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全く良くなかったです。正直なところ、内容だけで見たら半値の価値もないのではと感じさせられました。
扱うには難しすぎるテーマです。戦争を描くならばもっと徹底的な理解と歩み寄りが必要です。なぜシリアスな方向に持って行き切らなかったのか。あれでは実際に死んだ日本の兵隊さんへの侮辱と受け取られてもおかしくないくらい、とにかく雑で浅かった。平手打ちはするのに兵隊は本気で殴らない生ぬるさ、曹長をわざわざ英語に訳したタイトルの必要性とそのタイトルの空っぽさ、舞台の内容と無関係すぎるフライヤー写真、いらない"女を抱く"件、最後まで把握できない役の名前と関係性、無理のある老人子供の役柄とそれを笑いに変えようとする全くいらない小ネタ、最後に流れるモンパチ、とにかくどれも見ていて溜息をつきたくなる所ばかりでした。
俳優の演技としては決して下手ではなかったと思うので、)演目は背伸びせず、できる年齢やキャラクターに見合ったものでやる方が俳優が活きるのではないでしょうか。とにかく戦争をテーマにするならば、もっと徹底的な覚悟が必要です。日本人の後世に残すべき戦争の形があれでは危険すぎます。