満足度★★★
チラシとかとイメージ違いすぎ(笑)
チラシやポスターと公演内容イメージが違いすぎ(笑)(まあ注釈では書いてあったが)
物語的には重いですが、その重さをきっちり表現していたと思いました。
ただ、物語を見た感じでは、妻・朝子の生涯と思えたので、話の配分として子供が大きくなってからがあまり描かれてなかったのは、残念な気がした。
戦時中、特に夫の戦地の話は割とカットして、その分、その後の話をもっと描いた方がよかったのではと思えた。
しかし、浪漫狂でホロッとさせられるとは。
満足度★★★★★
ハゲの軍人さん♪
友達と観に行きました!
個性的なキャラがたくさんいましたが、中でもハゲの軍人さんがお気に入り!
(ハゲの軍人さん、きっといい人見つけると思う!!)
はじめは暗い話なのかとがっかりしてましたが(ポスターと全然違うし)、楽しかったです!
満足度★★★★
笑いと泣きのバランス
今年のGW9連休は浪漫狂さんの舞台でスタートしました。連休初日に相応しいハートフルな内容でした。
時代背景が戦時中なだけに、笑いと泣きのバランスがとても難しかったように思えます。若干笑いの要素の方が強い感じがしました。
個人的には主人公の兄がどんどん落ちていくドラマが一番ひきこまれました。弟の奥さんと二人きりのシーンは、あぁぁって感じです。できれば冒頭からもっと兄弟に焦点をあててシリアスな要素を入れて欲しかったかも。次の公演楽しみにしてます。
。。。
全く良くなかったです。正直なところ、内容だけで見たら半値の価値もないのではと感じさせられました。
扱うには難しすぎるテーマです。戦争を描くならばもっと徹底的な理解と歩み寄りが必要です。なぜシリアスな方向に持って行き切らなかったのか。あれでは実際に死んだ日本の兵隊さんへの侮辱と受け取られてもおかしくないくらい、とにかく雑で浅かった。平手打ちはするのに兵隊は本気で殴らない生ぬるさ、曹長をわざわざ英語に訳したタイトルの必要性とそのタイトルの空っぽさ、舞台の内容と無関係すぎるフライヤー写真、いらない"女を抱く"件、最後まで把握できない役の名前と関係性、無理のある老人子供の役柄とそれを笑いに変えようとする全くいらない小ネタ、最後に流れるモンパチ、とにかくどれも見ていて溜息をつきたくなる所ばかりでした。
俳優の演技としては決して下手ではなかったと思うので、)演目は背伸びせず、できる年齢やキャラクターに見合ったものでやる方が俳優が活きるのではないでしょうか。とにかく戦争をテーマにするならば、もっと徹底的な覚悟が必要です。日本人の後世に残すべき戦争の形があれでは危険すぎます。
満足度★★★
初日観劇
世代を超えて、いろいろ繋がる話は面白かった。
ただ小学生から大人まで同じ人が演じていると、
今ひとつ時間の感覚がわからなくなる感じがした。
また同じ顔で子孫やってると・・・・人物相関がちと混乱・・・
でも、伝えたい人の世の苦しさ、
暖かさなどは十分に伝わってくる芝居でありました。
上記、子供や人間関係のスッキリ感は作る側。
苦労したんでしょうが、がんばってーと思いました。
満足度★★
古い感じをうけました
こちらの評判が良かったので、期待して行きました。
が、残念ながら私には合わなかった、というか、正直どうして評価がここまで高いかがわからないという感じです。(個人的に)
戦中、戦後、現代に渡っての、ある一家族の話です。
ひとりの女性(朝子)の生涯から(また、その戦死した夫を軸に)、戦争の悲惨さや残された遺族の傷あとやなんやかやが語られていますが、すごく表面的で、今まで何度も漫画やドラマで観て来たような内容とかわるところはありません。それのダイジェスト版。
NHKの朝ドラで半年かけて見せられたらそれなりに感動したかもしれませんが、芝居として見たらかなり厳しい2時間強でした。
笑わせようとするところも、泣かせようとするところも、全てが古くさく感じました。
すみません。失礼な意見だとは思いますが、こういう意見もあってもいいかなというか、ひとつの感想としてよろしくお願いします。
満足度★★★★★
完成度
断固、見るべし! 完成度の高さは頗るつきだ。役者の演技、シナリオ、演出、音響、照明、道具なども芝居の展開を自然にすることに収斂し、メインプロット、サブプロットが見事に噛み合って太平洋戦争から現代までの庶民の、時代の中を生きてゆく姿を活写している。
時代感覚を的確に捉え、その中で生きる個々人を役者陣それぞれが、作中人物を生きるように演じていた。見事である。更に、人と人との結びつきの大切さを、わざとらしくない形で作品化できている点でも、この劇団の力が知れよう。抑えの利いた演技力の高さも一見に値する。お勧めの舞台だ。