満足度★★
やっぱり不条理劇は苦手です。
とある精神病院でのクリスマスの事件。
高橋一生、小島聖、段田安則、半海一晃…
キャストの顔ぶれが良く、
ひいき俳優さんばかりなので楽しみにしてましたが、
作品のほうは、どうも私には合わなくて。
精神病院というのも、芝居や映画では、よくある舞台。
赤いインテリア、ゆっくり回る舞台、囲み舞台も好きなのですが、
やっぱり不条理劇は苦手です。
満足度★★★★
正しい事はどこにあるのか
ノーベル文学賞受賞劇作家にして、「不条理演劇」の大家、ピンター。
ピンターの作品の特徴は、部分的にみると全く支離滅裂なのに
全体でみると何故か綺麗に流れる台詞回し、全てが不確かな
状況説明、夢幻的で不穏な舞台の雰囲気… そして痛烈な皮肉。
本作、『温室』は、そのピンター独自の個性と魅力が最も先鋭的に
出ている作品で、それ故演出には大変苦労されたと思います。
演出家、役者共に健闘している、素敵で、異空間を旅するような
感覚のお芝居を120%体験出来て本当に良かったです。
満足度★★★
じわじわと染み出てくる感じ
舞台が回転し、色調は赤。舞台は病院か。少しづつ、少しづつにじみ出てくるように芝居は展開していく。なぜか息苦しくなった。
二階席で
二階B席舞台真上の鑑賞でした。役者が近くて見やすかった。ハナシ、装置、照明、音楽、美術共に不思議な演劇体験。面白って思うのに、長台詞で睡魔に襲われ。。。Z席でもう一回見ようかな。。。
満足度★★★★
異常さと、ある意味健全かもと
3月のダム・ウェイター(料理用エレベーターのこと)に続くピンター作品。
回転スピードに緩急をつけた回り舞台、人間性を無視した施設内の不思議な話でしたが楽しめました。
満足度★★★★
奇妙な感覚
赤と黒を強調して、場面によって廻り舞台の速度が速かったり遅くなったり。
小島聖さんは益々色っぽい。
常に笑顔が張り付いているがそれが次第に不気味に見えるギブス。
時折出てくる愛嬌と凶暴さのバランスが良いラッシュさんとか、良かった。
この出演者、ここで終わるの?って終わらす手法を最近よく目にする気が。久々に不穏な面白さのある舞台でした。
満足度★★★★
気持ち良いくらい
居心地の悪い芝居だった。
予想していたほど難解ではないけど、一様な解釈には収まらない芝居ですわな。
役者は高橋一生が素晴らしいんじゃないかな。
満足度★★★★
敵も味方も、嘘も本当も、生死も、、
怖かった~!意味わからない~!けど、面白い!ストーリーも結末も確かにあるのですが、何が本当で嘘なのかわからない…。でも面白かったんです。出演者では山中崇さんが素晴らしかった!
ロビーで戯曲の文庫本を買って、家に帰ってからパラパラと読んでみたんですが、私のような素人にはどう読むのか見当もつかない…やはり深津さんは凄い演出家だと思いました。