実演鑑賞
満足度★★★★
土曜日にマチソワしました。
何か月も前から東京公演、登紀子さんが制作って言ってましたからこれは期待大だと。
若い子たちのガンバリが尊い。
福岡といえば「ドゲンジャーズ」共通するものも!?
「SUGOCAとSuicaにぃ!」というセリフで、九州の交通系ICカードのことを知りました!(笑)
東京の劇団より気取りが無くて気持ちよさアップ!
ただ、会場受けがいいのは東京のお客さんは優しんですよ。
(というか、ノリに来る人が多いかなと思います)
アフタートークでふれられていましたが、遠征しての公演の大変さ。
コロナ前には池袋演劇祭に関西から2-3団体の参加が普通でしたし、
あまり気に留めませんでしたが、劇団側の大変さは相当なのですね。
それと、東京にも「ヒーロー劇団」と呼ばれるところはあるし、
何なら東京制作の登紀子さんプロデュースの団体なんか超絶フィジカル団体。
設立10年になる(今、世代入れ替わったところとかでの}若手劇団もガンバってください!!
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。土曜日夜の部拝見しました。九州からの団体さんで初めて拝見しましたが、とにかくパワフルで元気で、楽しいお芝居でした。一人何役もこなして、ほんと大変そうでしたけど、役者の皆さん楽しそうに演じてましたよね。伝わりました。
内容と言えば懐かしい戦隊もののそれ、九州のネタを入れながらこれはこれでわかるところわからないところ取り混ぜて面白かったです。変身シーンもよかったですね。また機会があれば東京で公演お待ちしています。また違う作品を拝見したいと思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
観てきました。
土曜日ソワレ、玉置さんのアフタートーク回なり。
それもあってか、目の前の生の会話からいろいろ紡げて聞けて、よっしゃよくようわかったな、と膝打つことがいっぱいありました。それが演劇と言うもんダス。世間の人たちはよくわからんだろうけどなけどな…汗。
よくよく聞けばいまの若い人たちにはよう分からんかもだけど、まぁそれはともかくそんなんいやいや、歴史の教科書のなかに出てきそうな大昔、神武より昔のいまから2〜30年前とは違い、いまは配信で東京の演劇もふつうに全国、ファミレスとかどこでもリアタイでみんな観られる時代、ひょっとしたら福岡からすると東京よりマイアミのほうが近いかもしれない。とか思う今日このごろ。…そうだな、10年前と比べると情報格差はうんと小さい。地方の演劇人は、大きな声じゃ言えね!!が、東京で情報収集をサボったオッサンたち(自分含む汗)より情報の鮮度はもっと高いっ。それもあってか、東京以外の劇団も東京に来るにもそこまで不安はないのかもなのな。そうすると、東京での本番勝負は技巧ではないッ。熱量勝負の感情演技に力が入る。それも時代か。東京で野田秀樹(実は出身高校の遠い先輩であったりするから高校演劇の伝説を父兄からよく聞いたりもした)の時代から小劇場を知っていると言うような…斜め斜めな上から上からの目線での批評をしようとしたい気持ちを抑えきれない諸先輩がたの昔の演劇心を思い出させる燃える瞳に魂が宿る(前置き長くてすみません)。聞けば一年前から決められたキャスト、みんな熱くて誰も落とせないからお金はないが、クラファンの力で全員連れてくるのに成功。一年溜めた熱量だから、目にも役にも力が入る。
続くすまん…
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇。九州を中心に活動している劇団のため未見であったが、面白い。
この公演の見どころは、大きく2つではなかろうか。第1に物語性、第2に観(魅)せるための工夫、その両輪をフル回転させて舞台に集中させる。上演時間2時間近くだが、アッという間のような気がする。観れば その魅力は一目瞭然だが、少しネタバレ…アクション・ダンス・歌、そして和装・洋装に原住民の出で立ちなど、ビジュアル的にも楽しめる。勿論、戦隊モノであるから変身という定番シーンもある。
物語の内容は、説明やチラシに詳しく書かれており、概ねその通りの展開である。しかし そのテーマは奥深く、しかも現代的で興味深い。表層的には、神と人間(戦隊)の戦い、それを勧善懲悪的に描いているようだが、そこには夫々の思いがある。
少し残念なのは、次回公演(物語の続き)のためか もしくは観客の想像を膨らませたかったのか、台詞をそのまま受け止めれば上演時間の関係なのか、いずれにしてもラストシーンが物足りない。
(上演時間1時間55分 休憩なし)【カミVer】
実演鑑賞
満足度★★★★★
板上は奥に平台を置き素舞台。それだけアクションの多い舞台である。物語は一見勧善懲悪物の体を為すようにもとれようが、総て表現された作品は、それを受容する者達の解釈次第でその消長が決まる。従って表面的には開演前にずっと流れている音楽の歌詞のように勧善懲悪とみえようとも解釈次第で実に深い、また極めて象徴的な意味を持つ作品に変貌するのだ。今作は、その実例と観た。兎に角、エネルギーが凄い。一見バカバカしいことに此処迄一所懸命に向き合い、打ち込む姿勢の底に何があるのか? 観劇中に何度も自問しつつ拝見して居た結果は追記で報告する。