首無し乙女は万事快調と笑ふ! 公演情報 首無し乙女は万事快調と笑ふ!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 40件中
  • 満足度★★★★★

    無題381(12-124)
    19:30の回(晴)。18:50会場着、受付(整理番号あり)〜19:00開場。

    「死神くん」から3作目です。なんとか平日で観劇できました。入ってみるといつものように半獣さんがいらして、上手側、ゲーム機を手に客席を眺めています。今夜はゲームをやっているのではなさそう、目を掻く、鼻をおさえる、ゲーム機を床に置こうと屈むが床に届かず断念、背中の矢筒が気になるのか位置を変えようとしたり、両腕を後ろに回し伸びをしたり…ん、ちょっとにやついていないか…戻るときどうだったかな、と思っていたら、そのまま後ろ足を引きずって去って行きました。19:29前説、元社会保険労務士で現在収入0の新人さん30歳、若葉マーク授与式。19:34 「One」暗転〜21:32終演。

    ニール・R・ジョーンズ「ジェイムスン教授」の機械人、C・シオドマック「ドノヴァンの脳髄」、ベリャーエフ「ドウエル教授の首」…これらは古典だけどほとんど未読。E・ハミルトン「キャプテン・フューチャー」はNHKのアニメで(生きている脳「サイモン・ライト」)。

    今夜も楽しかった。未完

    ネタバレBOX

    D-ポップのようにいくつものテイストが味わえるお芝居、毎日へこたれている者として小岩崎さんをみるだけで元気になるのでした。「モロー博士の島」とは違うけど、改造されたサイボーグたち、チープな装備が悲哀を感じさせます。

    「ヒトラーの側近たち」「ヒトラーに愛された女」、比較的最近読んだ本です。映像は「ホロコースト(1978)」「ワルキューレ(2009)」「サラの鍵(2010&2011)」。

    強引なクイズ、過酷な肉体ゲームは目の前でやられるとケッコウ迫力あって好き、ババアも好き…。

    もうここまでくると、劇団が醸し出すものが大好物なんです...ということなのかもしれません。
  • 満足度★★★★★

    サイコー★
    三回も見てしまいました(≧∇≦)

    ポップンは何回見ても飽きません!!

    次回公演も今から楽しみ♪

    吹原さんサイコー過ぎます★

  • 満足度★★★★★

    とんでもないモノを観た!
    今回もヤられた!最高傑作かもしれない。
    物語の持つ落差、ナンセンスさ、そしてドラマ性。
    すべてのバランスが絶妙だったと思う。

    リピート決定。
    これは、もう一度観たいと思わせる圧倒的な構成だった!

  • 満足度★★★★★

    やられました。
    なんとも言えない絶望から始まるんですね、この劇団っていつも。

    けれど最後は少々爽やかで、ちょっとしたイギリス映画を見た後のような感動を味わいました。

    けれど切ないですね、とても。

    気付いたときには笑いながら泣いてました。

    ネタバレBOX

    首無し乙女の子がすごく可愛かったです。
  • 満足度★★★★★

    ティム・バートン的世界観
    ダークでポップで、笑いと涙が詰まった独特の世界観を持つ傑作でした。
    現在進行系で、こういう劇団と付き合える喜びは何物にも代え難い。

    いつも以上の落差に、賛否両論あるんだろうけど、私としては断然オススメです。

  • 満足度★★★★★

    絶望と希望の物語
    皇室ものを見事に料理した彼らの新作は、まさかのナチスもの!
    しかも開始直後にヒトラーは大変なことに!

    とにかく終始笑いっぱなし。
    ところが、気がつくと重厚すぎる物語に巻き込まれて、息も出来なくなっていることに気付く。
    そして完璧なラストシーン。

    脚本の完成度と、圧倒的なグルーヴ感!
    ノッているのが肌で分かる。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりハマっちゃいました・・
    好きですねぇ~前回の作品を観て見事にハマってます!!
    ハイテンションな前説もちょっとシュールな笑いも声出して笑ってしまうとこも
    途中の目を覆いたくなる場面もでも最後はしめるとこも・・大好きですよ~☆

    ポップ ンマッシュルームチキン野郎ぜひとも次も観てみたい劇団です。

  • 満足度★★★★★

    最後のシンミリ
    フランケンシュタインの物語にも通じるところがあるようなないような。
    狂気の時代をイカれた笑いで表現するという病んだ世界観、中毒性が高いです。

  • 満足度★★★★★

    最高!
    笑って切なくて最高でした。 この作品でファンになりました。

  • 満足度★★★★★

    突飛でポップであったかで。
    首から下を機械につないで生きるだなんて、

    体のあちこちの蛇口から飲み物が出るだなんて
    脳に細工を施してテレパシーを送れるようになるだなんて
    感情の強弱でプロペラが回っちゃうだなんて
    寝ている間に改造されちゃってるだなんて!
    ないないないない!ない!

    などというちっちゃな常識など吹き飛ばしてしまう物語。
    出演者が非っ常-----に元気。気持ち良いくらい。
    不意をつかれて何度も笑わせられ、次は何を仕掛けてくれるのかとずっとワクワクしどおしでした。
    はじめから終わりまでエネルギーの塊をぶつけられているような、強風が吹き荒れる嵐のような舞台でした。

    ネタバレBOX

    とにかく博士が素敵!
    優しげな表情、苦しむ姿、活き活きと周りを盛り上げる様、銃を手に取りあえぐ姿に胸が騒ぎます。

    カミルが、ある仕草をする度に見せる笑顔は哀しすぎて見ているのが辛くなるほど。

    首無し乙女の最後の決断は責められない。
    けど、これもまた一つのハッピーエンドの形だったらいいな。と、思う。
    寄り添う二人の後姿は、絵本の裏表紙のような穏やかな暖かさを感じられて最後の最後に笑顔になれました。
    大満足です。
  • 満足度★★★★★

    最高傑作!
    我慢できずに予定を早めて、見に行っちゃいました。
    いつにもまして、フルパワーでハイテンションで、ラストにもグッときました。
    途中、笑泣きなのか、感動なのか良く分からないマヒした感じになりました。
    「ああ~この感じ!この感じ!」と、思い出しました。
    リピート確定です。

    ネタバレBOX

    お気に入りのCR岡本物語さんとサイショモンドダストさんは、いつも通りの感じで、ファンとしては安心しました。小岩崎さんのお芝居にとてもグッときました。
    映像とタイトルアニメがとても素晴らしい。小劇場演劇であそこまでのクオリティを届けてくれる劇団は他にないと本当に思う。

    途中の笑いのシーンは、賛否両論あるけれど、ぶっ飛んだ設定で笑わせてくれようとするその攻めの姿勢は、作品どうのではなく、純粋にお客さんとして嬉しい。エゴで作っている団体には無い、接客(笑)がなっている作家さんだと思います(笑)個人的には、毎回やっているパターンなので、「でた!」っと思えるのが良い。

    ラストシーンの終着の仕方も納得。すべてを説明しているようでしていないのも好きだし、終わったと思わせての一瞬残る最後の絵がとても印象的でした。
    次回は、違った位置で違った細かいところを見てみようと思います。
  • 満足度★★★★★

    最高です!
    PMC野郎さんの舞台を初めて拝見させていただきました。テンポや間の使い方が非常に良かったと思います。
    主人公、ヒロインの心情に入り込めました。
    また機会がありましたら観劇したいです。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    普通
    良くできた脚本だとは思うのですが、何かありきたりなように感じました。

    ネタバレBOX

    第二次世界大戦下のドイツ、ナチスによる人種迫害に抵抗しようとしながらも自分可愛さのために殺戮に従わざるを得なかった研究者は、せめてもの罪滅ぼしのために自分が殺したユダヤ人の恋人でチフスで死にかけていたエマの首から上を救いましたが、全てを知ったエマは尊厳死を選択したという話。

    確かに、エマを含めてあんな改造人間を作り出すような人体実験をやるのは、できるのは、戦時下しかないような気がします。

    殺されるよりは、1メートル以内のテレパシーができるようにされたり、胸にプロペラ付けられたりした方がいいのかもしれません。また、アンネのようにヒトラーの後ろにピッタリくっついて、灯台下暗し作戦で隠れているのがいいのかもしれません。とてもブラックで、シュールでした。

    しかし、可も無し不可も無しというか、可は少しあって不可は無いとは思うのですが、それほどの感銘は受けませんでした。
  • 満足度★★★★

    号泣を伴うハイテンションブラックコメディ
    赤地に人形の首も印象的なフライヤーと、何たってこの劇団名にこのタイトル。
    さぞかしイカレた笑いがさく裂するのかと思いきや、なんだよ、これ。
    あんなハイテンションで騒ぐから、もっと軽い芝居だと思ってたのに
    すごい骨太な話じゃないか、と泣き泣き思った。

    ネタバレBOX

    冒頭、映画のオープニングを思わせるアニメーションがとても良く出来ている。
    オスカーが鞄を持ってドイツの街並みを歩く。
    (鞄の中には電源につながれたエマの首が入っている)
    エマとオスカー、二人がそれぞれ闘いながら寄り添っていることを象徴するような映像だ。
    このクオリティの高さに期待が高まる。

    なぜオスカーはエマを生かすことにここまで執着するのか。
    発見された記憶を失った男は本当にエマの夫なのか。
    オスカーに感謝し、彼が創りだした若干中途半端な改造人間(?)っぽい仲間たちと
    賑やかに前向きに暮らしながらも、エマを取り巻く謎は深い。

    そしてついに明らかになった衝撃の事実。
    それを知ってエマはある決断を下す・・・。

    テンポ良く場面が切り替わり、2時間近くを飽きさせない。
    過去と現在、失われた記憶を鮮やかに浮かび上がらせる照明がとても繊細で美しい。

    扱う素材が悲惨かつシリアスなので、枝葉の部分でこれくらい遊ばないと
    “戦争ドキュメンタリー”みたいに暗くなってしまうのかもしれない。
    エマが、記憶を失い顔の判別もつかないほど傷つけられた夫と再会した時の言葉、
    オスカーが不本意ながら仲間を撃った時の自責の念、
    いつも笑っていたエマが、最後にひとり箱の中で大泣きする声、
    そして自分を許せないオスカーがもがきながら終わるラスト・・・。
    チキン野郎にここまで泣かされるとは思いもよらなかった。
    全てはこのラストの為にあったかと思わずにいられない。

    ほとんど首だけで芝居していたエマ役の小岩崎小恵さんがいい。
    最初は優しい夫に比べて大雑把な感じに見えたが
    箱の中で自由を奪われたかたちでありながら、
    表情と台詞に説得力があって素晴らしい。
    オスカー役の竹岡常吉さん、ただの親切な科学者が
    次第に苦悩する姿を見せ始めた辺りから、がぜん奥行きが出て良かった。
    エマの夫カミル(野口オリジナル/堀晃大)が収容所で痛めつけられながら
    オスカーに合図を送る時、ほとんど叫びたくなるほど悲しかった。

    ちょっと途中のギャグが気になったが、レッドゾーンすれすれを行きたいからだろうか?
    あえてタブーに触れるような笑いを目指さなくても
    この脚本の力があれば硬軟の落差は十分に出る。
    戦争やナチスを批判する目を持ちながら弱者を嗤うのは矛盾するような気がした。
    上品になる必要はないが、笑いの方向性は選んだ方が効果的だと思う。
    あ、それと「首無し乙女」じゃなくて「首だけ乙女」ですよね(笑)

    吹原幸太という人はすごい話を書くなあ。
    戦争の理不尽さをこれでもかと見せつけておいて
    それでも尚生きる人間の悲しいまでの生命力を描いている。
    戦争は人に“理不尽を受け容れること”を強要する。
    受け容れなければ生きて行けない。
    エマもオスカーもカミルも、半端な改造人間達も全てを受け容れていく。
    私はあの終わり方がとても好きだ。

  • 満足度★★★★

    ’60年代のカルトムービーみたいでした
    「癒しのブラックコメディー」の冠に恥じない出来でした(^^)
    で無駄にハイテンションで熱い舞台が楽しめました。
    日常が飛び抜けて行った感じで、
    ストレスの解消には良かったです。

    ネタバレBOX

    前説のハイテンションぶりと、
    ケンタウロスのいる開演前状態はお馴染みのものなのかな?
    面白かったケド

    話のつながりや納得のさせ方は好みでありました、
    けど、先に改造された3人の性能や前歴(戦歴かな?)の紹介は、
    もっと時間かけるところでは?

    で報道映像での、eの消し方はどっちかのeに銃口つけて、
    ボード越しに、ボード作成者撃っちゃう方が演出上良いのでは?

    ヒトラーマークⅡさんの、赤ちゃんの演技は印象深く残った。

    また狭い劇場であることがネックで、
    狭い客席下を俳優やらスタッフが通るたびに、
    ギシギシと音がするのがチト残念。
    だいたい客席の真ん中あたりで拝見していたのですが、
    妙に後ろのパイプ椅子の音とかするなぁ、
    と思っていたら、場外出るときの規制で気がつきました。
    狭くて暗い中、役者さん達大変でしたねぇ。

    オチのラストを観客に渡す設定は、
    らしくて好みな終わらせ方でした(^^)。
    (銃声も入れなかったのでGoodでした)

    8マンもどきさんの見た目の良さと、
    内容の無い改造ぶりが笑えましたが。
    もっと説明してみればよかっのにー。


  • 満足度★★★★

    臨場感
    とことんシリアスと、とことんコメディと、両方楽しめる作品でした。振り返ると、公演前に考えていたよりは、ストーリーに目新しさはないのですが、そこは演出と演技で魅せてくれます。初観劇ということもあり、はじめはコチコチで観ていましたが、楽しいところは楽しく観たいと思う演劇でしたね。もっと乗っておくんだったと思いました。

    ネタバレBOX

    主ストーリーとコメディで、別の面白さがありました。
    コメディ部の見所はやはり、研究室メンバーのドタバタでしょう。キャスト全員にそれぞれの味があって、笑わせてくれました。・・・と言いつつ、ババアさんのキャラクターは最強だよなと思うわけですが(笑)
    ストーリー部では、エマ役の小岩崎さんの演技が圧巻でした。ラストは涙・・・やりきれない余韻が残りました。

    そういえば余談ですが、「首無し」というと自分も「首から上がない」状態を想像するのですが・・・あ、もしかしてのっちのことですか?!w
  • 満足度★★★★

    おもしろい
    話を詰め合わせいるのに話が破綻していない。演出も役者もやりたいことを楽しんでやっているように感じる(^.^)
    作品と別に、劇団でこういう楽しそうな公演ができていいなーと思った。
    映写機の映像のクオリティが凄かった
    ギャグセンスが高くておもいっきり笑えたのが良かった

    ネタバレBOX

    個人的にはエンディングが…エマが死んで博士役が苦悩し続けるエンディングはやっつけ感があった。
    台本作った人的には他のパターンも考えていたんじゃないかな?タイトル通りの展開でダークな展開にせず終わらせた方が良かったんじゃなかろうか。

  • 満足度★★★★

    観た
    テンポの良さとメインストーリーがしっかりしているので、脱線して笑いを取ったりゲームをして盛り上げても、きちんと収まるのがさすが。
    オープニング映像が良かった。

  • 満足度★★★★

    よかったです
    シュールで、アナーキーで、ギャク満載なんだけど、実にしっかりとした悲しき贖罪のお話。笑えて、そして泣けましたね。

  • 満足度★★★★

    楽しく観劇
    最初から最後まで飽きることなく楽しく観劇できました。ポップンマッシュルームチキン野郎は「おい!麗子さんがご機嫌ナナメだぞ」から観ているけど,ナンセンスコメディの中にも人情と涙があり,しかもますますストーリーに磨きがかってきていると思います。この日も満員御礼,人気が出るのもわかります。次回作にも期待できるなぁ。ところで,いつも思うのだけど,あのケンタウルスにはどのような意味があるのだろう?気になっています。

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