昆虫美学 公演情報 昆虫美学」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
21-29件 / 29件中
  • 満足度

    不快
    題材が、理解出来ない猟奇的な殺人事件だけど、この芝居の中でも理由や意味が解らない展開で、虐待や殺人が繰り広げられていく。
    狂気を感じたり戦慄とかじゃ無く、ただ、ただ不快だった。

  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    観るなら読まない方が良い。

    ネタバレBOX

    初見の劇団・角角ストロガのフの昆虫美学を観劇。

    昨年に死刑判決が出た松永事件(北九州監禁殺人事件)を描いた舞​台。戦後後最大の残虐事件と言われていて、マスコミに報道規制が​敷かれていて一般的にはあまり知られていない事件。詳細は下記参​照
    http://ja.wikipedia.org/wiki/​%E5%8C%97%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E7%​9B%A3%E7%A6%81%E6%AE%BA%E4%BA%​BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

    事件の内容を知らずに観ていて、こりゃ驚くほどの不条理だな?な​んて呑気な気分で観劇していたら、これが正真正銘の実話だったと​は驚いた。事件の全容を知らずに観ていたので、始まりから上手い​構成の見せ方にグイグイ引っ張られ堪能していたのだが、観劇後に​事件の全容を知ってから、この舞台は一体何なんだったんだ?とい​う疑問が浮かんできた。事件そのものがあまりにもドラマ性に富ん​でいて、今作は何故この事件を舞台に取り上げたのか?何を演出家​が感じたのか?を明確に伝えようとしていなくて、事件の再現性に​重点を置いていたので、この題材を取り上げた意味が未だに全く分​からない。が、この舞台を観た事によって、昨日~今日まで未だに​事件の事に興味を持ってしまっている観客がいる事は間違いない。​もしや?演出家はそこに狙いをつけて落とし込んだのだろうか?所​謂、そこに演出家のメッセージがあったのだろうか?それならとて​も凄い事だ。誰にも真似できない手法だ。
    でも、それは次回作を見れば分かる事だろうな。

    こんな恐ろしい事件を題材に選んで、舞台で表現してしまう女性の​作・演出の角田ルミにはあっぱれだぁ!
    もしかしたら・・・?将来は・・・?非常に期待が持てる演出家だ​。
  • 満足度★★★

    観てきた。
    嗚呼ッ!かなりヘビーな事件でした。

  • 満足度★★

    こういうのは苦手です
    先ずは本格的なセットにビックリ、舞台上の四箇所で時には同時並行的に繰り広げられる展開、この演出は只者ではないと言わざるを得ない。役者陣もしっかりしており、完成度の高いお芝居であった。餓死菓子、何分この様なものは、少々苦手なジャンルであった。

  • 満足度★★★★

    感想
    凡例のある殺人事件をモチーフにしただけあって、心に巣食う欲求への動物的本能行動、追い込まれた人間の脆弱さと葛藤等、人間の醜い心理部分を見事に描いた作品だと思います。

    大変楽しめました。
    ありがとうございました!











    ネタバレBOX

    ジジさん>心の折れた演技に感服ですw
    正木さん>恐怖するシーンが多い中、素敵な笑顔に救われましたw
    島崎さん>勝気な役柄から一転し従順な変貌が見事でしたw
    村田さん>善悪の心の葛藤がひしひしと伝わってきましたw
    青柳さん>まともな人間が垣間見る恐怖のオドオド感最高でしたw
    犬塚さん>実行役の変人ぶりに魅了されましたw
    椿さん>普通の人かと思いきや!悪女ぶりに脱帽でしたw
    網川さん>付け込まれ、追い込まれた末の人間像泣けましたw
    塚田さん>従うしか出来ない人間の迫真の演技光ってましたw
    仲田さん>少々頼りない上司感最高でしたw
    関さん>突然垣間見てしまった驚きと行動お見事でしたw

  • 満足度★★★★★

    事実は小説より奇なり
    私がこれまでに見た3作品の中でアブノーマル度はこれが断トツ。オエッとなる人がいるんじゃないかと心配になるくらいの超ギリギリなシーンも随所にあり。本当に起こった事件を元にしたということは、この劇団が普段作り出す仮想の異常度より現実世界の異常度のほうがはるかに上ということでしょう。この点が一番怖かった。

    満足度の内訳:
    スッキリ度:☆
    不快指数;☆☆☆☆☆☆☆
    角角はこれでなきゃ度:☆☆☆☆☆☆☆☆
    毎日見たい度:☆

  • 満足度★★★

    野心作、畳み掛ける展開
    刺激的な題材に挑戦した野心作で、人間の持つ影の部分を叩き付けんばかりに提示しています。
    役者の皆さんがそれぞれ個性的で、存分に各自の力を発揮しておられたようにお見受けします。特に中核となる「吉田」は、いい感じで最低の人間になっていました。
    ただ展開が速いあまり、芝居に”間”がほとんど無く、演技に”タメ”が無いのが残念だったかと思います。とはいえ、じっくり芝居をしてしまうと上演時間が2時間を越えそうですが・・・。その意味では、もう少しシーンを削っても良かったのではないでしょうか。
    とはいえ、ラスト近くの畳み掛けるような展開は圧巻でした。

    ネタバレBOX

    残念だったのは、全体的にごちゃごちゃしていた点です。
    舞台を4つのエリアに分割しているため各エリアが手狭で、役者さんの演技がせせこましくなったように見えました。しかも4つのエリアで同時にお芝居をされると、何が起こっているのか理解し難いです。
    展開が速いのはよしとしても、家族が殺人・死体遺棄に関わっていたらもう少し驚くでしょうし、見ず知らずの吉田にそんなにすんなり頼るというのもおかしな話で、どうも導入部ならびに徐々に吉田に支配されていく展開の部分に無理があったように感じられます。
    如何せん暗転が多過ぎ、特に冒頭は短い間隔で直ぐに長い暗転に入ってしまうなど、舞台を見る側としては多少ストレスに感じてしまう箇所もありました。
    多分に映像的な演出が目立つので(エンド・クレジットまで出るとは・・・)、これは映画で作ったならばすんなりと受け入れられる作品になったのではないか、と想像しています。
  • 満足度★★★★

    「観察眼を養わなければ」と思わされた作品。
     角田ルミさん脚・演の同作品。
    まず、題名にある「昆虫美学」とは、何なの?
     …とパンフレットを読んで思いました。

     いざ始まってみると…あらららら、なんと展開が早いこと。
    なかなか、話の筋を掴み取るのが難しいったらありゃしない。
     少しでも・・・推理小説か何かのように「原作」があったら、わかるのだろうけれど…角田さんが「ある事件」をテーマに、練り上げられた作品。

     だから、「角田さん的視線」…もしくは「どえらく鋭い観察眼」を持っていないとこの話を理解するには、かなり困難です。
    僕が注目していいる方は、この話の中で「須藤家妹・奈々子」を演じられている塚田まい子さんです。
     徹頭徹尾、おびえた姿を表現されていて「絶対、ヤバい以上の危険なことが待っている」と思ったとおりでした。

     塚田さんのファン的視線ですと、「やっぱり技量あるなぁ」って感じました。
    すべての出演者さんに言えることですが、「プロは難しい話の内容を噛み砕いて演じている」ということです。
     是非、ご覧になられる方は「よし、難しい話を理解してやるぞ!!」という勢いで鑑賞なさってみて下さい。

     駄文になりましたこと、お許しください。

  • ? ? ? ? ?
    私には難解でした。それぞれの人間関係、心境、言動、話の流れすべてが理解できず、なんでそうなるの?という疑問だらけ。パンフの作者の想いを読んでも良くわからない。なので、評価は?を5つ。他の方の口コミを見て理解を深めたいと思います。

    ネタバレBOX

    パンフによると金井家の人たち、「連日の通電で自分がなくなったような感じになりました」とありますが、通電で精神的な打撃受けたり恐怖心を植えつけられたような描写はなく、最初からズレた感覚の持ち主たちにしか見えなかった・・・。

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