとした切れで存在の軽さを描き上げたり
    ベースのトーンを塗りつぶしたり
    献身的な演技の継続でシーンを絶妙に結びつけたり
    あるいは貫いていったり・・・。
    それらの重なりから
    夢の外面と内面を立体的に編み上げられていて・・
    嵌る・・・。

    本当に秀逸な絵の前に立ち
    時間をなくしてその世界に捉われてしまったような
    そんな感じのままでの終演。

    初日ということもあり、
    本当に微小なバリのようなものはあったのですが
    公演を重ねれば
    それも含めて
    なにか味わいに変わっていくような予感があって・・・。

    この作品、なんとかして、再見したいと思ったことでした。
  • 満足度★★★★

    意味を気にせずに
    新しい感覚で楽しめた。

  • 満足度★★★

    夢かぁ?
    劇団・範宙遊泳の【夢サイケデッリック】を観劇。
    期待の20代の劇団で、以前に短編を見て以来。長編は初観劇。

    夢のまた夢の世界を描いていて、何かスタンリー・キューブリック​を思わせるようなSF感が漂っている。やや哲学的な描き方もすれ​ば、お遊戯的な描き方もしていて、時折ハッとさせるような表現に​は何度なく驚かせる。その辺りが世間のこの劇団の期待値の高さか​?更にバックに流れる音楽がワルツやオペラなので、夢の世界には​持ってこいの表現方法だ。ただ長編という枠の中では、90分が持​たないというのが正直なところだ。一応物語があるのだが、その物​語をお座なりにしているようで、途中に何度なく飽きてしまう。そ​こをもう少ししっかり取り組んでいけば、劇団・大人計画辺りは簡​単に越えてしまうのだが・・・・。

  • 満足度★★★★

    タイトルに偽りなし(笑)
    今までにいくつか観た「確かに夢だね」な芝居がミステリアスで静かめ(夏目漱石の「夢十夜」的?)だったのに対してこちらは玩具箱をひっくり返したような賑やかさ(騒がしさ?(笑))。
    それでもシュールさやブッ跳び方など確かにこれも夢で、なおかつどこまでが夢か様々に解釈できる(ネタバレBOXに例)のが面白く、何たってそのような推理・解釈を可能ならしめる冒頭の台詞が上手い(ズルいとも言えるが(笑))。

    ネタバレBOX

    解釈の例としては複数の人物の夢が組み合わさっているとか、全体がすべて舞台には登場しない人物の夢であるとか、はたまた夢ではなく、精神を患った者の妄想とか。
    しかし「マイ・シャローナ」「ソー・ファーラウェイ」「デンジャー・ゾーン」って、実は夢の主はけっこう歳がイッてるんじゃないの?(笑)
  • 満足度★★★★★


    他人が見る夢 は、
    私には想像がつかない ような 景色なのだろうな
    って
    思っていましたけれども。

    なんだか おもしろかったです。

    ネタバレBOX

    上から多々多数の が、降ってくる光景を 観れたということ。
    と。
    目の前 に 知らない夢が そこにある
    という のを 観ることが できて 
    よかったです。
  • 満足度★★★

    うーん・・・
    面白くなくはなかった、というかなんというか・・・。
    でも若干の期待外れ間、というか・・・。

    ふわっふわした掴み取りづらい作品というのも嫌いではないのですが、イマイチ爆発力にかけていたような印象。

    内容がもう一歩、私たちの考える「夢」や「現実」について踏み込めたものになっていたら。
    あともう少し発想の飛距離が大きなものになっていたら。
    あともう一段階、密度が高いものであったら。
    ・・・といった感じの物足りなさが残ってしまったかなあ、と。

    役者さんは魅力的な人が多いなあと思いました。
    特に熊川さん、舞台で観るたびに光りかたが新しくなっているのは素敵。

    ネタバレBOX

    ピンポン玉を使った演出の鮮烈さはかなり印象的。
    あれがあったのはかなり救われたというか・・・。
  • 満足度★★★★★

    初めのうちは、
    なんじゃこりゃあ。出来ることなら退場したい。
    それがだんだん、おもしろいかも。
    しまいには、かなりおもしろい。
    こんな演劇初めて見た。
    作演出の感性が非常におもしろい。
    好き嫌いは分かれると思う。
    楽日の昼に再見する。

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